
松実 健太
Kenta Mtsumi
製品名:グリーンスリーヴズによる幻想曲
型番:TYMK-014
価格:2,730円(税込)
天性というより寧ろ、神が別個に贔屓しているような彼の音楽性の豊かさ。心と技術が見事にバランスした、貴重な精神性を持った若手演奏家である。CDのタイトルとなっている“グリーンスリーヴズによる幻想曲”はじめ、“ヴィオラソナタ”バックス、“愛のあいさつ”エルガーと続く選曲には、彼の才能を花開かせたイギリスへの憧憬と共感の深さがにじみ出る。終曲では20世紀末のクラシック音楽界に突如旋風を巻き起こしたピアソラの“ル・グラン・タンゴ”を絶叫一歩手前で確実なリズムにじっくりと歌い込んでくる。のびのびと積極的に語り掛けてくる松実の演奏にはとても自然な、素直な、美しい歌がある。“肩の力を抜いて、柔らかく、暖かく、時には渋味のあるヴィオラの音色を味わって頂きたい”とは松実健太本人からのメッセージである。
松実 健太(ヴィオラ)
森川 尚美(ピアノ)
1969年名古屋市生れ。桐朋学園大学在学中に英国王立音楽院に留学。1992年に王立音楽院大学院(ディプロマ)ヴァイオリン科を首席で卒業。在学中に恩師ジョン・ホワイト教授に出会い、本格的にヴィオラを始める。1993年に王立音楽院学長に就任した世界的なチェリスト、リンハレル氏に認められ、 イギリス・バース音楽祭など様々なコンサートで室内楽を共演した。 1994年第9回イギリス・ターンブリッジウェルズ国際コンクール弦楽部門で優勝。第5回ライオネル・ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)で第二位と特別賞を受賞。同年王立音楽院ヴィオラ研究科を修了し、帰国後、日本演奏連盟主催のリサイタルを開くなどソロ活動のほか国内外で室内楽奏者としても活躍中。特に美しい音と伸びやかな音楽性に 評判が高く、今後益々の活躍が期待されている。
1972年三重県生れ。4才よりヤマハ音楽教室でピアノと作曲を学ぶ。 1991年英国王立音楽院に入学。学内コンクールやパロマドーロ国際室内楽コンクールなどの国際コンクールでも優秀な成績をおさめ、また内外のオーケストラとの協演、ソロや室内楽でも活動。1994年同音楽院を首席卒業。1996年ディプロマを得て同音楽院大学院を卒業。帰国後もイギリスのクラシックFMに出演するなど活躍中。
松実さんのヴィオラの演奏を初めて耳にした時に、ふっと肩の力がぬけて、何かとてもなつかしい感じがし、それが、きっと、現代ではとても貴重な精神性を持った演奏家であろうと信じられた、そのことを強調したかったわけである。
松実さんの演奏には、とても自然な、素直な、美しい歌がある。ただ歌があるだけでは、言い直せば、ただ心があるだけでは、それはアマチュアの領域かも知れない。松実さんにはその心と、形、これも言いかえれば技術、との見事なバランスがある。しかも、まだ若いのでこの先花ひらいていく可能性の大きさは、はかり知れない。
小林道夫(ライナー・ノートより抜粋)
Takeshi Kobayashi
Takayoshi Wanami
Toyoko Hattori
Kaoru Chiba
Seizo Azuma
Juro Aoki
Kenta Matsumi
Syoko Aki
Mineo Hayashi
Shigeru Toyama
Nobuko Imai
Shigenori Kudo