経営者メッセージ

社長小川

私たちエプソンは、1942年の創業以来培ってきた「省・小・精の技術」をベースに、世界中でお客様の期待を超える商品・サービスをお届けするべく、創造と挑戦を重ねてきました。2016年には、エプソンが10年後にありたい姿と、向かうべき方向を示した長期ビジョン「Epson 25」を定め、2025年に向けてさまざまな活動を行ってきました。

このような中、現在、気候変動や新型コロナウイルスをはじめ、社会はさまざまな課題に直面しています。人々がより豊かな生活を求める中で、自分たちだけが豊かになるという考えに原因があったのかもしれません。しかし、これからは自分たちだけなく、世界中が、そして地球全体がより豊かになること、物質的、経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさ、文化的な豊かさも含めた「こころの豊かさ」が望まれているのだと思います。そのためには、持続可能な社会であることが大前提になります。エプソンは、お客様やパートナーの皆さまと共に「持続可能でこころ豊かな社会の実現」を目指します。そのため、2021年3月に長期ビジョンを改定し「Epson 25 Renewed」を定めました。

「Epson 25 Renewed」では、「循環型経済の牽引」と「産業構造の革新」、「生活の質向上」などを企業活動のマテリアリティ(重要テーマ)として据え、これらの課題解決に向けてオフィス・ホームプリンティング、商業・産業プリンティング、マニュファクチャリング、ビジュアル、ライフスタイルの5つの領域でイノベーションを起こします。

環境負荷の低減や高い生産性に寄与するインクジェット技術をはじめとするエプソンの「省・小・精の技術」は、さまざまな社会課題の解決に貢献し、SDGs(持続可能な開発目標)の実現にも大きな役割を果たしえると自負しています。加えて、デジタル技術によって、人・モノ・情報・サービスがつながる世界を提供し「持続可能でこころ豊かな社会」を共創します。

さらに、エプソンとして長年重視してきた環境問題については、「環境ビジョン2050」を改定し、2050年に「カーボンマイナス」と「地下資源※1消費ゼロ」の達成を目指します。

※1 原油、金属などの枯渇性資源

これらの取り組みを通じて、エプソンはより良い社会の実現に貢献していきます。
今後もエプソンの歩みにご期待いただくとともに、より一層のご支援をお願い申し上げます。

セイコーエプソン株式会社
代表取締役社長 CEO
小川 恭範