ニュースリリース
2016年11月11日
セイコーエプソン株式会社

「平成28年度関東地方発明表彰」で、GPSソーラーウオッチの発明が「文部科学大臣賞」を受賞


授賞式の模様

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)が開発したGPSソーラーウオッチ「ASTRON(アストロン)」の発明(特許第5493527号)が、このほど公益社団法人 発明協会が主催する「平成28年度関東地方発明表彰」において、「文部科学大臣賞」を受賞しました。

表彰式は、11月10日(木)、ホテルメトロポリタン高崎(群馬県高崎市)にて行われ、文部科学大臣賞受賞者の藤沢 照彦と実施功績賞受賞者の代表取締役社長 碓井 稔(代理:執行役員 知的財産本部長 髙畑 俊哉)に表彰状が授与されました。

大正10年に開始した地方発明表彰は、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分け、それぞれの地方から生まれた、優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰する制度です。

今回表彰の対象となった発明は、ソーラーパワーのみで駆動するGPSソーラーウオッチが、2万km上空のGPS衛星からの信号を捉えて「位置情報」と「時刻情報」を取得し、地球上どこにいても該当するタイムゾーンの正確な時刻を表示する、というものです。エプソンが開発し、2012年9月に世界初となるGPSソーラーウオッチ「ASTRON」としてセイコーウオッチ株式会社(社長:服部 真二)より発売され、大変ご好評をいただいています。

【受賞および受賞者】

<文部科学大臣賞>

藤沢 照彦
セイコーエプソン株式会社 ウエアラブル機器事業部WP企画設計部 課長

<実施功績賞>

碓井 稔
セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長

【発明内容】

本発明の構成では、ムーブメントとカバーガラスの間の空間に、文字板の外周に沿ってリング状のアンテナを配置しました。さらに、アンテナの上部を非導電性の部材(ベゼル、ダイアルリング)で覆うことで、文字板方向からの電波に対する広い指向特性と高い感度を、また腕時計としての高品位の外観を同時に実現しています。

この構成によって、電波の届きにくい都会のビル街や、腕に付けた状態での動作中や移動中など、受信に厳しいとされる状況での電波受信を可能としました。また、ソーラーパネルの発電面積を最大化し、GPS機能に必要なエネルギーを確保しています。


図1:本発明のGPSソーラーウオッチの構造


図2:厚さ12.4mmまで薄型化した最新モデル

なお、同表彰において、「ディスクの貼り付きを防ぐ搬送機構」(特許第4375425号。CD/DVDデュプリケーターPP-100シリーズのアーム機構AcuGripの構造)が、長野県発明協会会長賞を受賞しています。

【受賞および受賞者】

<長野県発明協会会長賞>

川上 秀樹
セイコーエプソン株式会社 プリンター事業部プリンター企画設計部 主事

参考

■GPSソーラーウオッチ「ASTRON」製品についてはこちら:

https://www.seiko-watch.co.jp/astron/

■発明協会HP「発明協会の表彰事業」の詳細はこちら:

http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/top/hyosho_top.html

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。