インクジェットイノベーションによる社会課題の解決

全世界が合意するSDGsは、持続可能な社会の構築のために「世界を変革する」ことを求めています

「インクジェットで世の中を変えたい」
この強い想いのもとに、経済成長と環境負荷のデカップリングを実現するため、今までのやり方や考え方を根本的に変え、社会の環境負荷を徹底的に下げる商品・サービスや生産プロセスを提供すること。
これがエプソンの使命です。

デカップリング:
経済成長と環境影響・天然資源の利用などを「切り離す」
技術革新や社会変革によって、生産・消費・廃棄の各段階での資源効率や環境効率を高めることを意味しています。

インクジェット技術の強み

エプソンのインクジェットは、熱を使わず機械的にインクを押し出して飛ばします

インクを飛ばす非接触方式だから いろいろなメディアに印刷可能
熱を使わないから さまざまなインク(物質)が使える

エプソンのインクジェットの特長


PrecisionCoreマイクロTFPプリントチップ

エプソンは、ピエゾ方式の最先端であるPrecisionCore(プレシジョンコア)プリントヘッドを多様なジャンルに展開しています。
生産性向上と環境負荷低減の価値を共に提供できるこの技術を基に、商業・産業領域におけるデジタル印刷市場の拡大に対応するため、プリントヘッドの外販事業を強化し、あらゆる「プリント」を置き換えたいと考えています。

将来展望(量産・創造領域拡大)

インクジェットによるものづくりの革新
オープンイノベーションによって産業構造の革新を進めます

持続可能な社会とは、「人々が満足し幸せに暮らす」ことや、「社会で生じる環境負荷を画期的に下げる」ことだと考えます。

経済成長と環境負荷のデカップリングを促進するため、あらゆる技術革新によってあらゆる生産プロセスを革新する、すなわち「産業構造を革新」することが求められる時代が来ています。

エプソンのインクジェット技術は、持続可能な社会の条件を満足できるポテンシャルを持っています。
また、インクジェット技術が応用できる潜在的なニーズも高まっています。
この技術を新たな用途に拡大し、その能力を最大限に発揮するためには、エプソンと志を同じくし、新たな発想や技術をもつ外部パートナーの協力が必要です。
さまざまな分野で強みを持つパートナーと互いの強みを融合させることで相乗効果を生み出し、高いレベルの産業構造の革新につなげます。

オープンイノベーションでさらにインクジェットの用途を拡大

最先端プリントヘッド

エプソンンインクジェットの進化
エプソンのインクジェットヘッドは、大きく3世代にわたって進化を遂げてきました

Precision Coreヘッドのノズル径は、0.02mm(20µm)

一般的な髪の毛(0.1mm)の5分の1に相当します

ピエゾ方式のインクジェットヘッドは消費電力が少なく、また、熱を使わないため、さまざまなインクに対応することができます。
1984年以降エプソンのインクジェットヘッドは大きく3世代にわたり、「より速く、より精密に、よりコンパクトに」を追求することで進化を遂げてきました。

最新技術により生み出された第3世代は、超薄膜のピエゾアクチュエーターからノズルまで全てを高精度MEMS技術で実現したPrecisonCoreヘッドです。
わずか1マイクロメートル、1/1000mmという薄膜ピエゾにより大きな変位を得ることが可能となりました。

知的財産のポイント

エプソンはピエゾヘッドに関する圧倒的なワールドワイドの特許登録件数を有し、その成果をヘッド技術に反映しています。

* 2020年3月10日現在、エプソン調べ

* 日本・米国・中国・欧州におけるピエゾ式プリントヘッド関係特許の登録件数(2000年4月1日以降出願)

事業成長と環境負荷低減との両立

広丘事業所9号館稼働(2018年)

将来的にプリントチップの生産能力を3倍にし外販ヘッドを拡販していくことで
産業構造を革新する基盤を構築しました

9号館の環境配慮ポイント

  • 照明の全館LED化
    半導体製造用の「イエロー光」にも最新LEDを導入
  • 高効率な空調システムの採用
    「タスク&アンビエント空調」により建設資材削減、スペース効率の向上
  • 低炭素電力による生産
    実質9号館使用分の全ての電力を再生可能エネルギーで賄うことが可能

第29回地球環境大賞「経済産業大臣賞」受賞 最小限の環境負荷をめざす「インクジェットイノベーション」を推進第29回地球環境大賞「経済産業大臣賞」受賞 最小限の環境負荷をめざす「インクジェットイノベーション」を推進