導入事例 第一ゼミナール 小阪校 様

ビジネス向けプロジェクター導入事例:第一ゼミナール 小阪校 様 壁掛け型プロジェクターによる電子黒板活用 限られた時間で最大限の学習効果を実現

導入モデル

EB-485WT

(注)販売終了製品

さらなる短焦点化を実現。電子黒板機能も使いやすくなった壁掛け対応・超短焦点モデル

EB-485WT(販売終了)

現行製品:EB-685WT

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導入学校様のご紹介

第一ゼミナール 小阪校

外観写真

教育現場においてプロジェクターの導入と活用が進んでいる。大阪を中心に近畿一帯で展開する学習塾「第一ゼミナール」では、エプソンの電子黒板機能内蔵プロジェクター89台を導入し、授業に活用している。第一ゼミナール小阪校を訪ね、導入の狙いと授業での学習効果について、お話を伺った。

学校側のニーズ・問題

  • 据え置き型プロジェクターを使用。授業のたびに設置・片付けの手間がかかっていた。
  • 画面の明るさが暗いので、教室の照明を消して授業をしていた。後ろの席ではスピーカーの音が聞こえにくいかった。

導入後

  • 設置・片付けの手間がなくなり、授業がスムーズに開始・終了できるようになった。
  • 画面が大きく明るいので、教室の照明も落とさずに済むようになった。
  • スピーカーの音も明瞭で聞き取りやすくなり、子供たちの集中力も高まった。

導入背景

マルチメディア教材を使った指導には電子黒板機能は必須だった

阪田 貴司先生

株式会社ウィザス
第一教育本部
高校受験統括部
サイエンス教育推進室
室長兼理科マイスター
阪田 貴司先生

学習塾「第一ゼミナール」では、4年程前から小学生向けにマルチメディア教材を使った英語指導を行っている。音声と映像を通して耳と目で英語に親しむこのコースでは、プロジェクターが重要な役割を担っている。このたび、プロジェクターのリースアップに伴って、エプソンのプロジェクター電子黒板機能内蔵・超短焦点モデル「EB-485WT」を各校に導入した。

「ぜひ、電子黒板の使える製品を導入したかった」と、機種選定にあたった株式会社ウィザスの阪田貴司先生は語る。近年教育現場ではICT機器の導入が進んでおり、万が一でも公立校より電子黒板の導入が遅れるようなことがあってはならないという思いもあった。

以前は移動式のプロジェクターを使用していたが、活用頻度は年に数回止まりで十分に活用しているとは言えない状況だった。プロジェクターやスクリーン、ノートPC一式を持っての移動、配線や設定の確認、片付けなどをわずか10分程度の授業の間に終えなければならない先生たちの負担も大きかった。

だが、各社の電子黒板がどの程度使えるのかは未知数。そこで、導入に先立ってプロジェクターの販売会社や各メーカーから電子黒板機能付きのプロジェクターを借り、自身が授業で使ってみることにした。EB-485WTであった。

選定理由

約一年間、さまざまな条件下で厳しい検証を実施

阪田先生の担当教科は理科だが、他の教科の先生たちの協力を得て、通常の板書やグラフ、数式などを書いた場合や、ホワイトボードの隅など様々な場所での電子黒板の追従反応などを約一年かけて検証していった。「全部で5~6機種試しましたが、明るさや画面の大きさ、超短焦点であるといったプロジェクターとしての基本性能、電子黒板の反応と使い勝手(ペンツールソフトの充実)、コストという3つの条件を満たしたのがエプソンでした」(阪田先生)。

壁掛け対応・超短焦点モデルだから影ができにくい、眩しくない

従来の据え置き型プロジェクターでは、先生がスクリーンの前に立つと、スクリーン上に人物の影が投影されて画面が見えない、生徒の方を向いた時にはライトが眩しいという問題があった。EB-485WTでは上から斜めに投影するので影ができにくく、ライトも目に入らない。

導入効果

ビジュアル教材を使って英語を学ぶ「楽しさ」伝える

岩本 光代先生

第一ゼミナール 小阪校講師
岩本 光代先生

この日、小阪校の「EB-485WT」が設置された教室では小学生英語コースの授業が行われていた。担当の岩本光代先生が手元のPCで教材を再生すると、ホワイトボードに様々な海の生き物たちのイラストが投影される。「How many starfish are there?」(ここにヒトデは何匹いますか。)と先生が問いかけると、一人の生徒が前に出て、手渡された電子ペンで「seven」(7匹)とホワイトボードに書き込んだ。生徒たちも最新の設備をなかなか上手に使いこなしているように見える。

「EB-485WT」については、「以前は据え置き型のプロジェクターを授業のたびに設置していましたので、常設の壁掛け型になって授業の準備・片付けが以前よりも格段に楽になりましたね」と語る。また、16Wスピーカー搭載なので教室の後ろでも音がよく聞こえる。画面が大きくて見やすいと生徒たちにも好評だという。

電子ペンで文字を書き込む様子

電子ペンで投映面に文字を書き込む生徒(写真左)。ホワイトボード用マーカーとの併用も可能。また、PC使用時は2本の電子ペンを使った同時書き込みにも対応する。電子ペンで投映面上のボタンを押している様子(写真右)。

今後の展望

デジタルツールの活用で授業の密度を高めたい

第一ゼミナールでは、「EB-485WT」導入後は、父兄向けの入会説明会や、全生徒を対象に実施している第一ゼミナール独自の「意欲喚起講座(EMS(注1))」にもプレゼン資料や映像教材を利用して投映するようになった。以前の機種よりも操作性が良く、手軽に使えることがその理由である。

「先生たちのICT機器利用への関心も高まってきました。『より楽しく、分かりやすい授業』を実施するには、先生自身がICT機器を楽しんで使えることが必要です。今後は、プロジェクターや電子黒板の使い方を全教科について研究していきたいですね」(阪田先生)。

(注1) EMS:the Education Method of Self-motivation
EB-485WTを使った英語の授業。

EB-485WTを使った英語の授業。

プロジェクター接続構成図

学校概要

第一ゼミナール 小阪校

所在地:〒577-0801 大阪府東大阪市小阪1-10-36 第一ゼミ小阪ビル1F
最寄駅:近鉄奈良線 八戸ノ里駅
御担当者:坂田様、岩本様

URL:http://www.daiichisemi.net/

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2012.10.05現在
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