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エプソンの歩み

1978年7月
電子発音装置(メロディIC)「SVM7910」

製品特長

世界に先駆けて開発された、電子発音装置(メロディIC)「SVM7910」。この「SVM7910」は、クオーツ研究で培ったCMOS半導体技術を駆使して生み出された、世界初のメロディICです。これが初めて完成品に搭載されたのは、1978年7月、精工舎から発売された「セイコークオーツアラーム電子メロディア」。メロディ音、チャイム音、ブザー音の3種類の電子音を鳴らすことができ、それらをボタンひとつで簡単に選べる画期的な商品でした。

また、1983年4月には、メロディIC「SVM79シリーズ」の新製品として、「SVM7960」が誕生。最大演奏曲数4曲、1.5〜5Vまでの広い電圧範囲での動作が可能なこのメロディICの登場で、「SVM79シリーズ」のラインナップはさらに充実し、表現可能な音の種類も広がっていきました。

誕生の背景

メロディIC「SVM7910」の開発は1976年頃に始まり、当初は目覚まし時計のアラーム用として進められました。同年に発足した半導体事業部のもと、ウオッチ用ICの応用製品として、その半導体テクノロジーを結集。そして、1978年、「SVM7910」を誕生させるとともに、その発売を開始したのでした。

成果と反響

メロディIC「SVM7910」を初めて使った製品である「セイコークオーツアラーム電子メロディア」は、1978年7月、精工舎より発売され、空前のヒット商品となりました。このメロディICは「電子発音装置」をはじめ、数多くの特許・実用新案が出願され、権利化されており、1988年の全国発明表彰においては、「朝日新聞賞」を受賞しています。

その後も高機能版として目覚まし時計、各種警報音、アミューズメント機など、低価格版として電話機の保留音、グリーティングカード、おもちゃ関連、家電製品(各種アラーム用)、ドアチャイム、FAXなど、さまざまなアプリケーションに使用され、美しいメロディを奏でる商品が市場に広がりました。

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