はじめての挑戦を応援するフォトコンテスト meet up! selection ミートアップセレクション

meet up! EXHIBITION -ミートアップ エキシビジョン-

可能性に満ちた4名の作家たち

2017年新しく始まった「meet up! -selection-」の上位入賞者4名によるグループ作品展「meet up! EXHIBITION」が
2018年4月27日(金)~5月10日(木)にエプソンイメージギャラリー エプサイトで開催されました。

「meet up! EXHIBITION」は、コンテストの入賞作品展とは違い、多くの応募者の中から選ばれた<4名の写真家>の、入賞決定後に新たに制作した作品を展示するとともに、新たな写真家として紹介するというのが大きな特徴です。
はじめて作品展示に挑戦するという作家もおり、可能性に満ちた作品展となりました。今回の「作品を展じて示す」という経験が、今後の制作活動の礎になってくれることでしょう。

藤井 孝美 TAKAMI FUJII

「はじめての作品展示でした」

「夜犬」
てってってっ…
風に会う
北へ南へ
彼らはいつも 尾を振らない
彼らは今日も 粮にありつけるだろうか…
てってってってっ…
雨に会う
東へ西へ
彼らはいつも 吠えはしない
彼らは今日も どこかを彷徨っているのだろうか…
てってってってってっ…
夜に会う
生へ死へ
彼らはいつも そうやって 私の顔を覗き込む…
彼らはいつも そうやって 溜息交じりに立ち止まる…
彼らはいつか そうやって しじまに紛れ込んでいく…
てってってってってっ… てってってってってっ…
風 雨 夜…
私が勝手に付けた名前
また彼らに会いに行こう…

profile

高校で美術教員や美術部の顧問をしながら、
絵画・インスタレーション・写真を中心に、
『小さな命たち』『弱い命たち』をテーマにした
作品制作を続けている。

藤井 孝美

ファン カルロス ピント JUAN CARLOS PINTO

「いつか個展を開催してみたい」

「光の孤独な軌跡」
地球上最大の都市では、存在する孤独も巨大である。
日常の展開により、孤立を余儀なくされた孤独な者たちは、
空間の流れと光の巡礼が弦楽器となる、
交響曲と不意に出会う。そこに時間の拡張も促され、
その者たちが変容する。
光と影による明暗が咲き乱れ、時計の針が発する音で散って
消える。その変容から解放された彼らは、
イメージとしてのみ存在し、光の孤独な軌跡となる。

言葉の世界にいた私は、写真の世界に移行した時も、
自分の作品に選択と制限の原則を適用し続けました。
それはつまり、作品の中に書かれていないものは書かれているものと
同じぐらい重要であり、写真の中に写されていないものは
写されているものと同様に重要であるということです。
したがって、撮影をする時、空間の選択を簡素化し、
被写体を一つに絞るように努めています。
人と人との関わりよりも、私は人とその周囲のふとした関わりと、
つかのまの光の流れを写し出そうとしています。
写真を見る人が、自分たちの日常生活と、
孤独な瞬間に写し出される潜在的な美の存在に気付くことを
意図しています。

profile

1980年メキシコ、サカテカス生まれ。サカテカス自治大学で文学と言語学を学び、メキシコ国立自治大学のスペイン文学の修士号を取得。教師となり、中学、高校、大学で芸術、文学、 人前で話すコミュニケーションを教授。ショートストーリーを書き、二冊の本を出版。5年間、ストーリーテラー(語りべ)となり、ラテンアメリカのフェスティバルに多数参加。 2011年に結婚のため、東京に移住。2015 年に写真の撮影を開始。テンプル大学ジャパンキャンパスで、アートとデジタル写真(I~III)のクラスに参加。2017年には、CUARTOSCURO(メキシコ)とMONOVISIONS PHOTOGRAPHY AWARDS(英国)の写真コンテストで入賞。東京新聞(日本)、Metropolis(日本)、El Sol de Zacatecas(メキシコ)、CUARTOSCURO(メキシコ)などの新聞や雑誌に写真掲載。他、グループ展等で作品発表を精力的に行っている。
HP:www.juancarlospinto.neta

JUAN CARLOS PINTO

西脇 亜美 AMI NISHIWAKI

「多くの人に作品をみてもらえるのが嬉しい」

「Identity」
自分とは何か、自分らしさとは何か
何も分からないまま生きている
でも、夜になると少しわかる気がする
暗闇の中、月明かりが私を照らしてくれる。
本当の自分はわからない。
けれども、夜は特別なもので、朝や昼じゃだめ。
きっと、いつもとは違う夜の感覚に溺れている。
その世界とは、汚く、よごれているけど、どこか美しい。
私はそこが好き。
私は夜を生きる。

profile

[大阪府立成城高等学校]
写真映像プロダクトコース3年 写真藝術部 所属
[2016年]
関西御笛場出展 上野彦馬賞 日本写真芸術学会奨励賞
大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション 金賞
[2017年]
関西御笛場出展
TOPEYE 全国高校生写真サミット 出場
大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション 2年連続金賞
日韓中高生フォトコンテスト 優秀賞 大阪芸術大学賞
大阪府立成城高等学校選抜5人展「やってみたかっ展」参加
[2018年]
TOPEYE 全国高校生写真サミット 2連続出場 個人優秀賞

西脇 亜美

鳥羽 敦 ATSUSHI TOBA

「コンテストへの挑戦もはじめてでした」

今回は、海外に訪れたときに
数年前から撮りためていたもの、
そして今年の初頭に撮影したものを作品にしました。
今まで、作品制作に対し姿勢や目標などは特に持たず、
意識もせず撮影してきましたが、
カメラを向けるときは被写体の細かなディティールよりも、
自分自身が面白く、
楽しめているのかを重視して撮影しています。
被写体に向かい合ったときに感じたことを
そのまま写真に収めて、
写真でしかできない表現を目指し、
撮影を続けていきたいと思います。

ご挨拶

10年ほど前からフィルムカメラを使い、趣味で撮影し始め、海外旅行にもカメラを必ず持って行くようになりました。今まで撮影した写真はWEB 上で海外の人と見せ合う程度のことでした。フォトコンテストに応募するというのも、今回が初めてのチャレンジで、もちろん作品展示も初めての経験となります。今後も色々な機会を作っていきたいと思います。今回、このような素晴らしいグループ展に参加する機会をいただき、関係者の皆様に感謝申し上げます、ありがとうございました。

鳥羽 敦

あなたという写真家の可能性を募集します。

集合写真

「作品展」とは、写真を楽しむ方にとって、大きな目標や、憧れです。今年もその挑戦の機会をご用意しました。
コンテスト『meet up! -selection-』をきっかけに、さらに写真を撮り続けていきたいと思っていただけるように、
さらにプリントを楽しんでいただけるように、2018年も募集いたします。

可能性に満ちた『新たな4名の写真家』に出会えるのを楽しみにしております。