ニュースリリース
2018年7月23日
セイコーエプソン株式会社

高速ラインインクジェット複合機/プリンターが、情報セキュリティーに関する国際規格ISO/IEC 15408の認証を取得


『LX-10000F』『LX-7000F』

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、高速ラインインクジェット複合機/プリンター WorkForce Enterprise『LX-10000F』『LX-7000F』が、情報セキュリティーに関する国際的な規格であるIEEE Std. 2600.2-2009*1に適合し、ISO/IEC 15408の認証を取得したことをお知らせします。

  • *1: U.S. Government Approved Protection Profile - U.S. Government Protection Profile for Hardcopy Devices Version 1.0(IEEE Std. 2600.2-2009)
  • *2:本(CCRA)認証マークは、本製品の評価が「ITセキュリティ評価及び認証制度(JISEC*3)」の定めに従って実施されたこと、および本製品に対する評価結果が検証されたことを示すものであり、本製品にぜい弱性が全くないことの保証および特定の運用環境で必要なすべてのセキュリティー機能が装備されていることの保証を意味するものではありません。
  • *3:JISEC(Japan Information Technology Security Evaluation and Certification Scheme)

IEEE Std. 2600.2-2009とは、複合機・プリンターが備えるべき情報セキュリティーの要求仕様を規定した国際的な規格です。主要なセキュリティー機能として、「ユーザ識別認証機能」「アクセス制御機能」「残存データ消去機能」「ネットワーク保護機能」「セキュリティ管理機能」「自己テスト機能」「監査ログ機能」などがあり、この規格に準拠することで、複合機・プリンターのセキュリティー機能を総合的に強化することができます。

また、ISO/IEC 15408は、CC:Common Criteriaとも呼称されており、IT製品やシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されていることを第三者機関が客観的に評価する国際的な規格です。

エプソンは、製品性能や使いやすさを追求するとともに、情報セキュリティー機能を強化し、お客様に安心して製品をご使用いただけるように、今後も取り組んでまいります。

【補足事項】

ISO/IEC 15408認証は、ファームウェアやマニュアル等の構成要素バージョンを特定し評価されます。ご購入時の製品のファームウェアバージョンは、認証されたバージョンと異なる場合があります。認証バージョンでご使用の場合、製品の機能を一部制限させていただくことがあります。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。