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CSRトピックス

2016年2月1日

日本最大級の環境展「エコプロダクツ2015」出展レポート

12月10日(木)~12(土)、東京ビッグサイト(東京・有明)で開催された「エコプロダクツ2015」(主催:一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社)での、エプソンブースの様子をご紹介します。

出展概要

17回目を迎え、日本最大級の環境展示会として定着したエコプロダクツ展に、エプソンは第1回から出展し、環境負荷低減のためのさまざまな取り組みを紹介してきました。今回は、12月1日に開発発表したオフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」の実機によるデモンストレーションを行い、非常に多くの皆さんの注目を集めたブースとなりました。

プレゼンテーションステージでのPaperLabの紹介

初日の第1回は、当社社長の碓井より、テレビ、新聞をはじめとする30社以上のメディア関係者の方々にプレゼンテーションを行いました。3日間合計では約4,000人のお客様に、使用済みのオフィス用紙がその場で新しい紙に生まれ変わる瞬間をご覧いただきました。

代表取締役社長碓井によるプレゼンテーション

エプソンは、印刷コストや消費電力の低いビジネスインクジェットプリンターの提供により、お客様が安心して印刷できる環境作りを進めてきました。さらにPaperLabにより、印刷済みの紙を約3分で新しい紙にすることで、紙資源の消費に対する不安も解消し、これまでにない、小さなサイクルでの循環型オフィスを提案しました。会場では、PaperLabで作ったばかりの用紙にエプソンのスマートチャージで印刷するデモも実施しました。

PaperLabの環境性能

PaperLabの基盤となっているエプソン独創の技術、「Dry Fiber Technology(ドライファイバーテクノロジー)」の最大の特長は、水を使わずに*オフィスで紙を再生できるところにあります。

企業における紙資源のリサイクルは、外部業者に使用済みの紙の溶解処理・再生を委託するのが一般的です。そのため、紙を保管する場所を確保し、また、委託先まで紙を運ぶ必要があります。さらに、記載されている内容が機密情報である場合、溶解処理されるまでの間、情報漏えいの無いように厳格な管理が必要になります。

これに対し、給排水設備が不要でオフィスのバックヤードなどに設置しやすく、また、使用済みの紙を外部に持ち出すことなく機密情報を抹消できることで、紙の消費と紙をつくる循環をオフィスという小さな輪の中で完結させるのがPaperLabです。これにより、新しい紙の調達量も減り、輸送に伴うCO2排出量のさらなる削減が期待できます。また、水という大切な資源を守ります。

* 機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。

独自に開発した機構による機械的な衝撃で、紙を綿のような
細長い繊維へ変えるため、文字情報は完全に抹消される

リサイクルコーナー

インクカートリッジは素材ごとに分別し再生利用することで、運搬用のコンテナやハンガー等のプラスチック製品へと生まれ変わります。プリンターメーカー共同の回収プロジェクト「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の回収箱には、今年も多くの使用済みインクカートリッジが集まりました。このプロジェクトで集まった各メーカーのインクカートリッジを仕分ける拠点として、障がいのある方が多く働くエプソンミズベが活躍しています。

また、プリンターはリサイクルしやすい設計がされており、循環型社会の基本となる、使用後の処理にまで配慮しています。リサイクルコーナーでは、お子さんでも簡単に解体できるようにしたモデルを使い、プリンターが素材ごとに分解され、さまざまなものへ再生利用されることについて、理解を深めてもらいました。

インクカートリッジのリサイクル説明コーナー

プリンターの解体体験

インクカートリッジ里帰りプロジェクト

企業活動紹介コーナー

エプソンは、自然をテーマにした世界で最も権威のあるフォトコンテストのひとつであるNature's Best Photographyを応援しています。このコーナーでは、その中から6点の作品を写真展のように見せることで、視覚的にエプソンの環境活動の取り組みを伝えました。

ブースに訪れたお客様には、PaperLabが提供する価値である、外部に持ち出すことなく機密情報を完全に抹消できることや給排水設備が不要なこと、さらには再生された紙のサンプルに対しても高い評価をいただき、幅広い業界から商品化への強い期待が寄せられました。PaperLabの2016年中の商品化に向け、エプソンの営業、開発・設計、技術の関係者が環境に意識の高いお客さまの声を直接聴く場としても、大変貴重な機会となりました。

エプソンは、2008年に策定した環境ビジョン2050の実現に向け、地球温暖化防止への抜本的な改善を図るために、PaperLabのような世界の常識を変える商品・サービスの創出で、環境負荷低減に貢献してまいります。

PaperLabの詳細はこちら
エプソンの環境活動はこちら

エプソンの環境への強い思いを映像化した「地球を友に」をエプソンコーポレート(YouTube)にて公開中です。
ぜひご覧ください。

(注)本映像は、YouTube™のサービスを使って提供いたします。
(注)YouTubeは、Google Inc.の商標です。