安芸 晶子
Syoko Aki
製品名:Music from Norfolk ~ノーフォークから
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ヴァイオリンソナタ 第2番ニ短調(MP3,480KB)
型番:TYMK-016
価格:2,730円(税込)
安芸晶子のヴァイオリンは、彼女自身の語り口、彼女にしか引き出し得ない音色で音楽という芸術の神髄を静かな口調で伝えてくれる。
収録されているシューマン・シューベルト・ドビュシー3曲のソナタは、それぞれに作曲者最晩年の、しかも当該分野最後の名作である。
安芸と共演のパネッティのアプローチには一切の誇張はなく、いずれも言葉では言い尽くし得ない作曲者の澄み切った孤高の境地、あるいは人生の無常感を聴き手の心に残す。又、本アルバムのボーナストラックとなっている小品の作曲者ガーシュウィンは、彼女が活動の拠点としているアメリカが生んだ空前の天才であるが、社会の最下層でしたたかに生きる黒人達の哀歓を描く安芸晶子のヴァイオリンが、やさしく、懐かしく胸に沁みてくる。
清冽という言葉を思い起こさせるヴァイオリニストである。
渡米してから40年余り、活動の基盤が米国にある為に、日本に於いて彼女のヴァイオリン演奏に触れられる機会は稀である。
本CDはヴァイオリニスト安芸晶子の音楽を身近に楽しむことの出来るアルバムである。
安芸 晶子(ヴァイオリン)
ジョアン・パネッティ(ピアノ)
5歳よりヴァイオリンを始める。
桐朋音楽大学、アメリカ合衆国のハート大学、イェール大学音楽院に学ぶ
ヴァイオリンを小野アンナ、渡邊暁雄、齋藤秀雄、ブローダス・アール等の各氏に師事。
ソリストとして、小澤征爾、ジェラール・シュワルツ、クシシュトフ・ペンデレッキ、キーン・シェマーホーン各氏等、一流指揮者と演奏活動を行なうほか、ニューヨーク室内管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、ウォータールー・フェスティヴァルオーケストラ、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、シラキュース交響楽団、ニューヘヴン交響楽団、イェール・フィルハーモニー・オーケストラなどでコンサートマスター、ソリストを務める。
また、シモン・ゴルトベルク、ヘンリック・シェリング、 ブローダス・アール、レオン・フレイシャー、 ジャイヌ・ラルド、 ジョアン・パネッティその他、多くの音楽家とコンサートや室内楽に共演。名門イェール弦楽四重奏団のメンバーとして活躍、同楽団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲の録音がグラミー賞へノミネート。
1968年よりイェール大学音楽院教授団の一員として、又、イーストマンスクール、パーチャスのニューヨーク州立大学、1976年からは桐朋音楽大学の客員教授として教鞭を執る傍ら、近年の夏は、ノーフォーク室内楽音楽祭、タングルウッド音楽祭、飯田で開催されるアフィニス・セミナー、松本のサイトウ・キネン・フェスティバル、カナダのブリティッシュコロンビアで開催されるヴィクトリア国際フェスティバルなどへ参加、内外で活躍中である。
作曲家、ピアニスト。作曲をオリヴィエ・メシアン、アルヴィン・エルター、メル・パウエル、ガンサー・シュラー等各氏に、ピアノをオースティン・コンラーデ、ドナルドー・カリー、イヴォンヌ・ロリオ、イローナ・カボシュ、レオン・フレェイシャー、マリア・カルシオそしてウィルヘルム・ケンプフ等の各氏に師事。
スミス大学及びイェール音楽大学より学位取得。ピーボディー音楽院(1957-59年)、パリ音楽院(1963-64年)、フォンテンビュー(1961年)などで学ぶ。
現在、イェール大学と同音楽院の教授として教鞭を執る傍ら、ノーフォーク室内楽音楽祭及びイェール・ミュージック&アート・サマースクールの責任者として尽力。演奏家として全米各地やヨーロッパで公演を行なう他、大学において、国からの賞賛を得た聴力分析プログラムのコーディネイターを務めるなど多方面で活躍中。
清冽という言葉がいちばん似合うヴァイオリニストだなと、録音を耳にした瞬間思った。澄み切った、銀糸のような音色と端正な表現- 一つひとつの音符に考え抜かれた深い意味付けがなされているのに、流れには少しの澱みもない。同系の楽器を使用していることも一因かと思うが、往年の巨匠ジョルジュ・エネスコやシモン・ゴールドベルクが持っていた演奏の気品を、安芸晶子のヴァイオリンは私達に想い起こさせる。
中野雄(ライナー・ノートより抜粋)
Takeshi Kobayashi
Takayoshi Wanami
Toyoko Hattori
Kaoru Chiba
Seizo Azuma
Juro Aoki
Kenta Matsumi
Syoko Aki
Mineo Hayashi
Shigeru Toyama
Nobuko Imai
Shigenori Kudo