CSR・環境

エプソンのCSRとSDGs

SDGsとの関連

エプソンの取り組みとSDGsとの関連

エプソンは経営理念に掲げる、社会にとって「なくてはならない会社」となることを目指しており、これはSDGsの目的である持続可能な社会の実現と一致していると考えます。
この実現に向け、2017年に社会課題を解決していくための重要度の高い取り組みを「CSR重要テーマ」として特定しました。このエプソンの取り組みとSDGsの17の目標との関連をSDGsの169のターゲットに照らして検証し、合致するものを抽出しました。

重要テーマとSDGsの目標との関連

この結果、エプソンの取り組みは以下の14の目標達成に関わっていることを確認しました。(なお、SDGsの目標との関連については、2019年6月時点の状況を整理したものであり、今後の事業展開に応じて都度見直します)

SDGsへの貢献に向けてのコミットメント

エプソンの目指すイノベーションの目的は、「省・小・精」を究め極めた独創の技術と取り組みにより、人々が今よりもっと豊かで幸せを感じられる社会を創り上げることです。このことは、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の達成と目的を同じくするものです。

エプソンは社会課題の解決に真摯に向き合い、エプソンへの期待を感じ取り、それらをはるかに超える商品やサービスの提供により、新たな価値の創出に取り組みます。そして長期ビジョン「Epson 25」で掲げる4つのイノベーションを通じて、SDGsで目指す持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。

セイコーエプソン株式会社
代表取締役社長
碓井稔


外部とのコミュニケーション

エプソンは、SDGsへの貢献のために、外部の皆様とのコミュニケーションを継続的に行っています。

バックナンバー

長野県SDGsシンポジウムに参加

2019年4月、長野県およびG20 関係閣僚会合長野県推進協議会などの関係団体主催による「長野県SDGsシンポジウム」がホクト文化ホール(長野市)において開催されました。このシンポジウムは、同県におけるSDGsを県内企業に普及促進することを目的として、長野県SDGs推進企業登録制度の創設とロゴマークの発表、学識経験者の基調講演、企業などの関係者による事例発表が行われました。
当社は、県内企業を代表し自社のSDGs達成に向けた取り組みについて講演を行い、聴講者からの質問や意見を受けました。また2018年度長野県地域SDGsコンソーシアムにオブザーバー企業としても参画し、長野県および他の企業とともに「長野県SDGs推進企業登録制度」の検討に携わりました。今後も官民連携の地域創生SDGsに貢献していきます。

ESG/SDGs対応フォーラム(笹谷塾)の開催

2019年2月に、一般社団法人企業研究会が主催する第2期ESG/SDGs対応フォーラム(笹谷塾)を当社の新宿事業所にて開催しました。このフォーラムは、社会的関心の高まるESG投資や、持続可能性の世界共通言語であるSDGsを最新の社会動向や企業事例から学び、企業価値向上につなげるための活動を行っています。
フォーラムでは講義に続き、参加者の皆様に当社のショールームにて乾式オフィス製紙機「PaperLab A-8000」と、高速ラインインクジェット複合機「LX-10000F」を見学していただき、その後、当社の活動を一つの事例として取り上げ、事業を通じた社会課題解決への貢献について参加者全員で討議を行いました。当社は、フォーラムの中でいただきました期待や意見を、今後の活動の参考にしていきます。

社内啓発活動

SDGsに関する講演会の開催

当社は、役員および正副事業部長・本部長などの経営層、部課長などを対象に、2018年11月にSDGsに関する講演会を開催しました。講演者に、(株)伊藤園顧問(当時)の笹谷 秀光氏を迎え、「ESG時代のSDGs活用と価値創造」というテーマで、今なぜSDGsへの取り組みが求められているのか、企業への期待について講演していただきました。

笹谷氏からエプソンへのメッセージ

SDGsは持続可能な社会を創るため、三方良し(世のため、人のため、自分のため)に「子孫のため」という、世代軸が入った概念です。エプソンの経営理念には、自分良し、相手良し、世間良しが盛り込まれています。これからの日本企業は「三方良し」のSDGs企業経営を行っていることをもっと世界に発信すべきであり、「発信型三方良し」となれば強力です。
また、企業はSDGsの17の目標一つ一つを自社の「リスク」と「チャンス」の両面で捉えていくべきです。エプソンのPaperLab A-8000は、これらの目標の多く(6:水、7:エネルギー、12:リサイクル、15:森林など)を実現している商品であると思います。SDGsは「目標」であると同時に、それに取り組む世界中の全ての関係者(国・企業・団体・個人など)の「共通言語」と言えます。
まずは、SDGsで協働のプラットフォームを作り、Win-Winの関係に持っていくことで社会課題を解決し、企業価値を高めていってほしいと思います。

碓井社長のコメント

エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」を通じて社会に貢献し、より良い社会を作ろうと活動をしています。社会的な価値と経済的な価値を両立させること、そして、世代を超えてより良い社会を作っていこうということが世界の潮流であり、エプソンの取り組みと目的を同じくするものであると、自信を深めることができました。
エプソンのインクジェット、ビジュアル、ウエアラブル、ロボティクスの4つのイノベーションは、まさにSDGsのゴールに貢献できる活動であり、確実に、スピード感を持って社員一丸となって取り組みます。


eラーニング「SDGsの基礎」の実施

2018年10月から、社員のSDGsへの理解を深めるために、国内グループ社員を対象にeラーニングを実施しました。
世界がより良い状態で持続・発展していくための目指すべき目標「SDGs」とは何かを学び、なぜ今「SDGs」が必要なのかを理解することを目的に、SDGsの17目標を一つ一つ解読し、理解を深めました。このeラーニングは約16,000人を対象とし、90%以上が受講しました。
eラーニング受講による気付きとして、「業務において具体的にどのような取り組みがSDGs達成のために必要かを考えたい」「他人事ではなく自分の問題として取り組みたい」「『なくてはならない会社』と結び付けて考える良い機会となった」、などのコメントが寄せられました。

「統合レポート2018」読み合わせの実施

2018年9月に「統合レポート2018」が発行されました。統合レポートは非財務情報と財務情報をまとめた報告書であり、対外的に報告を行うだけでなく、エプソンの取り組みについて社員に広く周知するために有効なツールと考えています。
このレポートを用いて、エプソンの価値創造戦略・価値創造基盤とSDGsとの関わりについて理解を深めるため、国内の社員を対象として、職場ごとに統合レポートの読み合わせを実施し、513職場8,353人が参加しました。
読み合わせによる気付きとして、「全社方針・他事業・他職場の業務を理解できた」「自分の仕事と具体的なSDGsとの関連を理解できた」「お客様や社会のニーズを理解する必要があると強く感じた」「エプソンだからこそできること・エプソンにしか実現できないことにどんどん挑戦していきたい」などの感想が寄せられました。

SDGsとは

2015年、国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
このアジェンダは、人間、地球および繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げました。この目標が、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」です。

SDGsに関する詳細は以下をご覧ください。

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外部とのコミュニケーション2018