大会議室や講堂などの広い場所に適した高光速(高輝度)をモデル。
新潟空港は、アジア圏など世界各国と結ばれた国際空港として国内外のお客様に多く活用していただいている。2016年、日本政府の訪日外国人目標が2020年に4000万人とすることが発表され、同年には東京オリンピックも開催される。これには地方の国際空港の活用も期待され、今後そうしたお客様や物流の増加が予測される。
そうしたなか新潟空港ビルでは、20周年記念事業の1つとして、空港内に新潟県や市の観光情報などを発信するための大型ディスプレイ設置を考えた。広い空港内で十分な視認性が得られるよう、できるだけ大きなディスプレイにしたいと思っていたところ、富士ゼロックス新潟様よりプロジェクター+スクリーンを用いた方法をご提案いただき、予算内で十分な効果が得られることから具体的な検討に入った。当初は長焦点レンズを用いたフロント投写型を想定していたが、距離が長く輝度の面で不利なこと、スクリーンまでの間の障害物が避けられないことなどがあり難しかった。また、「エコ」をコンセプトとしたビルであるため、外光が豊富で高い輝度が必要なことも問題となった。そこで、リア透過型としてスクリーンを200インチ、9200lmのプロジェクター2台をスタックにすることで十分な輝度も得られることもわかり、採用することとした。レンズシフト機能や基本補正機能などを使うことで、空港3階部分の限られたスペースに設置でき、安全面やメンテナンスの面でも有利であった。
スクリーンはビル3階部分に設置。200インチの大型スクリーンとしたことで各フロアから視認がしやすく、
国内外の空港利用客が立ち止まって映像を見る姿も多く見受けられる。
新潟空港ビルでは年2回ほど、新潟市との共催でイベントを行なっており、2016年のイベントでは、プロジェクターも使用。ゲストが登壇した際の映像による演出のほか、アプリケーションを用いてお客様に絵を描いてもらい、その絵を動かして楽しんでいただくといったこともでき、イベントを盛り上げることができた。通常時も1日12時間程度観光PRなどの映像を流している。英語や中国語などの文字もくっきりと見ることができ、海外のお客様が立ち止まってスクリーンを見ている様子も見受けられる。国内外のお客様にPRできることからコンテンツも数多く集まり、約20本、時間にして約90分ほどの映像をループして映示している。
今後は、新潟のプロサッカーチーム、プロバスケットチーム、野球、スキーなどのライブビューイング、地域のタレントの活動支援、企業広告などにも活用していきたいと考えている。
200インチの透過型スクリーンに、9200lmのプロジェクターを2台スタック投写することで十分な輝度を獲得した。
![]() 3LCDならではの色再現性と明るいカラー |
![]() 安心して使用できる充実の保証 |
![]() 明るい大画面と静音性を両立 |
![]() 設置場所の自由度を広げる上下左右のレンズシフト |
![]() 本体への埃の侵入を低減する静電フィルター |
使用機種:EB-Z9900W×2台/標準レンズ ELPLS04×2台
用途:空港内でのパブリックビューイング、サイン用途
新潟空港ビルディング株式会社
営業部 次長 岡崎弥生 様、総務部 総務課 西川章子 様、総務部 経理課 猪 幸大 様
所在地:新潟県新潟市東区松浜町3710番地
最寄駅:JR新潟駅
新潟空港は、1929年開港の新潟市営空港から80年以上の歴史を持つ。現在の新潟空港ビルは3代目で2016年にはこのビルの20周年となり、200インチの大スクリーンを用いたプロジェクターなどが導入された。
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