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セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市)の代表取締役社長 碓井 稔(うすい みのる)が、このたび平成30年秋の褒章において、藍綬褒章を受章いたしましたので、お知らせします。
このたびの受章は、以下の功績が認められたものです。
藍綬褒章の受章について、代表取締役社長 碓井 稔は次のように述べています。
「この度、藍綬褒章拝受という栄に浴しましたことは、多くの皆さまのご支援によるものであり、心より感謝すると共に厚く御礼申し上げます。
今回の受章理由のひとつであるカラーインクジェットプリンターは、写真文化におけるデジタル印刷の普及・発展に大きく寄与したものと自負している商品です。写真印刷に匹敵する高画質で、かつ一般消費者にも手が届く価格のカラーインクジェットプリンターを開発し、誰でも自宅で手軽に写真印刷が出来る文化を創出しました。また、その過程では、デジタルカメラの画像印刷やインクジェット専用の年賀はがきの開発など、写真文化のデジタル印刷の普及・発展に貢献できたものと思っています。
今後も企業経営を通して、さまざまな分野で新たな商品開発、市場創出に励み、産業・文化振興に貢献し、なくてはならない会社を目指して参ります。」
褒章は顕著な功績を認められるものに対して授与されるものであり、その貢献の内容により紅綬、緑綬、黄綬、紫綬、藍綬、紺綬に分かれている。藍綬褒章は『会社経営、各種団体での活動等を通じて、産業の振興、社会福祉の増進等に優れた業績を挙げた者』に贈られる。
平成30年秋の褒章伝達式は、11月14日(水)に東京プリンスホテル(東京都港区)で行われ、その後皇居宮殿で天皇陛下に拝謁予定。
1979年(昭和54年)11月 | 信州精器株式会社(現 セイコーエプソン株式会社)入社 |
1997年(平成9年)4月 | 情報画像事業本部IJ開発設計部長 |
2002年(平成14年)4月 | 情報画像事業本部副事業本部長 |
2002年(平成14年)6月 | 取締役 |
2004年(平成16年)11月 | 研究開発本部副本部長 |
2005年(平成17年)11月 | 生産技術開発本部長 |
2007年(平成19年)7月 | 研究開発本部長 |
2007年(平成19年)10月 | 常務取締役 |
2008年(平成20年)6月 | 代表取締役社長(現任) |
2008年(平成20年)11月 | 公益社団法人 発明協会 平成20年度関東地方発明表彰 実施功績賞 (マルチサイズインク滴の吐出方法の発明の実施) |
2009年(平成21年)11月 | 公益社団法人 発明協会 平成21年度関東地方発明表彰 実施功績賞 (高輝度小型液晶プロジェクターの発明の実施) |
2010年(平成22年)11月 | 公益社団法人 発明協会 平成22年度関東地方発明表彰 実施功績賞 (縁なし印刷可能なインクジェットプリンターの発明の実施) |
2012年(平成24年)6月 | 公益社団法人 発明協会 平成24年度全国発明表彰 発明実施功績賞 (高輝度小型液晶プロジェクターの開発実施) |
2012年(平成24年)11月 | 公益社団法人 発明協会 平成24年度関東地方発明表彰 実施功績賞 (クオーツの精度を持つ機械式時計の発明の実施) |
2016年(平成28年)11月 | 公益社団法人 発明協会 平成28年度関東地方発明表彰 実施功績賞 (ソーラーGPS腕時計の発明の実施) |
1980年(昭和55年) | 服部 謙太郎 | (当時:会長) |
1983年(昭和58年) | 服部 禮次郎 | (当時:株式会社服部時計店 取締役社長) |
1986年(昭和61年) | 中村 恒也 | (当時:副社長) |
1996年(平成8年) | 安川 英昭 | (当時:社長) |
2006年(平成18年) | 草間 三郎 | (当時:会長) |
2011年(平成23年) | 花岡 清二 | (当時:会長) |
1956年(昭和31年) | 高石 文 |
2005年(平成17年) | 塩原 研治 |
2010年(平成22年) | 竹岡 一男 |
2011年(平成23年) | 柴田 浩一(エプソンアトミックス) |
2015年(平成27年) | 中澤 義房 |
2016年(平成28年) | 飯森 尚 |
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。