2012年8月
リスト型GPS機能付きランニング機器「WristableGPS SS700S」

WristableGPS SS700S

厚さ 15.7mm
重量 61g
防水 10気圧
動作時間 GPS機能使用時 14時間/時計表示時 5週間
動作温度 -5~50°C
その他の機能 オートポーズ、オートラップ、ストライドセンサー、心拍数計測
アプリケーションソフト NeoRun(軌跡地図表示、速度・勾配グラフ表示、心拍数、消費カロリー)

※ 心拍計測用センサーを専用のベルトで胸部に装着し計測

製品特長

WristableGPS(リスタブル ジーピーエス)は、ランニングなどの走行距離やペースを正確に計測し、記録を保存することが可能なリスト型GPS機能付きランニング機器として、エプソンが新たに取り組むスポーツ機器市場に送り込んだ最初の商品です。当初の機種で14時間ものGPS計測が可能であり、フルマラソンなどの長距離レースにおいても使用できることが最大の特長です。その長時間のGPS計測を可能にした低消費電力GPSモジュールは、エプソンが携帯電話用GPSモジュールの提供で培ったノウハウにより生み出されました。また、ウオッチで培った技術が、薄型・軽量化の実現だけでなく、防水性、通気性、操作性などにも生かされています。ランナーは天候を気にせず、装着時や操作時の違和感が無くランニング等に集中することができます。さらに、内蔵したストライドセンサーが実速度と体振動周波数から自動で歩幅を算出するため、トンネルの中やビル街など、GPS衛星からの信号が受信できない場所でも正確な距離とペースの計測を可能にしています。

誕生の背景

WristableGPSが誕生した2012年当時、ランニング人口は先進国を中心に大きな広がりを見せており、日本においても、ランニング愛好家やマラソン大会の参加者が急増していました。本格的なマラソン大会の参加だけでなく、運動不足解消など、健康維持のために気軽にできるジョギングを含めた日本の成人のランニング人口は、2006年比で年平均10%以上の拡大を続け、年1回以上ランニングを行っている人の数は、推計で1千万人を超えていました※1。このような中、ランニングスキルを向上するためにも、ランニングの正確な距離、速度を測ることができるGPS機能付きランニング機器が求められていたのです。

そこでエプソンは、ランニング愛好家からレースに出場する上級者までさまざまなランナーの要望にお応えするため、高精度のランニングデータを長時間計測でき、そのデータを記録し検証することでランニングの効果向上を図ることができる、装着感、防水性に優れたGPS機能付きランニング機器WristableGPSを商品化しました。

※1 笹川スポーツ財団の全国調査「スポーツライフに関する調査2012」調べによる。

成果と反響

市場投入以来、お客様より高い評価をいただくと同時にさまざまなご意見・ご要望が寄せられ、WristableGPSはさらなる進化を遂げています。中でも、エプソンの強みを発揮した最も大きな進化はGPSモジュールのさらなる低消費電力化で、2013年11月には毎秒でのGPS測位で30時間稼働を可能にした、SFシリーズ3機種を発売しました。100kmのウルトラマラソンでも電池切れの心配がなく、日々のトレーニングにおける充電の煩わしさを軽減したことで、WristableGPSは他社製品に比べての大きな優位性を確立しました。さらに、GPSモジュールのアンテナについても開発を進め、電波の乱れや誤差が生じやすいビル街や、電波の届きにくい山間部においても、高精度な走行距離や標高の計測データが得られるようになりました。デザインやカラーバリエーションも含め進化を続けたWristableGPSは、アスリートを中心にその性能を高く評価され、2012年の市場参入から3年連続で国内シェアNo.1※2を獲得しています。

※2 富士キメラ総研発刊 「デジタルヘルスソリューション市場の将来展望」 2012/2013/2014調べによる。

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