ニュースリリース
2016年11月15日
セイコーエプソン株式会社

「ドライファイバーテクノロジー(乾式紙再生技術)の開発」が「2016年(第26回) 日経地球環境技術賞」を受賞


授賞式の模様

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)の「ドライファイバーテクノロジー(乾式紙再生技術)の開発」が、このほど日本経済新聞社主催「2016年(第26回)日経地球環境技術賞」優秀賞を受賞しました。

表彰式は、11月14日(月)午前11時より、日本経済新聞社本社(東京都千代田区)で行われ、当社社長の碓井 稔が表彰盾を授与されました。

【賞名】

2016年日経地球環境技術賞 優秀賞

【受賞対象】

ドライファイバーテクノロジー(乾式紙再生技術)の開発

日経地球環境技術賞は、地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、生態系の乱れ、砂漠化、海洋汚染、廃棄物処理など、いわゆる地球環境問題に関する調査、研究、技術開発について独自性、将来の有望性や実現性などを総合判断し表彰するもので、本年で26回目となります。

今回、受賞対象となった「ドライファイバーテクノロジー(乾式紙再生技術)」は、使用済みの※1を原料として、水を使わずに機械的衝撃で綿状の紙繊維に戻し、文書情報を完全に抹消したうえで、結合・成形して新しい紙を生産する技術で、選考基準である(1)地球環境保全への貢献度、(2)研究・技術の独自性、(3)技術の実現性、普及の可能性、(4)社会へのインパクトに合致したものです。

※1 一般コピー用紙(A4、A3)を原料として使用できます。

■ドライファイバーテクノロジー

ドライファイバーテクノロジーは、繊維化、結合、成形という3つの技術から構成されています。

【繊維化】

独自に開発した機構による機械的衝撃で、水を使わずに使用済みの※1を綿のような細長い繊維へ変え、文書情報を抹消します。

【結合】

繊維化した材料に、さまざまな結合素材を用いることで、用途に合わせて、紙製品の結合強度や白色度を向上したり、色、香り、難燃などの機能を付加したりすることができます。

【成形】

密度や厚み、形状をコントロールして成形することで、A4やA3のオフィス用紙、名刺用紙など、用途に合わせて、さまざまな厚み・サイズの紙を生産することを可能にします。

エプソンは、このドライファイバーテクノロジーを活用し、世界で初めて※2の乾式オフィス製紙機※3「PaperLab(ペーパーラボ)」を開発、2016年内の商品化を目指しています。

  1. ※1 一般コピー用紙(A4、A3)を原料として使用できます。
  2. ※2 2015年11月時点、「乾式オフィス製紙機の開発」において世界初(当社調べ)。
  3. ※3 機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。

■ドライファイバーテクノロジーの詳細はこちら:

http://www.epson.jp/technology/paperlab/

■日経地球環境技術賞の詳細はこちら:

http://www.nikkei-events.jp/chikyu-kankyo/

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。