CSR・環境

トップメッセージ

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お客様にとって、社会にとって、「なくてはならない会社」を目指します

2017年4月、エプソンは経営理念に、「なくてはならない会社」でありたいという文言を加えました。これは、独自の技術で新しいお客様価値を創出し続けて、より良い社会の実現に中心的な役割を果たしていきたい、という私たちの決意を示しています。エプソンの存在意義は、人々が今よりもっと豊かで幸せを感じられる社会を創り上げていくことにあります。この経営理念に新たに込めた決意はまた、企業活動を通じて「持続可能な社会」を実現することに貢献したいという私たちの志でもあり、目指す姿は国連のSDGs(持続可能な開発目標)が目指す世界とも重なります。

エプソンは2004年に国連グローバル・コンパクトに参加し、「人権、労働、環境、腐敗防止」に関わる10原則にのっとった取り組みを企業活動の中で実践し、関係する社会課題の解決に向け努力してまいりました。2017年度は、エプソンが今後取り組むべき重要度の高い取り組みを、自社と社会的視点双方からの重要性を考慮して検討し、「CSR重要テーマ」として特定しました。さらに、それら重要テーマとSDGsの17の目標との関連をSDGsの169のターゲットに照らして検証し、エプソンの現在の企業活動と合致する13のSDGs目標を抽出し明確化しました。エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」における成長戦略の実現によって、社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に向けた活動を粘り強く展開してまいりますが、まずはより関係の深い13のSDGsについて、その目標を達成することをより強く意識しながら企業活動を推進してまいります。

中でも、昨今の地球の気候変動に鑑みて、持続可能な社会実現のため、環境負荷低減への取り組みは企業にとって重要かつ喫緊のテーマです。エプソンには、「省・小・精」を究め極めた独創の技術があります。実はこの技術自体が環境負荷低減に貢献できるエプソンの強みそのものなのです。新たな紙を古紙から再生産する乾式オフィス製紙機や、消費電力がレーザープリンターの約1/8である高速ラインインクジェット複合機は、エプソンならではの「省・小・精の技術」が生んだ商品です。商品やサービスを「創って・作って・お客様にお届けする」にあたり、この強みを活かし、ホーム向けから商業・産業分野に使用される商品に至るまで、独創の技術により、その環境性能を高めることを追求していきます。また、バリューチェーンにおいても環境や社会課題を十二分に意識し、無駄なエネルギー消費をなくすことにより、SDGs達成に向け、エプソンにしかできない貢献をしていきます。

私たちはこれからも、志を高く持ち、より良い社会の実現に中心的な役割を果たす「なくてはならない会社」を目指します。そのためにエプソンは、これまで以上に人々が幸せを感じる、暮らしやすい社会を目指し、技術を極め、イノベーションによる新たな価値の創造に挑戦し続けます。そして、社会課題の解決に真摯に向き合い、お客様や社会のエプソンへの期待を感じ取り、それらをはるかに超えているとお客様に思っていただける商品やサービスを提供してまいります。

セイコーエプソン株式会社
代表取締役社長
碓井稔