プリンターユニット2台モデル『PPPS-3EW』
エプソンは、写真館向けプリンティングシステム「CRYSTARIO(クリスタリオ)」の新商品として、「Epson UltraChrome K3インク」による高画質を実現した『PPPS-III』シリーズ2モデルを、2016年7月中旬より発売します。
「CRYSTARIO」は2003年2月の発売以来、写真館というプロの現場において、簡単なオペレーションで高画質・高品位なプリント品質を実現し、写真ビジネスのデジタル化の促進とワークフローの変革を実現してきました。
今回の新商品は、最新のインクシステム「Epson UltraChrome K3インク」により、さらなる高画質プリントを実現。またロール紙対応により、写真館でのプリント商材の幅が広がることで、より一層写真ビジネスのワークフローの変革を促進していくとともに作業の効率化に貢献します。
「CRYSTARIO」は、サーバー用PC、サーバー用モニター、プリンター部で構成されています。今回は、プリンターユニット1台モデル『PPPS-3E』と、プリンターユニット2台モデル『PPPS-3EW』の2モデルを用意しました。『PPPS-3EW』は、専用ラック上下段に設置された2台のプリンターに自動的に印刷ジョブを振り分けることができることで、効率的なプリント作業が可能になるため、プリントボリュームの多い写真館に適したモデルです。
プリンター部は、「Epson UltraChrome K3インク」を採用したA2ノビ(17インチ幅)対応のプリンターを搭載。「Epson UltraChrome K3インク」は、フォトブラックインクの顔料粒子量を従来の「K3インク」より約1.5倍増量したことで、黒濃度が向上。黒が濃く深く引き締まり、暗部の繊細な階調が表現できます。また、モノクロだけでなくカラーの階調も鮮やかに表現することができ、従来から定評のあるプロの現場における写真画質を一段と高めることが可能になります。
オプションのロール紙ユニットを使用することで、17インチ幅のロール紙での長尺プリントが可能になるため、写真館のプリント商材の幅が広がります。
従来より好評いただいている専用ソフトウェアである、専用レイアウト・プリントソフトウェア「EPPLayout」、レイアウトテンプレート作成ソフトウェア「EPPTemplate」、トリミング・レタッチソフトウェア「EPPWorks」により、レイアウト作業から本格的なトリミングやレタッチ作業まで簡単に行うことができ、迅速で効率的に高画質・高品位のプリントが可能になります。
写真館のワークフローの一部となる生産機として安心してご利用いただくため、従来同様好評いただいている「CRYSTARIO」専用の365日対応ヘルプデスクと、出張修理を含む保守プログラムを用意しています。
新商品の価格と発売時期については以下の通りです。
商品名 | 仕様 | 価格(税別) | 発売時期 |
---|---|---|---|
PPPS-3E | プリンターユニット1台モデル | 438,000円 | 2016年7月中旬 |
PPPS-3EW | プリンターユニット2台モデル(専用ラック付) | 658,000円 |
国内最大の商業写真フェアである「PHOTO NEXT2016」にて、『PPPS-III』シリーズをご覧いただけます。「PHOTO NEXT2016」では『PPPS-3EW』をはじめ、業務用フォトプリンター「SL-D700」も展示します。また、ブース内では「CRYSTARIO」作品講演や、フォトビジネスセミナーを開催します。
<会期> 2016年6月21日(火)~6月22日(水)
<会場> パシフィコ横浜 CDホール NO.32
<エプソンブースの出展内容> http://www.epson.jp/ec/event/photonext2016/
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。