ニュースリリース
2018年4月25日
エプソン販売株式会社
チームラボ

エプソンが、デジタルアートミュージアム「EPSON teamLab Borderless」にプロジェクションパートナーとして協賛

- 「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」 2018年初夏開業 -

エプソン販売株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐伯直幸、以下エプソン)は、チームラボ(本社:東京都文京区、代表:猪子寿之)と森ビル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻慎吾)が共同で開業する、「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM :EPSON teamLab Borderless 」にプロジェクションパートナーとして協賛します。2018年初夏に東京・お台場パレットタウン内にオープンする本ミュージアムを、470台のエプソン製プロジェクターで埋め尽くし、チームラボによる幻想的な空間をサポートします。

本ミュージアムは、施設面積10,000m²に世界最大の規模数となる470台のプロジェクターを設置した、圧倒的なスケール感と複雑で立体的な空間が特徴です。境界のないアートでできた世界を、自らの身体をつかって探索して、他者と共に新しい体験を創り出していく、世界に類を見ない全く新しい世界です。

エプソンは、23年連続国内シェアNo.1※1、17年連続世界シェアNo.1※2のプロジェクターメーカーとして、定評のあるレーザー光源プロジェクターの「EB-700U」や、「EB-L1100U」と超短焦点ゼロオフセットレンズの組み合わせによる、これまでにないデジタルアート作品への技術協力を行います。

今回、驚きと感動を届ける、という共通の思いを持ったエプソンとチームラボが、パートナーシップを組み、全く新しい世界でのデジタルアート体験を実現します。

※1:'95~'17年実績 プロジェクター 国内販売台数 富士キメラ総研調べ。

※2:'01~'17年実績 プロジェクター 販売台数FuturesourceConsulting Ltd.調べ。

■本協賛に寄せて

<エプソン販売株式会社 代表取締役社長 佐伯直幸>

世界最大規模数のプロジェクターを導入したデジタルアートミュージアムに、プロジェクションパートナーとして参画できることを大変光栄に思います。

映像は情報を効果的に、また多くの人に同時に伝える力を持っています。さらにプロジェクターは、圧倒的な大画面でさまざまな素材や形状のものにも映像を投写し、自由に映像を表現することができます。空間に花びらが舞ったり、踊る立体的な人物が現れたり、自分の描いた魚が水族館で泳ぎまわったり。このようにボーダレスで自由な映像演出を実現することができるのは、現在においてプロジェクターしかありません。エプソンはプロジェクターのリーディングカンパニーとして、感動の映像体験による空間演出文化を創造してまいります。

そのように考える中、これまでの常識を超越したデジタルアートを世界中に提供し、人々に驚きと感動を与えているチームラボとタッグを組むことができました。世界に類のない新たな文化の発信地としての役割を、本ミュージアムが成し得ることを確信しています。

<チームラボ 代表 猪子寿之>

デジタルテクノロジーは、人間の表現を物質から分離し解放したので、創り手の思いは、モノではなく「ユーザーの体験そのもの」に直接凝縮させていくことができるのではないかと思っています。たとえば、人間は動くことがより自然であるため、人々の体験に直接凝縮させることが作品であるならば、作品自体も人々と同じように動いていても良いのです。プロジェクターで、空間が全て包み込まれるならば、そのようなことが可能になるのです。そして、それは空間のありようを大きく変える可能性を持っているのです。今回、空間がプロジェクターで包み込まれることによって、作品は、部屋から出て通路を移動しはじめ、他の作品とコミュニケーションし、時には他の作品と融合するのです。作品は、他の作品との境界をなくすことができ、そして、人々との境界もなくしていけるのです。人間は、体験によってのみ、価値観が変わる。価値観を変える新しい体験を、創っていけるのです。

今回、「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM :EPSON teamLab Borderless」では、4Kプロジェクターを含んだ470台ものエプソン製のプロジェクターで、面積10,000m²という広大な空間を境界のない作品群で包み込み、世界にまだない新しい体験を創ることを試みます。

【本ミュージアムでの主な使用プロジェクター】

レーザー光源プロジェクター「EB-L1100U」

  • 6,000lm(ルーメン)の明るさに加え、4K相当の高画質で、WUXGA対応
  • 無機素材の採用により、20,000時間※3のメンテナンスフリーを実現
  • 高い設置性能で幅広い場所に対応

※3:製品の使用開始時と比較して明るさが50%低減するまでのおおよその時間。大気中に含まれる粒子状物質が0.04-0.20 mg/m³での環境下での使用を想定。使用条件や環境によって時間は変動します。


「EB-L1100U」に
「ELPLX01」レンズを装着

超短焦点ゼロオフセットレンズ「ELPLX01」

  • 狭いスペースにおいて超短焦点で壁面全面に投写が可能で、天井からの隙間(オフセット)を埋めることが可能で、1mの投写距離で134インチの大画面を実現

レーザー光源超短焦点プロジェクター「EB-700U」

  • 4,000lm(ルーメン)レーザー光源による色鮮やかなフルHD高画質
  • 超短焦点レンズ採用により、投写距離は約50cmで80インチの大画面を実現

「EB-700U」

【施設概要】

名称:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

所在地:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン

延床面積:約10,000m²

開業時期:2018年初夏

URL:http://borderless.teamlab.art/jp

ティザー動画:https://youtu.be/9jOFlhMk2K0

※営業時間、チケット販売開始時期、入館料金等については上記ホームページでご確認ください

【チームラボとは】

プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、さまざまな分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート・サイエンス・テクノロジー・クリエイティビティの境界を曖昧にしながら活動している。

チームラボは、アートによって、人間と自然の新しい関係を模索したいと思っている。
デジタルテクノロジーは、物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にした。私たちは、自分たちと自然の間に境界はないと考えている。お互いはお互いの中に存在している。全ては、長い長い時の、境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

47万人が訪れた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」、「ミラノ万博2015」日本館、ロンドン「Saatchi Gallery」、パリ「Maison & Objet」、5時間以上待ちとなった「DMM.プラネッツ Art by teamLab」、シリコンバレー、台湾、ロンドンでの個展、シンガポールで巨大な常設展などアート展を国内外で開催。

2018年5月15日より、フランス・パリにて「teamLab : Au-delà des limites」を開催。また2018年初夏に森ビル株式会社と共同でお台場・パレットタウン大観覧車下に「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」を開業。

チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア・シドニー)、南オーストラリア州立美術館(オーストラリア・アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(トルコ・イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(オーストラリア・メルボルン)に永久収蔵されている。

チームラボ:http://teamlab.art/jp/

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。