ニュースリリース
2016年6月2日
セイコーエプソン株式会社

エプソン製ロボットのオプションとして力覚センサーを商品化

- ロボットに力感覚を与え、従来困難だった作業の自動化を実現 -


力覚センサー『S250シリーズ』


『S250シリーズ』の装着例

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔 以下 エプソン)は、エプソンの6軸ロボットやスカラロボットのオプションとして力覚センサー『S250シリーズ』を商品化、6月上旬より世界各地域で順次販売を開始します。エプソンの得意とするセンシング技術である水晶圧電方式を採用した『S250シリーズ』は、高剛性・高感度という特長を活かし、ロボットの先端における6軸方向のわずかな力・モーメントを検出することができます。これによって、製造現場において従来では困難だった高精度な作業の自動化を実現し、生産性の向上に貢献します。また、エプソンロボットと連携するためのコマンドも用意しており、お客様はセンサーを簡単に導入できます。

近年、少子高齢化や新興国での労働力不足によって、生産現場での人手不足が顕在化しています。エプソンはこれらの問題を独自の技術やロボットによって解決し、ものづくりのあり方を変えようと取り組んできました。『S250シリーズ』は、0.1N(ニュートン)というわずかな力を感じられる機能をロボットに与えることで、従来のロボットではできなかった繊細な部品の組み立てや、結合部の隙間が少ない部品同士のはめ込みといった難しい作業の自動化が可能となります。また、部品の形状に個体差があるために自動化が難しかった研磨やバリ取りなど、今まで人の感覚に頼っていた作業にも使用できます。

エプソンの常務取締役 ロボティクスソリューションズ事業部長 福島米春は、次のようにコメントしています。「エプソンの力覚センサーは、ものづくりの現場に変革をもたらすものです。お客様が行いたい自動化を実現するために、ソリューションを提供することがエプソンの使命です。新商品はロボットの用途を広げてくれるものであり、さまざまな場面でロボットが人々をサポートする世界の実現へと一歩前進させてくれるものだと考えています。」

なお『S250シリーズ』は、6月21日から24日までドイツのミュンヘンで開催される、オートメーションとメカトロニクスの国際的なトレードショーである「AUTOMATICA 2016」で展示します。

※ 日本での発売時期については後日お知らせします。

■『S250シリーズ』の主な仕様

型番 S250N S250L S250P S250H S2503、S2506、S25010
適用ロボット C4シリーズ C8シリーズ C8 IP対応機種 Nシリーズ※1 Gシリーズ、RSシリーズ
外形 直径80×
高さ49mm
直径88×
高さ49mm
直径88×
高さ66mm
直径80×
高さ49mm
直径80×
高さ52mm
重量※2 460g 520g 680g 460g 640g
測定自由度 6軸:力成分Fx, Fy, Fz 3方向 、モーメント成分Tx, Ty, Tz 3方向
定格荷重 Fx, Fy, Fz: 250N 、Tx, Ty, Tz: 18Nm
静的許容荷重 Fx, Fy, Fz: 1000N、Tx, Ty, Tz: 36Nm
測定分解能 Fx, Fy, Fz: ±0.1N以下、Tx, Ty, Tz: ±0.003Nm
測定精度 ±5% R.O.以下
同梱品 通信用ボックス「FS1」、通信用ケーブル、ロボット取り付け用フランジ

※1 2016年度 発売予定

※2 力覚センサー本体と取り付け用フランジを合わせた重量。ケーブルは除く。

■力覚センサーの装着例(ロボット:C8シリーズ)

【関連リンク】

AUTOMATICA 2016ホームページ(英語)

http://exhibitors.automatica-munich.com/en/

エプソン製ロボットに関するホームページ

http://www.epson.jp/prod/robots/

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。