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常磐建設株式会社は、本社がある香川県観音寺市と支店がある同県三豊市エリアで、主に県道、市道の舗装工事を行っている。業務に欠かせないA1サイズの図面が出力できる大判プリンターとして、2013年10月、出力スピードが速く、印字もきれいな「SC-T3050」を導入。同社の日々の業務を支えている。
土木・舗装工事業務を支える大判プリンター
常磐建設株式会社
常務取締役
東 裕己 氏
常磐建設株式会社の業務の約9割は公共事業。残りの約1割が民需である。東常務は、「公共事業は、舗装工事のほかにも土木工事として、道路、河川、砂防、港湾、ため池等の工事、民間工事は宅地造成の設計及び施工、駐車場等の舗装を行っています。」と説明する。
仕事のパターンは主に2つ。1つはすでに設計が固まっており、送られてきた図面データを出力して工事を始める場合。そして、2つめが同社側から要件に合わせて提案を行う場合である。提案を行う場合も仕事の始まりには必ず大判の図面が必要となる。土木・舗装工事業務において、大きな図面を出力できる大判プリンターの担う役目はとても大きい。
奥行きが隣のデスクとほぼ同じで、オフィスに置いても違和感のない大きさとデザイン。
メインはA1の図面 一度に50枚を連続出力することも
常磐建設株式会社
工事課長
鈴木 晴久 氏
常磐建設株式会社がエプソンの大判プリンター「SC-T3050」を導入したのは、2013年10月のことである。
同社がSC-T3050で出力するのは、道路の平面図や断面図といった図面がほとんど。図面の大きさはA1かA1の長尺で、地形や構造物の形などによって、長いものだと2mくらいになる場合もある。場合によっては、1度に50枚程度のA1図面を連続して出力することもある。
大判プリンターで出力する図面は、入札や工事の開始時など、業務の要所で必要となるため、一番怖いのが急に使えなくなることだ。
鈴木課長は、「図面を提出する予定の前夜などに急に使えなくなると本当に困ります。ですから、スピードや機能はもちろん重要ですが、信頼性がとりわけ重要なポイントです。いろいろなメーカーの大判プリンターがありますが、エプソン製品を信頼していたのでSC-T3050を選びました」と語っている。
大判プリンターを利用するのは、鈴木課長をはじめとする5、6人。各自のパソコンから、LAN経由で出力している。
常磐建設株式会社の出力見本。細かい線や文字・数字も、クリアに出力している。
出力図面を見ながら担当者同士で打ち合わせ。プリントがクリアなので、打ち合わせもはかどる。
圧倒的な出力スピードや高耐水性インクメンテナンス性能などを評価
利用を開始して、同社の大判プリンターを利用するスタッフ全員が一番驚いたのは、その出力スピードの速さだ。鈴木課長は、「前のプリンターも速いと思って使っていましたが、まったく違いました。体感的には3倍くらい速くなった感じです。ヘッドの動作が速く、紙が出てくるスピードが全然違いますね。A1を50枚出力するような場合は、時間が3分の1になると、ものすごく効率がよくなります」と評価している。
SC-T3050は、スピード重視の「速い」モードや画質重視の「きれい」モードなど用途に合わせた出力モードを用意しているが、同社ではほとんど「速い」モードで出力している。鈴木課長は、「速いモードで十分きれいなので、いつも速いモードで出力しています。細かい線も鮮明に出力されるので、まったく問題ありません」と語っている。
現場は基本的に屋外なので、当然図面も現場である屋外に持参する。雨の日に図面を屋外でわざわざ開くことはないものの、突然雨に降られることはある。そんな時でも、耐水性に優れた顔料インクなので、少々の雨では滲みにくく、その安心感は大きい。
そのインクを収めたカートリッジは、700ml/350ml/110mlと容量が異なる3種類が用意されている。同社は一度に多くの枚数を出力することが多いので、インクの減り方も速い。特にブラックをよく使うので、ブラックのみはコストパフォーマンスの高い大容量700mlのインクカートリッジを使い、他の色は単体のコストが安い350mlを利用するなど、利用状況に合わせて使い分けている。
SC-T3050は、プリンター上部の用紙ガイド上で、ロールペーパーアダプタを左右から取り付けてスライドさせるだけで用紙装着が可能。大判プリンターでは常識だったスピンドルがなくなった。「軸がなくなったので、用紙の取り付けが簡単になりました」(鈴木課長)。
SC-T3050は、地域の重要なインフラである道路を造成し守ってきた常磐建設の業務品質の向上と効率化に、これからも貢献していく。
2.5型の大型カラー液晶パネルを備え、操作方法をわかりやすくガイド。
インクカートリッジは700ml、350ml、110mlの3種類。入れ替えは前面から可能。
A1をクラス最高レベルの約28秒で出力。とりわけ大量出力の際、大幅な時間短縮が可能になった。
新開発のマットブラックインクで、線画や文字で重要となる黒濃度の向上と滲みの少ない印刷が実現した。
耐水性に優れた顔料インクを全色に採用。屋外の現場でも、雨を心配せず図面を閲覧できる。
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050-3155-8066
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