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ウェビナーとは?意味やセミナーとの形式の違いをご紹介

ウェビナー

ウェビナーという、Webを通したセミナー形式が注目されています。リモートワークが浸透するにつれて、今後ますます普及が進むことでしょう。
今回は、ウェビナーの意味やオフラインセミナーとの形式の違い、実施事例についてご紹介します。

ウェビナーとは?押さえておきたい意味と定義

ウェビナーとは、Webとセミナーを組み合わせた単語で、文字通りWebを通して行われるセミナーを意味します。
似た言葉にオンラインセミナーやインターネットセミナーがありますが、意味はどれも同じです。
最近は、オンラインセミナーを実施するためのアプリケーションを指す言葉として、ウェビナーが使われることもあります。文脈でニュアンスが変わる言葉であることは、知っておくと良いでしょう。

ウェビナーは、Webに接続した端末があれば開催や参加ができます。厳密には、端末にカメラとマイクが付属していなければなりませんが、2000年代以降に購入したものであれば標準装備されていることでしょう。
従来のセミナーに比べ、開催者側も利用者側も手軽で済むのが大きな特徴です。業務のリモート化が進む現代にマッチした、合理的な情報伝達手法と言えるでしょう。

ただ、ウェビナーがオフラインセミナーより優れているわけではありません。それぞれに一長一短がありますので、ケースバイケースで使い分けることが大切です。
実際、オフラインセミナーをウェビナーで配信する、という形の運用事例もあります。

ウェビナーの配信形式について

ウェビナーには、大きく分けて2つの配信形式があります。それは、リアルタイム配信と録画配信です。以下に、それぞれの特徴をご紹介します。

リアルタイム配信

オフラインでのセミナーと同じように事前に時間を告知し、リアルタイムで配信する形式です。ライブストリーミング配信や、生配信とも呼ばれます。

チャット機能のついたツールを使えば、書き込まれた声をリアルタイムで確認し、応答することも可能です。Webを通していながらも、視聴者に当事者意識やライブ感を与えることができます。
ただ一方で、機材トラブルや準備不足で失敗した際、リカバリーが難しいという欠点もあります。

録画配信

事前に録画しておいたセミナーの動画を、公式サイトや動画サービスで配信する形式です。
ネットに繋がる情報端末があれば、時間や場所を問わず閲覧できるため、より幅広い層にアプローチすることができます。手軽に再生を繰り返せるため、利用者がセミナー内容の理解を深めやすい利点もあります。

ウェビナー開催に必要な機材

ウェビナー開催に必要な機材

ウェビナーは、以下の機材があれば開催できます。

・インターネットに繋がる情報端末(PCやスマートフォン、タブレットなど)
・カメラ
・マイク

動画の画質や音質にこだわらなければ、端末に付属のカメラやマイクでも、ウェビナーの開催は可能です。

配信は、オンライン、またはダウンロードで利用できるアプリケーションを使って行います。
アプリケーションは、少人数であれば無料で利用できるものが多いですが、大人数のウェビナーでは、月々数千円~数万円のコストが掛かる場合もあります。
また、種類によって、チャットや画面共有といった細かい機能が違うため、導入前にウェビナーの目的を明確にし、それをベースに最適なツールを選定すると良いでしょう。
このほか、ウェビナーの内容によっては、プロジェクターやスクリーンを用意することも多いです。

ウェビナー関連のツールについてはこちらの記事を参考にしてください。
関連記事 ウェビナーの始め方は?必要なシステムやツールと導入手順

ウェビナーにあってオフラインセミナーにないメリット

ウェビナーのメリット

Webを介して行うセミナーには、オフラインにはない手軽さがあります。開催者側、参加者側に分けて、ウェビナーのメリットをご紹介します。

開催者側のメリット

まずは、開催者側のメリットを見ていきましょう。

・開催コストを削減できる

オフラインセミナーでは、会場の費用や交通費、宿泊費といった費用が発生します。スタッフが多ければ、その分コストも膨らみます。

ウェビナーであれば、こうしたコストの削減が可能です。
場所を移動して会場を押さえなくても、自社の会議室を利用してセミナーを行い、配信すれば良いからです。
参加者が少ないからといって赤字になるリスクも、小さいでしょう。

・時間や場所に縛られない

ウェビナーは、録画配信も可能です。オンラインに動画をアップロードするだけで、場所や時間に縛られることなく、希望者に情報を届けることができます。

参加者の許容人数や開催時間の長さも、オフラインセミナーより融通が利きます。使うツールやプランによっては上限がありますが、数百人程度の人数、数時間程度の長さであれば、問題なく対応できるでしょう。

・集客がしやすい

ウェビナーは、インターネット環境があれば参加できます。
移動の手間や費用が掛からず、時間の自由度も高いため、集客をしやすいというメリットがあります。
また、Webを利用する層は、オフラインセミナーに参加する層よりも幅広いです。そのため、これまで届かなかった層へのアプローチも見込めます。

参加者側のメリット

続いて、参加者側のメリットを見ていきましょう。

・参加へのハードルが低い

ブラウザや専用アプリを開くだけで参加できるのは、ウェビナーの大きなメリットです。
基本的な設定では、相手側に自分の映像が届くことはありませんから、服装も気にする必要がありません。

・講義内容を理解しやすい

Webのツールを通して閲覧するため、手元で動画を確認できます。任意で何度も再生できるため、リアルイムで聞くより、講義内容を理解しやすくなります。
また、不明点があれば一旦ストップして、必要な知識を検索してから再開、といった使い方もできます。

ウェビナー実施事例

ウェビナー開催の需要が高い業界として、金融や不動産業界が挙げられます。
これらの業界には、日常に根差していながらも、実践するのに専門知識が求められる分野が多くあります。例えば、ファイナンシャルプランニングや保険、投資などです。

これまで、こうした専門知識がない人に必要な情報を提示し、かつ自社サービスをアピールするには、セミナーという形が効果的でした。
しかし昨今、金融業界や不動産業界内で、ウェビナーを取り入れる先進的な企業も増えています。オフラインセミナーの知見を生かしながら、新たな顧客の獲得はもちろん、コストの削減を図っているようです。

今後は、プロジェクターによる大画面投写を用いた、オフラインセミナーとウェビナーの同時開催が一般化する可能性もあります。現在、セミナーを思うように開催できない状況にあるなら、ウェビナーの実施を検討してみてはいかがでしょうか。

ウェビナーを成功させるコツ

ウェビナーを成功させるコツ

需要の高まりを受けて、ウェビナーツールが多数登場しています。
しかし、慎重に選ばないと、以下のような失敗をしてしまう可能性があります。

・利用頻度が高いのに、定額制ではなく従量課金制のサービスを利用していた
・低コストではあるものの、接続が途切れがちでスムーズに進められない
・画質や音質が悪く、肝心な情報を伝えられない

後々になって悔やむことのないよう、ウェビナー実施の際は、慎重にツール選びを行うことをおすすめします。
また、実施時は、リハーサルを通しで行うことも重要です。機材やアプリケーションの挙動だけでなく、講義の内容や見え方についても、参加者の目線で確認しておくと良いでしょう。

ウェビナーを継続的に開催する予定であれば、ブラッシュアップのために分析ツールの導入を検討するのも手です。オフラインと違い、ユーザーの離脱率などが数字で分かるため、効率的にクオリティアップができるでしょう。

おわりに

今回は、ウェビナーの意味や配信形式、メリットについてご紹介しました。
ウェビナーは、よくオフラインセミナーと比較されます。時間や場所に縛られることなく、低コストで開催できるのはウェビナーの大きな魅力です。
プロジェクターやスクリーンを利用し、オフラインセミナーをWebで中継する形も考えられます。目的を考えて、開催目的に合った方法を検討することが大切です。
これまでにオフラインセミナーで培った知見を持っているなら、ウェビナーを実践する際に、そのノウハウが少なからず役に立つでしょう。

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