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導入事例
導入事例 松本市商工観光部観光温泉課様 >>独自のストックフォトシステムでオンリーワンのポスターを豊富に作成、街の活性化に貢献。

長野県のほぼ中央。松本市は、西は岐阜県に隣接する上高地から、東は美ヶ原まで、豊富な観光資源を有する観光都市である。市はその観光資源のさらなる活性化を目指し、2004年に「観光戦略本部」を立ち上げた。観光温泉課は、観光戦略本部が立案する方針に基づいて、観光振興を多角的に実践する部署である。その一環として、このほど一般公募で集められた写真を利用し、マックスアートを活用したオンリーワンのポスターを制作し、観光協会加盟店舗へ提供するシステムを考案した。画一的でない松本市の素顔を紹介する新しいカタチとして、注目を集めている。
導入背景>>公募写真ポスターで、豊かな観光資源をアピール
多品種少ロット >>1枚からでも、オリジナルポスターが作成可能
多彩な活用 >>可能性を広げてくれたマックスアート
これからの構想 >>マックスアートだからできる、観光振興の新たな展開
導入モデル
PX-9500
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導入背景公募写真ポスターで、豊かな観光資源をアピール
■アーカイブ事業
松本市は2005年より、県内外の一般の方から松本市の風景写真を公募。これまでの観光写真にはなかった新しい視点の写真を有償で買い取るアーカイブ事業を始めた。アーカイブ事業は、入賞作品にのみ賞金のある従来の写真コンテストとは異なり、応募者81名、応募点数も2500点と多く、市はその中から181点を買い上げた。この事業の先頭に立っている小穴氏は
「従来の観光ポスターに使っていた写真は定番タイプで、種類も少なかったので、それを補っていくことが目的でした」と語る。
その後、写真が増えたことから、この写真を有効利用するアイデアとして、マックスアートを使ったポスター制作に乗り出した。
■街づくりの一環
マックスアートによるポスター制作の目的は、街を活性化すること。小穴氏は、観光は『人を集めること』と思いがちだが、実はそうではないという。
「環境事業は街づくりをどうするか、人づくりをどうするか、そしてそれは継続性はあるか、さらに、いらっしゃった方の満足度はどうか、という視点が大切です」。
こうした視点を通じて、街を元気にする。ポスター制作はその活動の一環だという。そこには、既存の観光ポスターにはない、新しい視点から松本市をとらえた写真によるポスターで、観光客にも、街の人にも松本市の観光資源を再認識してもらいたいという願いが込められている。


松本市商工観光部観光温泉課
課長 小穴(おあな)定利様

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多品種少ロット1枚からでも、オリジナルポスターが作成可能


■キーツール
ポスター制作のキーとなるのは、マックスアートPX-9500。PX-P/K3インクを搭載した、高画質モデルである。
既存の観光ポスターは印刷会社に依頼して何千枚単位で制作していたが、実際のイベントでは数枚しか必要としない。ムダなうえ、高額なことからポスターの種類も少なくなる。小穴氏は、この問題を解決する手段が、マックスアートだったと語る。
「私たちは、ポスターは1枚あれば十分、その代わり多くの種類が欲しい、というのが実状です。マックスアートによるポスターの内製化は、1枚からでもコストを抑えて作成でき、まさにうってつけですね」。
観光宣伝の訴求ポイントは、季節や対象によって異なる。たとえば暖かい九州のお客さまには冬の信州を訴求するなど、誰に対して何をアピールするかを考えたとき、ポスターは千差万別となり、多品種少ロットに行き着く。
■高品質出力
マックスアートPX-9500の画質について「公募で集まる写真はプロ・アマチュアを含めて、いい機材で撮影しています。出力の段階でも、それを損なわないよう高画質でなければなりません。その点、PX-9500は被写体とカメラの間にある空気感まで表現できています」(小穴氏)、「濃度の高いブラックインクで、黒の部分の締まりがいい」(加藤氏)と高く評価。マックスアートの表現力が松本市の風景がもつ雰囲気、空気感まで再現できているとのことである。

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多彩な活用可能性を広げてくれたマックスアート


小穴氏は、さまざまな用途にマックスアートを活用していることについて、「初めからアイデアがあったわけではなく、マックスアートを導入したら『こんなこともできる』と幅が広がってきました。結局、マックスアートで何ができるかではなく、活用する私たちがどこまでできるかがポイントでしょうね」と語っている。
■バーチャル体験での活用
観光温泉課が開催する年間10件以上のイベントで、マックスアートの大判ポスターはひときわ目を引く。
一番好評だったのは、松本空港の就航先である福岡や大阪、札幌で、上高地のバーチャル体験を企画したときである。B0プラスの巨大サイズのポスター7枚をつなぎ合わせ、上高地の風景をパノラマ写真のようにしてブースを囲んだ。ブースの中に上高地そのものを作ったわけだ。マックスアートによるポスター制作を担当している加藤氏は振り返る。
「実際の上高地をよく知る案内のパークボランティアの方もその描写力に驚き、『これが上高地です』と自信をもって説明していました」。
上高地そのものを持っていくことはできないが、写真の大きさと、空気感までも繊細に再現するマックスアートならではの表現力が、小さなパンフレットでは伝わらない臨場感あふれる上高地を紹介してくれたという。
■プレゼント写真の作成
小さいサイズの写真を大量に出力する際には、マックスアートを活用して、面付けすることにより一度に大量に出力することができる。この方法により、上高地バーチャル体験では、PX-9500でB0サイズの写真用紙に、写真を1列3枚に面付けして、まとめて出力。景品としてA3サイズの写真を100枚ほど用意し、プレゼントした。
「小さいサイズの出力のときも、こうして大判サイズを使うと、早くできますね」と、加藤氏はマックスアートの大判出力の有効性を語る。
■駅構内などでのポスター
観光客の窓口である観光情報センターでは、季節に合わせたタイムリーなオンリーワンポスターが入口を飾る。駅構内の観光協会では、雄大な北アルプスのパノラマ写真がひときわ目を引いている。駅の自由通路にも、ポスターが展覧会のように並んでいる。また市の三役の部屋に飾られた四季折々のポスターは、来客との話題づくりに役立っている。
■市民との交流
マックスアートは、大学の授業や市民講座にも解放され、市民との交流に大きく貢献している。松本大学のホスピタリティ学科には、松本市を素材にデジタルカメラで写真を撮るという授業があり、その写真をマックスアートでポスターにしてあげている。さらに社会人向けの市民講座でも、マックスアートが活躍している。
「水とか橋とか自分でテーマを決め松本を見つめ直す授業で、撮影した写真をポスターにしてあげることで、大変喜ばれました」と加藤氏。小穴氏はその言葉を受け、
「こういった関わりを皆さんといっしょに作っていき、各施設の方と市民の両方のモチベーションを高めることが、私たちの役割だと思っています」とその真意を語る。
デザインの専門家ではない小穴氏と加藤氏は、市民講座の方や学生たちに、期待以上のポスターを作ってあげようという熱い気持ちでポスター制作に取り組んだ。その姿勢が、市民との絆を深めるという、何よりの成果となって結実している。

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これからの構想マックスアートだからできる、観光振興の新たな展開


松本市政策部観光戦略本部
主任 加藤 孝様


■ポスター制作サービス
観光温泉課では、さらに新たな試みとして、観光協会加盟の団体やお店、旅館に対し、気に入った写真にロゴや商品を入れて、オリジナルのポスターを実費程度で提供するサービスもスタートさせている。
小穴氏は「この観光協会の会員向けポスター制作サービスは、個性あるポスター制作にみんなが参加することによって、みんなで街づくりをやってるんだという連帯感が生まれればいいと思っています。観光をキーワードに、いろんな人の想いを形にすることで、人のネットワーク、パワーが生まれるといいですね」と街のPR以上の効果を期待している。
■のぼり旗
マックスアートは、布タイプのクロスロール紙にも出力出来る。小穴氏は
「クロスロール紙を使ってのぼり旗を作りたいですね。のぼり旗はキャラバンに行くときに使います。クロスロール紙は破れにくいうえ、折り目がつきにくいので携帯性にも優れています。また観光情報センターでは、夏オープンデッキにお店が出ますので、そんなときにものぼり旗を立てたいですね」と抱負を語っている。

松本市の観光振興のキーツールとして活躍するマックスアート。街のさらなる活性化に向けて、活用の幅はますます広がっている。

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