ニュースリリース
2017年4月21日
エプソン販売株式会社

荒木経惟の写真展 『花遊園(かゆうえん)』をエプサイトにて開催

- 和紙を使ったインクジェットプリントが創り出す、花と人形の「楽園」 -

エプソン販売株式会社(社長:佐伯直幸、以下エプソン)は、6月10日(土)から6月29日(木)まで、エプソンイメージングギャラリー エプサイト(東京都新宿区)で、荒木経惟氏の写真展『花遊園』を開催します。


©NOBUYOSHI ARAKI

荒木経惟氏は、"アラーキー"の愛称でも親しまれる世界で最も著名な写真家のひとりです。ここ10年、愛猫チロを喪い、いくつもの病魔に襲われながらも、その全てを写真へと向かう原動力に変え、今年5月の喜寿を目前に、凄まじいほどの写欲で撮影を続けています。

今回エプサイトで開催する写真展『花遊園』は、ここ数年、荒木氏の新たな作品群に加わった、自室の一角に花と人形で創り出す「楽園」シリーズのひとつです。

本展のために撮り下ろされた新作では、絢爛に咲く絶頂期から徐々に枯れゆく<花の時間>、荒木氏によって改造されペイントを施されたりしながら姿を移ろわせていく人形や怪獣などの<フィギュアたちの時間>、窓から差し込む自然光がもたらす<太陽の時間>、そしてそれらを呼吸するように写真を撮る<荒木氏本人の時間>が溶けあい、濃厚な物語を生み出します。

写真のふくよかな時間の揺らぎを伝えるため、制作には、独特の風合いでやわらかな空気感をもたらす「和紙」が選ばれました。

和紙を用いたプリント制作について、本展のキュレーターを務める本尾久子氏は、「古来からの営みと関わりあってきた和紙は、キュレーターの視点でみれば、歴史的考察や伝統的な表現手法と紐づいてインスピレーションを覚醒させ、またギャラリストの立場からすると、新しい市場の広がりを予感させる。昔ながらの産物でありながら、多様に現代のクリエイティヴの現場を刺激するところが面白い」と語ります。

荒木氏とインクジェットプリントとの付き合いは、1998年にエプサイトが誕生して以来、約20年にわたります。この間、エプソンの顔料テクノロジーは豊かで滑らかな階調表現の実現、高速化に加え、和紙など多彩な用紙への対応力向上など格段の進化を遂げました。本展のプリント制作には、最新の大判プリンター「SC-P2005PS」、用紙には、アワガミファクトリー社製「楮(こうぞ) 厚口 白」が用いられます。

■荒木経惟写真展『花遊園』の開催概要

  • 開催日時:
    2017年6月10日(土)~6月29日(木)
    10:30~18:30 最終日は14:00まで 日曜休館 祝日は開館 入場無料
    ※本展覧会期間中は、通常よりエプサイト開館時間を30分延長いたします。
  • 会場:
    エプソンイメージングギャラリー エプサイト(東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階)
  • ギャラリートーク:
    本写真展のキュレーター本尾久子氏によるギャラリートークを予定しています。
    6月10日(土)1回目14:00~ 2回目16:00~
    ※詳細は決定次第ホームページにてご案内いたします。
    URL:http://www.epson.jp/epsite/

荒木経惟氏 プロフィール

1940年東京都生まれ。1964年に「さっちん」で第1回太陽賞を受賞。1970年の『ゼロックス写真帖』以降、およそ500冊の著作を発表。71年、妻・陽子との新婚旅行を写した「センチメンタルな旅」で「私写真」を宣言する。近年では、「画狂人」を自称した北斎にちなみ「写狂老人A」を名乗る。2017年は、1月の「Last by Leica」「淫春」(art space AM)を皮切りに、7月に東京都写真美術館、東京オペラシティでの大規模な個展を同時開催するなど、国内外で10本以上の個展を展開。妖艶な花々や緊縛ヌード、東京の街、飼い猫など、様々な被写体から強烈なエロスとタナトスが漂う独特の写真世界を確立して、幅広い世代から支持を受け、日本を代表する写真家として世界的に華々しい活躍を続けている。

以上

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