
外山 滋
Shigeru Toyama
製品名:-モーツァルト・ヴァイオリンソナタ 他三つの小品-
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ヴァイオリン・ソナタ へ長調 K.377(MP3,630KB)
型番:TYMK-019
価格:2,730円(税込)
「まぎれもなく、真正のモーツァルトである。」 これは、ヨーロッパで著名な音楽評論家アルフレード・パレンテ氏がイタリアの新聞イル・マッティーノ紙(1973年3月26日号)に書いた批評の中にある言葉である。
モーツァルトは不足でもやりすぎても駄目で、丁度良い範囲が非常に狭いことが表現の難しいところである、と言われるが、その点について、外山はその優れた音楽センスで「モーツァルトはこうでなくては」という演奏にしてしまうのである。我々はこのCDの中に、外山滋のモーツァルト観というものを、そのまま聴き取ることができる。
外山滋の表出する音楽には、同じ人が演奏しているとは思えない程の語彙の豊かさがある。
彼はどんな作品でも、それに最も相応しい音色や演奏法を用いる音楽性と、それに必要な優れたテクニックをすべて備えている。
アンコールのように入れられた3曲にも、その最高の音楽性とテクニックが、どんな傾向の音楽に対しても見事な結果を示していることが十分に聞き取れる。「そよ風」では特殊技巧をふんだんに駆使しているのに全く破綻がなく、軽やかにフーバイの世界に聴き手を引き込んでしまう魅力の素晴らしさ、「カバティーナ」での太い音色と歌心、プロコフィエフでの才気煥発な表現。そのどれ一つをとっても、他人に真似のできない外山滋の世界を伺い知ることができる。
本CDは復刻音源ながら、一般販売では初めてのソロCDアルバムである。
外山 滋 (ヴァイオリン)
ハンス・カン(ピアノ) / モーツァルト
池本 純子(ピアノ) / フーバイ、ラフ
内田 美苗(ピアノ) / プロコフィエフ
1935年、東京生まれ。
4歳から6歳まで、ヴァイオリンの手ほどきを受けるが、その後、太平洋戦争のため中断。
1946~51年(11~17歳)、世界の巨匠故アレキサンダー・モギレフスキーに師事。
1951年、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番で初舞台。
1953年、デビュー・リサイタルを開催し、天才ヴァイオリニストとの評判を得る。
1954年~57年、世界最年少のコンサートマスターとしてNHK交響楽団に在団。
その後、国内に留まらず欧州でも精力的な演奏活動を展開していった。
1960年、ABC交響楽団の7カ国公演において独奏者として参加。協奏曲35回(チャイコフスキー25回、ベートーヴェン10回)演奏。
1970年、ロンドン・ウィグモアホールで初のリサイタルに出演。
1975年、ウィーン/モーツァルト・ザールにおいて、モーツァルトのヴァイオリンソナタ全32曲を5日間の連続演奏会で独奏(ピアノ:ハンス・カン)し、絶賛を博す。
1980年と1984年には、パガニーニ国際コンクール審査員としてイタリア、ジェノバに招かれる。イギリス、カナダ、西ドイツ、オーストリアなど世界各国で数多くの演奏会、公演、音楽祭(ベルリン現代音楽祭)に出演し、欧州の新聞評では「完全な卓越したヴァイオリニスト」、「ソリストとして注目すべき演奏家」、「テクニックの完全なことを立証」、「現在、このようなベートーヴェンの協奏曲を演奏できる人がヨーロッパにいるだろうか。彼は300年のヨーロッパの伝統を知っている」、「我々よりヴィヴァルディを良く知っている(イタリー公演)」など、世界第一級と評された。
国内においては東京ヴィヴァルディ合奏団のゲスト・コンサートマスター、および独奏者に就任。1975年、東京・大阪において、1730年および1735年作のグワルネリ・デルジェス、1677年作ストラディヴァリ・サンライズの世界三大名器を使い、一夜にしてブルッフ、ベートーヴェン、ベリウスの三大協奏曲を演奏して世間の注目を集める。
毎年100回以上のコンサートを全国各地で開催しながら、テレビでは「バイオリンのおけいこ」、「オーケストラがやって来た」、「朝の談笑」、「夢のセレナーデ」「名曲アルバム」等で活躍し、非凡さを秘めつつ大衆を魅了する演奏で人気を集める。演奏ジャンルは驚くほど幅広く、タンゴからポピュラー(ビートルズなど)までをカバーし、大いなる天才ぶりを見せつけた。
今回のCDは復刻音源ながら一般販売では初めてのソロCDデビューとなる。
東京藝術大学音楽学部、桐朋学園大学各講師、日本指揮者協会会員、徳島文理大学音楽学部長を歴任。現在は徳島文理大学音楽学部名誉教授の地位にあるとともに、後進の指導にもあたっている。
「まぎれもなく、真正のモーツァルトである。」
日本人の私がこう保証しても、どうせ宣伝文だからと思われてしまうだろう。しかし、これは、ヨーロッパで著名な音楽評論家アルフレード・パレンテ氏がイタリアの新聞イル・マッティーノ紙(1973年3月26日号)に書いた批評の中に書かれているのである。しかし、彼はモーツァルトだけが上手いのではない。「そよ風」では特殊技巧をふんだんに駆使しているのに全く破綻がなく、軽やかにフーバイの世界に聞き手を引き込んでしまう魅力の素晴らしさ、「カバティーナ」での太い音色と歌心、プロコフィエフでの才気煥発な表現。そのどれ一つをとっても、他人に真似のできない外山滋の世界を伺い知ることができる。
早川正明(ライナー・ノートより抜粋)
Takeshi Kobayashi
Takayoshi Wanami
Toyoko Hattori
Kaoru Chiba
Seizo Azuma
Juro Aoki
Kenta Matsumi
Syoko Aki
Mineo Hayashi
Shigeru Toyama
Nobuko Imai
Shigenori Kudo