『M-G370』(コネクター面)
『M-G365』(マーキング面)
セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび高性能な6軸センサーの慣性計測ユニット(IMU)※1の新製品『M-G370』および『M-G365』を開発、サンプル出荷を開始しました。両機種ともに、2018年末の量産を予定しています。
エプソンは2011年にIMU製品を発売して以来、さまざまなアプリケーションに採用され、多くの実績と高い品質により、市場から高い評価を得ています。近年、精密農業・ICT建機・無人機などの自動運転・自動制御のニーズが高まっており、今後の本格的な自動運転を実現するために必要なFOG※2クラス性能と高品質・量産性に優れた新製品を開発しました。また、従来製品(M-G364/354)と上位互換性を維持しているため、容易に性能のアップグレードが可能です。
自動運転・自動制御(精密農業・ICT建機 など)、無人機(産業ドローン・地上車・海底探査 など)、ナビゲーションシステム(GNSS※9、INS※10、高精度ロケータ)、カメラ・アンテナなどの制振制御、産業機器・車両の振動・角度・軌道計測、など
製品型番 | M-G370 | M-G365 | |
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検出範囲 | 3軸ジャイロセンサー | ±450 °/sec | |
3軸加速度センサー | ±4G / ±10G | ||
精度・安定性 | ジャイロバイアス安定性 | 0.8°/hr | 1.8°/hr |
角度ランダムウォーク | 0.06°/√hr | 0.08°/√hr | |
感度直線性 | 3軸ジャイロセンサー | 0.05 %FS(<300 °/sec) | |
3軸加速度センサー | 0.1 %FS(<5 G) | ||
出力分解能 | 16 / 32bit | ||
デジタルシリアルインターフェイス | SPI / UART | ||
工場出荷時での内部補正 (補正温度範囲:-40~85℃) |
バイアス、感度直線性、軸間アライメント | ||
出力データレート | ~ 2,000 Sps | ||
校正・動作温度範囲 | -40℃ ~ +85℃ | ||
消費電流 | 16mA @ 3.3V | ||
姿勢角出力機能 | - | 傾斜角(X/Y軸)、 オイラー角(Roll/Pitch) |
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その他の機能 | 外部トリガー入力など | ||
サイズ | 24 x 24 x 10mm | ||
重量 | 10g |
※本概仕様は、予告なく変更される場合があります。
本製品の詳細情報は下記ホームページをご参照ください。なお、ホームページからのお問い合わせも可能です。
URL:https://www.epson.jp/prod/sensing_system/
セイコーエプソン株式会社 MSM推進プロジェクト 電話:0266-61-0614(直)
セイコーエプソン株式会社 営業本部 デバイス営業部 電話:042-510-5775(直)
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。