活用事例 写真家 遠藤湖舟様

導入事例:写真家 遠藤湖舟様 64インチもの高画質大判プリントによる写真作品の新たな見せ方 PX-20000

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活用製品

PX-20000

(注)販売終了製品

ビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタインクによる広い色再現
64インチの大判世界で、写真やファインアート作品に必要な高画質を実現。

PX-20000
現行機:SC-P20050シリーズ

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活用会社様のご紹介

写真家 遠藤湖舟様

外観写真

自然界の美の神髄をすくい取ろうとする作家である遠藤湖舟氏。対象を直感的領域から詩的領域あるいは論理的領域へと転移させてきた。
2015年に大規模個展となる遠藤湖舟写真展<「天空の美、地上の美。」~見つめることで「美」は現れる~>を、日本橋高島屋をはじめ主要4会場で開催。氏の作品に対するイメージを実現するべく、エプソンの顔料インクジェットプリンターが採用された。
約8万人の来場客が氏の作品に触れた。

写真を始めたきっかけ

長野県の野山や星空。その豊かな自然に触れた幼少期が、感性の原点

遠藤湖舟氏

写真家 遠藤湖舟氏

父が銀塩カメラを持っていたことから、ボクも小学校時代からそれを使って「撮る」ということをしていました。大学は理工系の学部に行きましたが、もともと化学が好きで、中学校時代にはフィルムの現像をしていましたね。また、長野県は雄大な山々や河川が身近で、自然は特別なものではなく、そこに当たり前のように存在するものでした。また、天体望遠鏡を買ってもらい、毎晩のように、星を観ていました。このあたりも、「感性」の原点になっていると思います。

写真作品づくりに際して心がけていること

撮るときは理屈抜きに、素直に撮っています

自然の美を写真作品のモチーフにしていますが、撮るときはあれこれ理屈抜きに「素直に撮る」ということを心がけています。対象に向かう時には、撮るということよりも自分が対象の「何に惹かれているのか」を大事にしています。色彩だったり形だったり、あるいは対象を包む空気だったり、「惹かれた何か」に出来るだけ踏み込んで一つの写真にしています。だから、「対象が良かったから撮りました」というのは、違うかなと。例えば、月などの天体を撮る場合には、建物を入れて情緒的に撮るというのは昔から行われて来ていますが、それは何だか違うなと思います。月なら月で、月そのものから受け取ったものを素直に撮るという感覚がボクにはあります。一方で、カメラは「視覚の拡張装置」、つまり私たちの視覚が捉えられない部分を見せてくれる装置ですので、人間の視覚を超えることに撮影の意味があろうかと常々思っています。これは事実をより正確に捉えるという意味において、対象を素直に撮ることと同じステージにあります。
今回、3月末から8月にかけて髙島屋で大規模な巡回写真展(日本橋、京都、大阪、横浜)を開催し、8万人の方に足を運んでいただきました。写真展は、百貨店での開催ということもありますが、普段あまり写真展に行かない方も来られていて、驚いたことに何人もの方々が、「何度も会場を行ったり来たりして見ました」とか「先生ですか?もう本当に感動しました」との感想を、目を輝かせながら伝えて下さったのです。ボクの写真ってそんなに感動するのかと、逆に不思議な感じがしました。「月」や「太陽」の作品群の前で涙が出たという方々もいらっしゃいました。
特別のものを撮っているわけでもなく、普段身近な存在の月や太陽に、なんでそこまで感動するのかなと思いますが、たぶん、みなさんが心に持っているイメージ、月や太陽と結びついたそれぞれの人生の楽しかったこと悲しかったことがあるのかもしれない。それらがボクの作品を見たときに共鳴し、湧き上がって来たのかもしれない。
そう考えると、ボクの写真に理屈があってはならないと思いました。
見に来て下さった方々の反応に写真家が驚き、「素直に撮っている」ことの意味を、改めて気づかせてもらいました。ほんとうに感謝しています。

今回の展示では自然や宇宙が主でしたが、他のモチーフもたくさん撮影していて、今後はそれらも発表したいと思っています。また、「自分は何に対して心が震えるか」ということを素直に表現していきたいと思っています。そういう意味では、対象は人間だったり昆虫だったり微生物だったり、、、無限ですね。

高島屋で大規模巡回写真展を実施。

高島屋で大規模巡回写真展を実施。

エプソンのPX-20000が64インチ大判での高画質作品を簡単に実現。

エプソンのPX-20000が
64インチ大判での高画質作品を簡単に実現。

理屈のない、素直な写真が、見る者の感動を呼び起こし、共鳴を与える。

理屈のない、素直な写真が、見る者の感動を呼び起こし、共鳴を与える。

エプソンの大判インクジェットプリンター「PX-20000」を使ってみて

デジタルの可能性は100倍、1000倍

日頃から最先端の技術には大変興味があります。ワクワクしますよね。写真がデジタルの時代になって、カメラそのものやプリンターの性能がどんどん向上することで、銀塩フィルムの時代には一般の人には技術的に困難だったこと、例えば暗室での現像作業や写真を撮るときの光源の色温度調整などが解消されて、技術的な裏付けがなくても感性でアート的表現が出来る人が飛躍的に増えています。デジタルの時代はフィルム時代の100倍、1000倍の可能性があると思っていますが、まだ使われているのはほんの一部、だからこそいくらでも発展する余地があると考えています。写真は撮って終わりではなく、撮るという作業を起点にそこからどのように表現を広げていくかが重要だと思いますね。
もともとエプソンのプリンターは使いやすいということもあり、10数年前の染料インクの時代から使っていました。その中で、特に顔料インクになったときにプリントアウトした時の色がそのままで決まるようになったのが良かった。色調整をしやすいのも良い。ボクは、単に撮るだけでなく、プリントアウトまで行うのが自分の役割と思っています。

今回、本当にありがたかったのは、プリンターの性能が良く、操作や色調整作業に労力をかけずデータに集中できたということ。先にも話した銀塩フィルム時代の煩わしい作業をしなくて済んだということですね。自分がイメージした写真がすぐにプリントでき、PX-20000という64インチ対応のプリンターで、ここまで大きな作品を簡単に、楽にプリントできるのかという驚きが大きかったです。今後、エプソンさんに期待することとしては、技術的には今のままでも十分満足はしていますが、わがままを言うと、オレンジなどもう一歩色域を広げていただくと、頭に描いていたイメージをさらに素直に作品として仕上げることができると思っています。A1+サイズやB0+サイズ対応では、すでにそのような商品(SC-P7050V/G、SC-P9050V/G)も発売されているということなので、今回使用したPX-20000も色域拡大を期待しています。
また、2006年の個展のころから、展示については、昔からよくあるような、単に枠に飾った写真での展示は避けたいと思っていました。畳大(約900×1800mm)の大きさにプリントアウトするだけでも印象が異なりますし、一般的な紙以外のもの、例えば屏風やアクリル板、テキスタイルなどにより写真の表現は圧倒的に広がると思います。エプソンさんも、Tシャツのような布地、いわゆる紙以外も対象にしたプリンターをすでに発売されているということですが、写真作品にも対応したさらなる高画質機能の搭載を期待しています。

お客様の評価ポイント

64インチもの
大きな作品が可能

プリントアウトまでの
作業が簡単

色調整作業の
煩わしさを軽減

製品に関するお問い合せ・資料請求

エプソンインフォメーションセンター

TEL050-3155-8066

上記電話番号はKDDI株式会社の電話サービスを利用しています。
上記番号がご利用いただけない場合は、携帯電話またはNTT東日本、NTT西日本の固定電話(一般回線)からおかけいただくか、042-585-8444までおかけ直しください。

お知らせ

PDFに記載のエプソン販売株式会社の住所が、本社移転に伴い変更となっております。
【2016年3月7日(月)以降の新住所】
〒160-8801 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 29階