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スイングタイプ別 堀尾研仁の目で見てわかる!スイング解析レッスン

第6回 諸刃の剣 アッパーブロー

いわゆるあおり打ち!タイミングが狂えば大曲がり

河本さんの悩みは、右にも左にも散ってしまうドライバーショット。河本さんのスイングを「M-Tracer」で解析したところ、軌道はインサイドアウトで、インパクト時のフェース角もクローズ寄りになってしまっていることが分かった。では河本さんのアタック角はどうなっているのか?さっそくチェックしてみよう。

【プロフィール】
河本 宏文さん
年齢:39歳
平均スコア:120~130
ヘッドスピード:48m/s
河本 宏文さん 年齢:39歳 平均スコア:120~130 ヘッドスピード:48m/s

フェースの真ん中になかなか当たらない

河本さん:ドライバーはプッシュアウトが多いのですが、たまに強いフックが出たりして安定しません。普段はある程度力をいれて打っているのですが、力みすぎなのかと思って力を抜いて打ってみたところ、手打ちになってしまう気がするんです。アイアンはトップが多くボールがあまり上がりません。フェースの真ん中にもなかなか当たらないので、ミート率も上げたいですし、右にも左にも行く弾道をどうにかしたいですね。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

ドライバーは当たっても、アイアンではダフリに

堀尾プロ:インサイドアウト軌道の河本さんは、クラブがVゾーンから内側に外れてしまう傾向があります。いわゆる“クラブが寝てしまう”という動きです。これは、ヘッドがインサイドから降りてくる動きのほかに、下から上にすくうような動きになる“あおり打ち”になりがちです。アッパーブローと言うと聞こえは良いのですが、この角度が強いとかえって飛距離が出にくくなります。

ドライバーは当たっても、アイアンではダフリに

河本さんのアタック角

河本さんのアタック角

■インパクト時のクラブ軌道に注目!ボールに対してヘッドが下から上へ、すくうような動きになっている。

(注)アタック角:11.0度(アッパーブロー)


堀尾プロの解説

堀尾プロ:アッパーブローは、フェースをコントロールして、しっかりと芯で打てれば、飛距離を稼ぎやすい打ち方です。けれども、これができるのは一部の上級者に限られてしまいます。一般のゴルファーは、ボールの高さを出そうとしたり、体重が右足に残りすぎたりして、正しいアッパーブローにはなっていません。アッパーブローの角度が強いと、ドライバーはフェースの下部に当たりやすく、スピン量の多い弱々しい弾道になってしまいます。何より芝から直接打つ機会の多いアイアンでは、とてもダフリやすくなります。

堀尾プロの解説

アッパーブローが許されるのはドライバーだけ

アッパーブローが許されるのはドライバーだけ

堀尾プロ:ティアップしてボールが宙に浮いている状態で打つドライバーであれば、アッパーブローで打つことは可能です。しかしアイアンは地面から打つため、アッパーブローでは直接ボールを打つのが難しく、ボールコントロールができなくなります。とはいえ、アッパーブローがすべて悪いというわけではなく、ほどよいアッパーブローはドライバーでは効率の良いボールを打つのに有効です。アッパーブローもアタック角の目標数値はプラスマイナス5度。0度が100点満点というわけではないので0度を無理に目指す必要はありません。

プッシュアウトもフックも、あおり打ちからつながるミス

堀尾プロ:クラブが寝やすいインサイドアウト軌道の方は、あおり打ちになりやすいのですが、河本さんも同じです。ドライバーをインサイドアウト軌道で振ると、フェースが返らなければプッシュアウト。フェースが返りすぎればフックになります。そこにあおり打ちが加わると曲がりの度合いが大きくなり、ボールが上がりすぎる症状になります。アイアンではトップが多いようですが、これは普通に打てばダフリになるので、それを嫌がって、身体が起き上がって打っているのでしょう。

プッシュアウトもフックも、あおり打ちからつながるミス

“ややダウンブロー”のイメージを持つと効果的

堀尾プロ:アッパーブローのヘッドの動きは、インパクトの後にヘッドが最も低い位置になるダウンブローとは違い、インパクトの前で最も低い位置を迎えます。ダウンブローの時と同じように、ヘッドの軌道が円になるようにイメージし、インパクトする瞬間を円の一番低い位置で迎えるように意識しましょう。最初は矯正もかねて、ややダウンブローぐらいの意識で振るといいと思います。少し大げさにやるぐらいの方が、イメージがつきやすいのでおすすめです。

“ややダウンブロー”のイメージを持つと効果的

触れたらアウトのタオルドリル2

堀尾プロ:タオルドリルは、ヘッドの通り道を意識するのに有効ですので、強いアッパーブローの矯正にもこれを使います。ダウンブローと違い、アッパーブローはボールの30cmほど手前に置き、実際にボールを打ちます。インサイドアウト軌道がきつい方は、少し内側に置き、そのタオルに当たらないようにしてスイングすれば、インサイドアウトとアッパーブローの両方が矯正でき一石二鳥です。このドリルはいつも通り、しっかりとスイングすることがポイントです。恐る恐るスイングしていると、修正の効果につながりにくいので、怖がらずにいつも通りのスイングを心がけましょう。

触れたらアウトのタオルドリル2

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