エプソンの環境活動

環境ビジョン2050

環境ビジョン2050

環境ビジョン2050策定

エプソンは、 2008年に2050年をゴールとした「環境ビジョン2050」を策定し、その実現に向け環境活動を展開してきました。しかし、策定から10年が経過し、エプソンを取り巻く環境が大きく変化しています。
外部環境変化として、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs*1)や、脱炭素社会を目指すパリ協定*2など国際的に持続可能な社会に向けた動きが加速しており、企業としての取り組みも新たな標準や目標に向け変化が求められています。
一方、内部環境変化としては、より強みに立脚した事業構造への転換として、中・小型液晶ディスプレイ事業や光学事業を譲渡し、事業成長に向け、事業領域をコンシューマーからオフィス・商業・産業領域にシフトする動きを加速させています。この領域では、社会からのニーズや環境へ与える影響は、コンシューマ領域とは大きく異なってきます。
こうした社内外の環境変化を踏まえた長期指針が必要と判断し、環境ビジョン2050を改定しました。
*1 2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な社会に向け、気候変動や貧困、人権など世界が抱える問題に対して取り組む国際目標。
17の目標と169のターゲットからなる。
*2 世界の平均気温の上昇幅を産業革命前から2℃未満に抑えるという世界共通の長期目標などを定めた気候変動問題に関する国際的な枠組み。






「環境ビジョン2050」と中間施策(バックキャスティング*3

2050年のビジョン実現に向けたアプローチ

持続可能な社会の実現に向けて求められる活動は地球規模におよび、一企業の事業活動における環境負荷の低減で貢献できることは限られます。そこで「環境ビジョン2050」には、エプソンのテクノロジーや商品・サービスを基盤にさまざまなパートナーとシナジーを創り出し、より良い社会のためその役割を果たすことをアクションとして明記しています。
「環境ビジョン2050」を実現するため、マイルストーンとして中間目標を置き、現実とのギャップを埋めながら着実な取り組みを行っています。長期ビジョン「Epson 25」は、2050年の目標からバックキャスティングして、2025年におけるあるべき姿を中間目標として定めたものです。ものづくり企業として「省・小・精」を究め極めた独創の技術と取り組みにより、商品の環境性能向上や事業活動など、バリューチェーンを通じた環境負荷低減を進めていきます。また、商品・サービスを通じて、従来とは異なる新たな業務プロセスをお客様に提案し、環境と経済を両立する高いお客様価値の提供を目指します。
*3 あるべき姿、ありたい姿としてのビジョンをまず描き、次にそこへ至るためのシナリオを検討する手法。


SDGsとの関係

エプソンは、環境活動を含むCSR活動を通じて、SDGsの達成に貢献することを宣言しています。
SDGsとは、全ての人がより良い生活を送ることができる世界を目指し、そのために世界中の人々が取り組むべき目標です。例えば、貧困や飢餓を終わらせること、人権や平和、ジェンダーの平等が守られること、そして地球環境や天然資源を未来の世代のために持続させることなど、17の目標を掲げ、国連に加盟する全ての国が、その達成を目指し、2030 年に向けて取り組んでいくものです。
エプソンの「環境ビジョン2050」は、2030年の世界の目標であるSDGsと方向性は同じです。SDGsの達成を目指しながら、持続可能な社会の実現に向け、常にお客様や社会の課題に真摯に向き合い、事業活動を通じてエプソンならではの環境価値を創出し続けます。