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スイングタイプ別 堀尾研仁の目で見てわかる!スイング解析レッスン

第11回 シャンクのメカニズム

シャンクが起こるしくみは?

突然あらぬ方向に飛んでいくシャンク。一度出ると精神的ダメージが大きく、クセになりがちで、アイアンを打つのが怖くなってしまうほどの痛いミスだ。しかもなかなか自分で原因が究明できないのが、シャンクの厄介なところ。今回は計測中に河本さんが打ったシャンクのデータを元に、シャンクの予防法と出てしまった時の対処法を紹介しよう。

【プロフィール】
河本 宏文さん
年齢:39歳
平均スコア:120~130
ヘッドスピード:48m/s
河本 宏文さん 年齢:39歳 平均スコア:120~130 ヘッドスピード:48m/s

恐れると余計に出るシャンク。対処法が知りたいです

河本さん:アイアンはトップが多いんですが、突然シャンクも出るんです。一度出ると怖くなって振れなくなるんですが、そうすると余計出るんですよね。どうすればシャンクしなくなるんでしょうか?また出てしまった時の対処法を教えてください。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

複数の動きが重なって起こる複合的なミス

堀尾プロ:シャンクとは主にアイアンで起こり、フェースの付け根にあるネックにボールが当たって、右方向に飛び出すミスのことです。まれにフェースのトゥ側に当たり、同じようなミスが出る場合もシャンクと呼ぶことがありますが、ほとんどがヒール側のシャンクです。シャンクのメカニズムは、複数のマイナスの動きが重なって起こります。また繰り返し出てしまうのもシャンクの嫌な部分。それにはちゃんとした理由があるのです。

複数の動きが重なって起こる複合的なミス

河本さんのインパクトゾーン

河本さんのインパクトゾーン

■フェース角とクラブ軌道に注目!
フェース角がインパクトで30.7度と大きく開き、クラブ軌道が強いインサイドアウトになっている。


堀尾プロの解説

堀尾プロ:これは河本さんがシャンクを打ったショットのデータです。特徴的な部分が2つあります。1つはフェース角がインパクトで大きく開いていること。もう1つはクラブ軌道が強いインサイドアウトになっていることです。フェースが開いた状態でインサイドアウト軌道だと、身体からクラブを遠ざかる動きが強くなりフェースのヒール側やネックに当たりやすくなります。シャンクの原因はこの動きだけではありませんが、インサイドアウト軌道の河本さんのシャンクは、ほとんどがこのタイプのミスでしょう。

堀尾プロの解説

まずはクラブ軌道を緩やかにすることが大切

堀尾プロ:シャンクは、通常のクラブの通り道がふさがれてしまうことで起こることが多いミスです。その主な原因は右ヒザの動きにあります。スイング中に右ヒザが前に出ることで、クラブの通り道をふさぎ、インサイドアウト・アウトサイドインのどちらのクラブ軌道でも、軌道の角度がきつくなり、ヒールやネックに当たってしまうのです。スイング中の右ヒザの動きは数値化されないので、シャンクに悩んでいる人は、まずクラブ軌道を緩やかにする練習をしましょう。インサイドアウト・アウトサイドインのどちらも、プラスマイナス5度以内が目安です。

シャンクが出たらまず右ヒザを疑おう

堀尾プロ:河本さんのスイングを見てみると、ダウンスイングで右ヒザが前に出ていることがわかります。タイミングが合えば問題がないのでしょうが、合わなくなることでシャンクの症状が出てしまうでしょう。クラブを振っている時は、スイング中に右ヒザが出ている自覚症状はないと思いますので、シャンクが出だしたら、まずご自分の右ヒザの動きを疑ってみてください。右ヒザさえ前に出なければ、クラブの通り道が極端に狭くなることはありませんので、シャンクが出る確率を下げることができます。

シャンクが出たらまず右ヒザを疑おう

単純にボールから離れるだけでは解決しない

堀尾プロ:ネックやヒール側のシャンクが出ると、心理的にボールからスタンスを遠ざけたくなりますよね。フェースの真ん中より体に近い部分でボールを打ってしまうから当然なのですが、体全体がボールから離れても、シャンクは出てしまうんです。体の動きが理解できていない状態でボールから離れてもシャンクを生むメカニズム、つまり右ヒザが前に出てしまえば多少ボールから離れてもクラブの通り道がふさがれ、結局同じ結果になります。大切なのはクラブの通り道を確保することなんです。

単純にボールから離れるだけでは解決しない

ボールとの距離はそのままで、クローズスタンスが正解

堀尾プロ:シャンクの原因である右ヒザの動きはどうすれば防げるのでしょう? それは、ボールと体との距離を変えずに、右ヒザが動きにくいアドレスにすることです。つまり、強めのクローズスタンスです。クローズスタンスであれば、右ヒザを前に動かしたくても、動きにくい構えですし、例え右ヒザを動かしたとしても、クラブの通り道をふさぐまでにはなりません。左足のボールとの距離は普段の構えと同じなので、あまり意識せずにボールを打つことができます。この強いクローズスタンスはシャンク予防のための練習法ですが、コースで出た時の緊急の対処法にもなります。ぜひ覚えておいてください。

ボールとの距離はそのままで、クローズスタンスが正解

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