「平成30年度関東地方発明表彰」で、乾式オフィス製紙機の発明が長野県発明協会会長賞を受賞

セイコーエプソン株式会社（社長：碓井 稔、以下エプソン）は、「乾式オフィス製紙機」の発明（特許第6127882号）が、このほど公益財団法人発明協会が主催する「平成30年度関東地方発明表彰」において、長野県発明協会会長賞を受賞したことをお知らせいたします。

表彰式は、11月8日（木）に浦安ブライトンホテル東京ベイ（千葉県浦安市）で行われ、受賞者に表彰状が授与されました。

大正10年に開始した地方発明表彰は、全国を8地方（北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州）に分け、それぞれの地方から生まれた、優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰する制度です。

今回表彰の対象となった発明は、使用済みの紙から新たな紙を生み出す「ドライファイバーテクノロジー」の核となる技術です。「ドライファイバーテクノロジー」は、水を使わずに^※1に使用済みの紙を繊維に変え、結合素材を使用して繊維を結合し、結合した繊維を加圧して新たな紙にする一連の技術で、エプソンは、この技術によって世界初^※2の乾式オフィス製紙機「PaperLab A-8000」を実現しました。

1. ^※1 機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。
2. ^※2 2016 年11 月時点、乾式のオフィス製紙機において世界初（エプソン調べ）

【受賞および受賞者】

<長野県発明協会会長賞>

中村 昌英	セイコーエプソン株式会社 プリンティングソリューションズ事業部
山上 利昭	セイコーエプソン株式会社 プリンティングソリューションズ事業部

参考

■PaperLabの詳細はこちら

www.epson.jp/technology/paperlab/

以上