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セイコーエプソンのウオッチ事業は、大和工業(1942年創業)が、1944年に諏訪市に疎開した、セイコーグループでウオッチの製造部門を担当していた第二精工舎(現セイコーインスツル株式会社)(http://www.sii.co.jp)に協力して、メカウオッチの組立・部品製造を行ったことに遡ります。その後1950年代には、生産技術の進展を背景に品質の安定、向上が図られました。この努力は、1956年の「セイコーマーベル」の誕生として結実し、その際に培われた技術力は、その後のセイコーエプソン全体の精密技術、微細加工技術の礎となりました。
1964年の東京オリンピックの公式計時を、セイコーグループが初めて担当することにより、ウオッチ事業は更なる飛躍を遂げることとなりました。当社(当時の諏訪精工舎)は、セイコーグループの一員として、オリンピックに向けて、世界で初めて小型化に成功したクオーツ式の卓上型「クリスタルクロノメーター951」を開発しました。「クリスタルクロノメーター951」は東京オリンピックで大活躍し、記録の精度を1/100秒にまで高めました。
当社では、更に小型化したクオーツウオッチの開発を進め、1969年12月末に世界初のクオーツウオッチ「35SQ(セイコークオーツアストロン)」を発表・発売しました。35SQの誕生以降、当社は世界の時計市場がメカ式時計からクオーツ式時計へと主流を移す一大革命を引き起こしました。この功績により2004年米国電子技術者協会のマイルストーン賞を受賞しました。さらに1973年には、時刻表示部分に世界で初めて秒表示を可能にしたLCDを用いたデジタルウオッチ「06LC」を開発・発売、また電池交換不要の1977年ソーラー発電式クオーツを開発・発売するなど、クオーツウオッチの分野でのリーダー的役割を担ってきました。
1980年代にはいると、時計は単に時を知らせる機械から、より付加価値を高めた商品へと進化。その代表的な商品が、1982年に発売されたテレビウオッチです。これは長年にわたって培ってきた、高度なCMOS-IC技術を始めとする技術力が結集した商品となりました。
一方、省エネルギー技術を推し進め、自動巻き発電機能搭載の「AGS/KINETIC」を1988年に開発。人間の動きをエネルギー源とするヒューマンな技術として「AGS/KINETIC」は、時代にマッチするとともに、多くのお客様のご支持により、世界中で愛用されております。
環境意識の高まりや、より人間的な暖かさを時計に求める流れの中で、構想から20余年を経た1999年に、メカウオッチで培った技術技能と、最先端の電子デバイス技術を融合して、スプリングドライブ機構を搭載した腕時計が開発・発売されました。スプリングドライブは電池、充電池を一切使わずに、クオーツの正確さを実現し、長く大切に、愛着を持ってお使いいただける本格時計として注目されました。その後、自動巻き、ソヌリ、クロノグラフ等のバリエーションを追加、専門家に一層高い評価をいただき、世界中の時計ファンの支持を拡大しております。
SEIKOの商品についてのご紹介は、http://www.seiko-watch.co.jp/をご覧ください。
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