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スイングタイプ別 堀尾研仁の目で見てわかる!スイング解析レッスン

第10回 アプローチのミスを減らすには?

スコアに直結するアプローチのミス

アプローチショットはコントロールを要するため、フルショットに比べて難易度が高い。フルショットは、選択したクラブでしっかり打てば、想定された距離を打つことができるが、アプローチのコントロールショットは、振り幅などで距離を計算して打たなくてはならず、“ざっくり”や“トップ”のミスが生まれがちだ。どうすればこのようなミスが減らせるだろうか?アプローチでのトップが悩みという河本さんのスイングデータを見ながら、効果的な練習方法を堀尾プロに聞いた。

【プロフィール】
河本 宏文さん
年齢:39歳
平均スコア:120~130
ヘッドスピード:48m/s
河本 宏文さん 年齢:39歳 平均スコア:120~130 ヘッドスピード:48m/s

ウェッジが飛びすぎてしまい、アプローチを打つのに緊張してしまいます

河本さん:アイアンはボールがあまり上がらないことに悩んでいます。アイアンではトップが多くて、ロングアイアンは飛距離が出ないし、ショートアイアンやウェッジだと逆に飛びすぎてなかなかスコアが安定しません。特にアプローチは打つのに緊張します。どうすればクラブのロフト通りにボールが上がるのかを教わりたいです。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

マイナスの経験が、ミスの反応を起こす

堀尾プロ:アプローチの大きなミスは、打ち方や、誤った状況判断など、さまざまな原因がありますが、その一つに今までの経験がマイナスに作用して起きるミスがあります。フルショットでも起きることですが、スイングの勢いや遠心力をあまり使わないコントロールショットでは、より大きなミスにつながってしまうのです。『ダフったら嫌だな……』と思いながら打ったら、大トップなんていう経験はありませんか?

マイナスの経験が、ミスの反応を起こす

河本さんのインパクトゾーン(アプローチショット)

河本さんのインパクトゾーン(アプローチショット)

■アタック角に注目!
アタック角が5.1度とアッパーブローになっている。


堀尾プロの解説

堀尾プロ:河本さんのアプローチの打ち方は、インパクト時のヘッドがボールに対して下から上にすくうようになっています。この動きは、ボールを上げようとしたり、“ざっくり”を嫌がって打ったりすることで生まれています。芝から直接打つアプローチがアッパーブローになっていると、トップか大きくダフるかのどちらかにしかなりません。これではなかなか思い通りの距離を打つのは難しいですね。

堀尾プロの解説

アプローチは緩やかなダウンブローでボールをとらえよう

堀尾プロ:自分の振り幅で距離を調整するアプローチショットは、できるだけヘッドのアタック角を一定にしたいところです。ツアープロは、厳しい条件下で毎回ピンに寄せなければならないので、アプローチショットにいくつもバリエーションを持っていますが、アマチュアの方なら一つの打ち方で安定して打てるほうが、確実にミスを減らすことができます。目標とする数値の目安は、アタック角をマイナス5度(マイナスはダウンブローの値)から0度に抑えることです。ヘッドが緩やかになればなるほど、ボールへのコンタクトが一定になりやすくインパクトのロフトが安定しますよ。

“ざっくり”、“トップ”はアドレスから生まれる

堀尾プロ:フルショットはもちろん、アプローチでは特にアドレスが大切です。アドレスの形が間違っていると、ボールを打つのにヘッドを操作しなければならず、ミスの確率が非常に高くなります。河本さんの場合、ハンドファーストの度合いが強いので、ヘッドの最下点がボールの手前になるアドレスになっています。そのまま打てば“ざっくり”になる構え方なのですが、ミスの傾向がトップということですから“ざっくり”を嫌がり、無意識のうちに自分でヘッドを操作して“トップ”になってしまっています。

“ざっくり”、“トップ”はアドレスから生まれる

ソールを使えるようになれば、大きなミスは撲滅できる

堀尾プロ:どのクラブにもソールという部分があります。このソールは地面を滑るようにできており、そのおかげでクラブは地面に刺さりにくくなっています。しかし河本さんのようにハンドファーストの度合いが強すぎると、このソール部分が使えなくってしまい、地面に刺さりやすくなるのです。大きなミスを減らすには強いハンドファーストは厳禁。ソールを上手く使うために緩やかなハンドファーストを心がけましょう。

ソールを使えるようになれば、大きなミスは撲滅できる

大きなミスをしないアドレスを身につけよう

堀尾プロ:アプローチの主なミスは、正しいアドレスでかなり軽減することができます。“ざっくり”は強いハンドファーストやボールを右に置きすぎたりすることで起きやすく、“トップ”はアドレスで右足に重心がかかりすぎていたり、ボールを上げようとする動きで起こりやすい。そうした構えで出たミスを怖がって、自分で間違った操作をして逆のミスを引き起こしてしまうのです。緩やかなハンドファーストで構え、重心は中心か、やや左足にかけます。そしてその重心を動かさないようにして打ちます。そうすれば毎回同じインパクトロフトを保ちやすく、少々手前からヘッドが入っても、ソールが地面を滑ってくれるので、大きなミスが生まれにくくなります。正しいアドレスと緩やかなダウンブローを目標に、練習に励みましょう。

大きなミスをしないアドレスを身につけよう

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