エプソンの環境活動

資源/循環型社会の形成

水資源の保全

水は気候変動をはじめとした他の環境側面と密接に関連しています。エプソンは、事業活動において多くの水資源に依存しており、水資源の持続可能性は事業継続に大きな影響を与えるという認識のもと、必要以上に水を汚さず、消費せず、使った水はリサイクルして使うことを基本として水資源の保全に取り組んでいます。生産工程において、工場排水のリサイクル率向上や水質規制強化への対応などに積極的に取り組むとともに、水処理設備については、より省エネルギータイプを導入するなど、総合的な環境負荷低減を図っています。また、生産工程で使用する水にとどまらず、全従業員が、安全な飲料水と衛生的な水回りの環境にアクセスできることも重要であり、従業員への節水・汚染防止の啓発や、節水設備・衛生設備の導入に取り組んでいます。

2018年度の水使用量は8,351千m²と前年度からわずかに増加し、前年度使用量以下の目標達成とはなりませんでした。

水リスクへの取り組み

水リスク評価のグローバルスタンダードのうち、世界資源研究所(WRI)のAquiduct(アキダクト)および世界自然保護基金(WWF)のWater Risk Filterを用いて、エプソンの生産拠点に対して水リスクの評価を行いました。その結果、物理的な水資源量や水質汚染リスクなどの観点を考慮した両評価ツールの総合的なリスク指標において、最も高いリスクレベルに該当する拠点はありませんでした。しかし、中国および東南アジアの生産拠点の一部が、水資源に乏しいとされるWater stressed areasに所在していることが分かりました。今後は継続的な水使用削減活動ととともに、実際の拠点流域における水リスクの評価方法の検討も進めていきます。

2018年度の地域別水使用量とBaseline Water Stressマップ

* この地図は、www.wri.orgで提供されるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で、セイコーエプソン株式会社が世界資源研究所のAqueduct Global Maps 2.1を使用して作成したものです。Aqueduct Global Maps 2.1のBaseline Water Stressマップにエプソンの水使用総量に対する地域ごとの水使用割合を表示しています。円のサイズは地域ごとの水使用割合のイメージです。

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