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製品情報

林 峰男

林 峰男林 峰男&東 誠三

Mineo Hayashi & Seizo Azuma

製品名:Fun Classics 12 pieces Cello & Piano チェロとピアノが奏でる12の小品

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エレジー (MP3,475KB)

型番:TYMK-017

価格:2,730円(税込)

チェロとピアノの小品を12曲収録したこのアルバムは、音楽を愛する沢山の人達に、とりわけクラシック音楽に出会う年頃の子供たちに聴いて欲しいCDである。

また同時に、此れまで上手く出会いの機会を作れずに、クラシック音楽を聴きそびれてしまった、大人の人達に聴いて頂くことを願って製作したCDでもある。

演奏はチェロの名品として知られる”白鳥/サンサーンス”、そして”月の光/ドビュッシー”に始まり、中半には、平井康三郎編曲による日本古謡”さくら さくら”をおいた。チェロとピアノが奏するのは、満開の桜の優美さ、絢爛さであり、又、散り際を知り抜いているような淡紅色の花びらの何とも儚いさまを、名手、林峰男が超絶の技と表現力で全身を以って語りかけ、東のピアノがそれに応える。後半は、”アダージョとアレグロ/シューマン”へと続き、最後の”序奏と華麗なポロネーズ/ショパン”では、ふたりの一糸乱れぬ演奏が最終章へかけて圧倒的な盛り上がりを見せる。

林峰男と言えば今や日本を代表するチェリストであり、その実力は誰もが認めるところである。片や、本格派ピアニストとして今まさに充実した活動を展開する東誠三は将来のピアノ界を担う一人として大きな期待を寄せられている。確かな技術に裏打ちされた、ふたりの演奏を収めたこのCDは、魂の浄化作用という芸術の醍醐味をもって、聴き手を魅了し感動を与えてくれることだろう。

収録曲

  1. サンサーンス白鳥
  2. フォーレ夢のあとに
  3. ドビュッシー月の光
  4. ブロッホ祈り
  5. カタロニア民謡鳥の歌
  6. 平井康三郎編曲さくらさくら
  7. メンデルスゾーン無言歌(ロマンス)
  8. スクリャービンエチュード
  9. ドヴォルザークわが母の教えたまいし歌
  10. フォーレエレジー試聴試聴する(MP3,475KB)
  11. シューマンアダージョとアレグロ 変イ長調
  12. ショパン序奏と華麗なポロネーズ ハ長調

演奏者・共演者

林 峰男(チェロ)

東 誠三(ピアノ)

林 峰男 プロフィール

幼少よりチェロを才能教育で学ぶ。桐朋学園にて斎藤秀雄氏に師事。 その後、ジュネーブ音楽院を第1位で卒業。翌年スイス・ローザンヌ室内管弦楽団のソリストとしてヨーロッパにおいてデビューを飾った。1975年、ベオグラード国際チェロ・コンクール第1位に輝く。1976年にはワシントンD.C.とニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開き、アメリカ・デビューを果たした。なかんずく、カーネギーホールでのリサイタルは、ニューヨーク・タイムズが絶賛した。また翌年にはスペインで開催された『ガザルス生誕百年記念コンサート』に招待され、日本を代表するチェロ奏者として高く認知された。

1976年以来、スイス/ロマンド管弦楽団、ザグレブ・フィルなど数々のオーケストラと共演する一方、室内楽、リサイタルなど数多くの演奏会をスイスを本拠地としながらドイツ、フランス、オーストリア、スペイン、イタリア、ベルギー、チェコ、アメリカ、イギリスなど世界各国で開いている。日本へは毎年定期的に帰国し、全国各地で積極的な演奏活動を行っている。オーケストラもこれまでに新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京交響楽団、東京都交響楽団、東京シティ・フィル、大阪フィル、関西フィル、札幌交響楽団、群馬交響楽団、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、ロイヤルチェンバーオーケストラ等と共演している。

この間、1985年にはバッハ生誕300年を記念して『無伴奏チェロ組曲全6曲』を一夜で演奏するという画期的な演奏会企画で、全国17ヵ所・日本縦断コンサートを行い脚光を浴びた。また栃木県大谷石洞窟内で、月光を受けながら行った二夜連続の演奏会は毎日新聞にも取り上げられ、大きな反響を得た。京都・常寂光寺、東京・増上寺(開創600年記念)の本堂でリサイタルを行い、当日会場を埋め尽くした満員の聴衆に深い感動を与えた。無伴奏のチェロ曲を集めたCDも、欧州と日本で発売され、「レコード芸術」や「音楽の友」で高く評価され、現在でも隠れたベストセラーとなっている。

1995年には、カザルスホールにおいて『デビュー20周年4日連続演奏会』を開催。ピアノの園田高弘氏との共演をはじめ、無伴奏リサイタル、オーケストラとの共演、チェロ・アンサンブルという多彩な内容は、朝日新聞でも大きく取り上げられ、連日ホールを満席にした。今後ますますの活躍が期待される日本の代表的なチェロ奏者の一人である。

現在、国際スズキメソード音楽院教授を務めるなど、後進の指導にも力を注いでいる。

東 誠三 プロフィール

本格派ピアニストとして、近年ますます充実した活動を展開している東誠三の音楽は真摯なアプローチから生まれる洒脱な音色と生命力あふれるダイナミズムによって、各地の聴衆の心を捉えて離さない。

1962年に生まれ、スズキ・メソードの片岡ハルコ氏の下でピアノの基礎教育を受けた後、東京音楽大学付属高校から東京音楽大学へと進む。名教師として名高い、故・井口愛子をはじめ、野島稔、中島和彦の各氏に師事。1983年日本音楽コンクール優勝で注目を浴びた後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学し、J.ルヴィエ、J.C.ペヌティエ氏らに師事。数多くの国際コンクール(1986年日本国際、1987年ポッツォーリ(イタリア)、1988年モントリオール(カナダ)、1990年ヴィオッティ・ヴァルセジア(イタリア)、1993年カサドシュ(アメリカ)etc.)に優勝・入賞し、演奏活動に入る。これまでにヨーロッパ、北米、中国でリサイタル、オーケストラと協演。国内では1993年日本フィル定期デビュー(ブラームス協奏曲第1番)の後、NHK交響楽団はじめ仙台フィル、読売日響、東京都響、大阪センチュリー響、九州交響楽団、神奈川フィルなど主要オーケストラにソリストとして招かれ、好評を博す。

近年の活動では、1997年紀尾井ホールでのリサイタルで採り上げた「ショパン:24の前奏曲」の演奏が「この弾き手にしか出来ない、揺るぎない解釈」との高い評価を受け、第24回日本ショパン協会賞を受賞。1999年7月の仙台フィル定期演奏会では、広上淳一(指揮)とラフマニノフの協奏曲第3番を協演し、圧倒的な成功を収めた。

ソロ活動の一方、東は室内楽にも強い意欲を示し、東京フィルのコンサート・マスター三浦章広(Vn)、N響首席の藤森亮一(Vc)と結成した「ボアヴェール・トリオ」での活動をはじめ多くのトップ・ソリストたちと共演し、絶妙なコラボレーションを聴かせている。

CDはソロ盤「ベートーヴェン:悲愴&告別ソナタ、シューベルト:即興曲集」、「ラ・カンパネラ~リスト名曲集」をセイコーエプソンからリリース、また、共演盤も数多く、いずれも好評を博している。

現在は、多忙な演奏活動の中、東京音楽大学、国際スズキ・メソード音楽院、山梨学院大学ミュージックアカデミー、各地のマスタークラスなどで後進の指導にも当たっている。

将来のピアノ界を担う存在の一人として期待を寄せられている。

ライナー・ノート

日本のベテランの中で最も頼れるチェリストの一人、林峰男が、今回のこのディスクでも各々の作品の魅力を十分に演出しようと力を尽くしている。ピアノを担当している東誠三がまた単なる伴奏ではなく、実に積極的に音楽づくりに協力している点も、このディスクが心地よく聴ける一因となっているように思える。チェロ小品であってもピアニストは各曲各々の空気づくりを行おうとする、という時代に、今、わが国は入ってきたようで、これは”音楽”自体を聴こうとしている私などには、とても嬉しいことである。

長谷川武久(ライナー・ノートより抜粋)

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