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スイングタイプ別 堀尾研仁の目で見てわかる!スイング解析レッスン

第7回 飛距離アップの肝は!?

飛距離のロスが数値で分かる

「M-Tracer」は、曲がりに関することだけでなく、どれだけ効率良くスイングできているかも数値で見ることができる。それが“ナチュラルアンコック”。インパクトにかけてヘッドを加速させるために必要な動きで、ダウンスイングにおけるグリップの減速率を表した数値だ。この数値が高いほど、トップで蓄積したエネルギーを解放させ、効率良くヘッドを加速させることができているということなのだ。では、正木さんのナチュラルアンコックはどれくらいの数値を示しているのだろう?

【プロフィール】
正木 佳基さん
年齢:36歳
平均スコア:95~100
ヘッドスピード:40m/s
正木 佳基さん 年齢:36歳 平均スコア:95~100 ヘッドスピード:40m/s

曲がりの強いスライスで飛距離も出にくい

正木さん:ドライバーのスライスに悩んでいます。たまに曲がり幅が少ないフェードボールが打てるのですが、ほとんどが曲がりの強いスライスです。逆にアイアンはひっかけが多いです。ドライバーとアイアンのミスがバラバラなので、ドライバーの調子が良いとアイアンが当たらず、その逆もあります。なので、どうやって練習すれば上手くなるのかが分からないんです。ミスの原因が何なのか?どのように練習すれば正しい軌道になるのかを堀尾プロに見てもらいたいです!

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

いわゆる「手打ち」とは、グリップが減速しきれていない状態

堀尾プロ:聞きなれない言葉かもしれませんが、「ナチュラルアンコック」とは効率良くボールを飛ばすのにとても重要な要素です。ダウンスイングでコックをリリースする際、クラブのグリップ側が減速することにより、クラブのヘッドが加速する動きを指します。一般的に手打ちと言われる動きは、コックとリリースがよくできておらず、グリップ側がしっかりと減速できていない状態で起こりやすい、アマチュアゴルファーに多い症状です。これを数値で見られるのが“ナチュラルアンコック”なのです。

いわゆる「手打ち」とは、グリップが減速しきれていない状態

正木さんのナチュラルアンコック

正木さんのナチュラルアンコック

■ナチュラルアンコックの数値に注目!
グリップスピードの減速が緩やかなため、ヘッドが加速しきれていない。

(注)ナチュラルアンコック:24.3%


堀尾プロの解説

堀尾プロ:ナチュラルアンコックと言われても、なかなか動きをイメージしにくいと思います。グリップが減速してヘッドが加速する動きを例えると、投げ釣りを思い浮かべてみてください。エサを遠くに投げるときは、手首を使って釣竿をしならせて、投げますよね?そのとき、手首を止めるような動きをすると釣竿がしなってエサがより遠くに飛びます。この原理がナチュラルアンコックです。グリップ側の減速率が低いと、釣竿と同じようにクラブの先端、つまりヘッドが走らず、ヘッドスピードが上がらない。正木さんのグリップは、減速はしていますが、もう少し強く減速したいところです。この減速率を上げることが、飛距離を伸ばす重要なポイントなのです。

堀尾プロの解説

目指すは減速率30%以上!

目指すは減速率30%以上!

堀尾プロ:一般的な男子プロのグリップ減速率は、大体40%から50%です。一般的なアマチュアゴルファーは10%台の方が多く、それだけ飛距離をロスしているということになります。まだまだ飛距離を伸ばすポテンシャルを持っているゴルファーが多いのです。ここでの数値は、ナチュラルアンコック(減速率)30%以上を目指しましょう。よく“腕の力を抜いて”と言いますが、これは手に力が入りすぎているとスムーズにグリップスピードが落ちず、ヘッドが加速しにくくなるからです。この減速率の数値は、どれだけ“力んで”打っているかを表す数値でもあるんですよ。

“しっかり振ろう”という意識が、逆に減速率を低下させている

堀尾プロ:上半身の力が強い正木さんは、腕にも力が入りすぎてしまう傾向があります。減速率は24.3%とそれほど悪くありませんが、もう少し頑張れば、まだまだ飛距離を伸ばせるポテンシャルがあるのです。上半身が強いスイングだと、どうしても腕も一緒につられてしまい、グリップスピードは減速しにくくなります。正木さんの減速率アップのポイントは、上半身の力感にあります。

“しっかり振ろう”という意識が、逆に減速率を低下させている

体ではなく、ヘッドを動かすイメージを持つ

堀尾プロ:減速率を高めるには、ヘッドを動かすイメージが大切です。正木さんは、スイング時、上半身に力が入り、腕や手も力んでしまっています。そうすると手首が硬直し、グリップスピードが減速しにくくなるのです。どんなに力を入れて手が早く動いても、肝心のヘッド側が加速しなければ飛距離にはつながりにくい。ヘッドを速く動かすには上半身の力感を少なくし、手首をやわらかく使ってグリップスピードを減速しやすくしましょう。

体ではなく、ヘッドを動かすイメージを持つ

両足を揃えて打ってみよう

堀尾プロ:ヘッドを加速させる動きを体感できるドリルを紹介します。アドレス時に両足を揃えて肩から肩ぐらいの振り幅で実際に球を打ちます。気を付ける点は、フェース面をしっかりとスクエアに戻すように心がけること。力いっぱい打つ必要はありませんし、ボールが曲がってもあまり気にしなくて結構です。大切なのは、目標に向かって真っ直ぐボールを打ち出すことです。このようにして打つと、グリップ側が減速し、ヘッドが加速しないとボールは真っ直ぐに飛びません。この練習でしっかりとヘッドを加速させる動きを覚えて、飛距離アップを目指しましょう。

両足を揃えて打ってみよう

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