三好和義写真展「楽園の跡 軍艦島」

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<本イベントは終了いたしました>

三好和義写真展「楽園の跡 軍艦島」

三好和義写真展「楽園の跡 軍艦島」 開催日時:2016年4月15日(金)〜5月12日(木)

10:30~18:00(最終日は15:00まで) / 日曜休館(祝日は開館) / 入場無料

会場 : エプソンイメージングギャラリー エプサイト

協力 : ジェットグラフ株式会社

階調豊かなモノクロプリントに写っているのは、高層建築が立ち並ぶ町並みだ。だが人影はなく、窓ガラスは割れてあちこちが崩れ、雑草が生い茂っている。
この作品を見ると、三好和義の今までの作品とは雰囲気が異なることに驚かされると思う。

三好は「楽園」をテーマに、青い空と海、豊かな緑といった自然風景や、そこに生きる人々や風物を色鮮やかに美しく描く写真家だ。ところが、最新作の舞台は長崎県の端島(はしま)。
姿かたちから「軍艦島」と呼ばれ、石炭産業華やかなりし頃には炭鉱の島として知られた。南北約480メートル、東西約160メートルという中に、炭鉱と関連施設、各種生活施設があり、最盛期には約5千人が暮らし、狭い敷地をいかすために高層住宅が立ち並んでいた。1974年(昭和49年)に閉山となって住人は去り、今では廃墟になっている。

「楽園」とは、三好いわく「癒やしを感じさせる理想郷」。魂の安らぐ聖地も含まれると考え、世界中を取材し、近年は日本国内の神社仏閣なども撮影している。彼は言う。「軍艦島は、豊かな暮らしを求めて人々がつくり出そうとした理想郷だったのでは。いわば『楽園の跡』だと思うのです」

ではなぜ、モノクロプリントなのだろうか。「軍艦島を撮影してみると、そこに独特の時間の流れを感じたのです。これを表現するには、モノクロームのほうが向いていると思った。そして、インクジェットプリンターによるモノクロプリントの質もずいぶん向上したと感じたので、久しぶりにモノクロにしました。17歳のときの個展以来です。僕は写真作家のオリジナルプリントも集めていますが、そうした目で見てもEpson UltraChrome K3インクによる黒の締まりは素晴らしい。今まで以上に気に入っています」

本展の作品はバライタ紙のインクジェットペーパーILFORD GALERIE PrestigeGOLD FIBRE SILK(注1)にプリントされている。K3インクとのマッチングは思った以上だったそうだ。ぜひ、会場に足を運んで確かめてほしい。

text:Kaoru Akiyama(editor)

(注1) 「GALERIE」はILFORD Imaging Europe GmbHの登録商標です。記載されている会社名および商品名は各社商標です。

1958年、徳島県生まれ。1985年初めての写真集『RAKUEN』で木村伊兵衛写真賞を受賞。以降「楽園」をテーマにタヒチ、モルディブ、ハワイ、サハラ、ヒマラヤ、チベットなど世界各地を撮影し、その多くを写真集として発表。近年は伊勢神宮、屋久島、仏像など日本での撮影も多い。近著は『室生寺』(クレヴィス)。日本の世界遺産を撮った作品は国際交流基金により世界中を巡回中。

写真展連動イベントのお知らせ

1. 三好和義写真展 ギャラリートーク

日時:4月16日(土)11:30 /13:30 /15:30(各回20~30分を予定)

会場:エプサイトギャラリー

  • 入場無料
  • 予約不要

作品を歩いて見ながら写真家の解説を聞く形式のイベントです。お席の準備はございません。あらかじめご了承ください。

2. ILFORD GALERIE Prestige GOLD FIBRE SILK実感キャンペーン

エプサイトでは本展(三好和義写真展「楽園の跡 軍艦島」)会期中、ILFORD社製インクジェット用バライタ紙「ゴールドファイバーシルク」をエプソンプロセレクションシリーズのプリンターを使用し、ご希望のデータで印刷できるキャンペーンを実施します。

  • 事前予約制
  • 無料

本展示は下記プリンターで制作を行いました

SC-PX3Vスペック
Epson UltraChrome K3インク搭載
A2ノビ/17インチ幅ロール紙対応モデル

製品詳細についてはこちら

「楽園」写真家として有名な三好和義氏。鮮烈なブルーに象徴される鮮やかな光沢感と透明感溢れる数多くの写真は、いつ見ても私たちを魅了し続けます。
その一方で、マット紙や和紙を含め、被写体に応じて多様な用紙を選び抜く眼力を持つことで、繊細で美しいプリントを生み出す名手としても知られています。
ファインプリントのマイスターともいえる三好和義氏が、この度、エプサイトギャラリーで見せてくれるのは、格調高きモノクロプリントです。 自身にとって実に40年ぶりとなるこの展覧会のために、三好氏が選んだのがエプソンプロセレクションのフラッグシッププリンターSC-PX3V。
より濃く深く引き締まった黒でモノクロ作品の暗部の微妙なトーン変化も忠実に再現、インクをコントロールするエプソン独自の技術が、高画質プリントを支えます。