決算説明資料

2014年3月期(2013年度)第2四半期決算説明会 質疑応答要約

  • Q1第2四半期の前年同期からの増益要因を教えて欲しい。
  • A前年同期比240億円の増益のうち、為替影響がおよそ6割程度。為替影響を除いた増益の大半が情報関連機器セグメントである。
    情報関連機器セグメントのうち、インクジェットプリンター事業については、先進国市場向けでのローエンドモデルの絞り込み、販売価格維持、新興国市場向けの大容量インクタンクモデルの数量増加等によるモデルミックスの改善と平均販売単価の上昇に加え、消耗品の売上高増加などにより大幅な増益となった。
    また、全社費用セグメントにおいては、長年蓄積してきた研究開発活動の成果である保有特許の有効活用による特許料収入もあり増益となった。
  • Q2下期の営業利益予想は、為替前提を従来から円安に変更したにも関わらず前回予想と同額であるが、背景を教えて欲しい。
  • A営業利益の為替感応度は、年間では1円の円安に対してUSドルで1億円、ユーロで11億円のプラス影響。
    情報関連機器セグメントは、上期から市場環境に大きな変化は見込まれない中、インクジェットプリンター事業を中心に戦略に基づく着実な取り組みを継続することで、前回予想の営業利益を確実に達成することをベースに、為替前提の変更に伴う影響分を加味し上方修正した。
    一方、デバイス精密機器セグメントは、マイクロデバイス事業でプライスエロージョンの進行を織り込み下方修正した。また、センサー産業機器セグメントも、新規事業の商品展開の遅れにより前回予想を下回る見込みである。
    以上により、下期の営業利益は前回予想を据え置くこととなった。
  • Q3インクジェットプリンター市場全体とエプソンの予想前提について教えて欲しい。
  • A市場での本体数量は、先進国では縮小し、エマージング地域は拡大することから、全体では前年度並みの前提であり、エプソンの販売数量予想も前回予想と変わらず前年度並みの台数を計画している。
  • Q4今後、インクジェットプリンター市場が予想に対して縮小した場合は、エプソンの下期予想にどのような影響を与えるのか教えて欲しい。
  • A市場縮小が進行しているのは、低価格帯の市場である。エプソンは本体のMIF(市場での本体稼働台数、以下同じ。)構成の改善を進めてきており、この価格帯での販売を戦略的に絞り込んでいるため、影響を大きく受けることは無いと考えている。引き続きエマージング地域向けの大容量インクタンクモデルやオフィス向けインクジェットプリンター市場の開拓を進め、採算改善を進めていきたい。
  • Q5今年度に入り、消耗品の売上高が回復傾向にあるが、下期及び来年度への考え方を教えて欲しい。
  • A本体のMIF構成の改善による効果が消耗品の売上にも反映されつつあると考えているが、これによる業績への影響は来年度から徐々に表れるという見方には変わりがなく、引き続きMIFの改善に向けた取り組みを強化していきたい。
  • Q6今後のオフィス向けインクジェットプリンターの拡販に向けた取り組みについて教えて欲しい。
  • A現状よりさらに高速印刷を実現するためのラインアップを整えていく。また、販売方法については、現在も進めているオフィススーパーストアーのほか、ディーラーなどを通じた販売体制の強化にも取り組んでいく。
  • Q7北米におけるPOS関連製品は、どのような市場に展開されているのか教えて欲しい。
  • A大きな市場としては、金融関連や流通関連の企業向けがある。これらは、景気との連動性が高いため、今後も景気動向に注目していきたい。