路地裏にあって目立ちにくい、街道沿いで車のお客を呼び込みたい。そういう場合にぜひ活用したいのが「のぼり」です。風にはためくのぼり旗は、遠くからでも目にとまりやすい。だからこそ、お店の存在をアピールし、お店の前へとお客様を導くためにも、人を惹きつけるのぼり作成のポイントをしっかり押さえて、集客効果を高めたいものです。ここでは、のぼりの効果的なデザインと配置について説明します。ポイントを理解したら、実際の作成ステップを見ながら、のぼりづくりにチャレンジしてみましょう。
のぼりを作る上で必要な5つの要素を、まずは押さえましょう。
道行く人に「業態」や「店の売り」をひと目で伝えるためにも、情報量は絞ります。業態をアピールするのか、商品をアピールするのか、あらかじめ考えておきましょう。
訴求ポイントにあわせて、デザインの方向性を決めます。業態そのものや金額をお客様に訴えたい場合は、たとえば「○○クリーニング ワイシャツ1枚100円」のように、大きく文字のみを入れます。商品がセールスポイントの場合は、商品の写真と文字の両方を入れるといいでしょう。アイキャッチ効果を高めるためにも、のぼりは色使いが重要で、のぼりを設置する店舗の外観や周りの風景に馴染まない色を選びましょう。背景色と文字色はコントラストの高い色を選ぶなど、遠くから見ても「ひと目で伝わる」色使いを心がけましょう。
使用する写真やイラストなどを用意します。商品写真だけでなく、たとえば「秋なら紅葉」「春は桜」のように、写真やイラストで季節感を演出するのもオススメです。
20~30m手前からでもひと目でわかるように、写真や文字はシンプルに大きく配置します。商品の写真は、迫力があるように、写真の一部が切れるくらい大胆に配置するのもいいでしょう。また、書体もデザインの一つです。特にのぼりは、訴求ポイントを文字で端的に伝えなければならないもの。業態・商品名・イベント名など目立たせたい部分には、ぱっと目を惹く書体を選びましょう。
耐久性に優れたポンジクロスに印刷します。
作成する前に、通行人の動線を考えて、道路の反対側や近くの横断歩道などに立って、どれくらいの文字の大きさなら読めるのかを、あらかじめイメージしておきましょう。近くに同業他社があった場合、その店舗との差別化も考えてデザインします。のぼりは、同じデザインのものを連続して数多く配置した方が、訴求力が高まります。風で揺れる動きによって人の目をひくので、目立たせたい一心で旗を固定してしまうと、かえって逆効果です。
訴求ポイントを端的に伝えるもの。シンプルに大きく配置します。文字色は、遠くから見ても読めるよう、地の色とのコントラストの高い色(地の色が濃ければ文字色は薄めに、地の色が淡い色なら文字色は濃い目)を選びましょう。
商品がセールスポイントの場合には、商品の写真を入れるとインパクトが強まります。写真やイラストは、見た人が“思わず足を止めたくなる”目を惹くもの、美しいものを選びましょう。
催事場や売り場コーナーなどで使用する場合は、店名は入れなくてもよいですが、店から少し離れた場所や道路沿いに設置するなら、「誰が」発信しているメッセージなのかを伝えるために、店名は入れておきましょう。
のぼりも一つの情報です。同じ情報を何度も見ていると、自ずと新鮮さは失われてしまいます。少なくとも季節ごとに、さらには、イベントにあわせて新しいのぼりを用意したいものです。内製すれば、好きなタイミングで必要な数だけ、低コストに作ることができ、作成したのぼりのデータは、次の年ののぼりづくりの参考にもなります。