セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび、インクジェット技術を活用した産業用デジタル印刷機器のショールーム機能を兼ね備えた営業・顧客サポート拠点を京都リサーチパーク(京都府下京区)内に新設します。拠点の名称は「エプソン 京都デジタル捺染センター」とし、7月よりインクジェット捺染印刷機「モナリザ」の営業・顧客サポート拠点として活動を開始します。
インクジェット捺染印刷機は、自由なデザイン表現を可能とし、多品種・少量生産に短納期で対応でき、環境負荷も低く、オンデマンドでのサンプル作成にも適しているため、繊維業界での評価が高まっています。特に、染色業を含め繊維産業が盛んなイタリアでは、高品質・高級ブランド商品を中心にインクジェット捺染の比率が近年飛躍的な拡大を見せています。
エプソンは、プリンター事業で培った独自のインクジェット技術「マイクロピエゾテクノロジー」を生かし、2003年にイタリアのロブステリ社(社長:ロブステリ、本社:Via Firenze 3, 2279 Villiaguardia (como) Italy)とインクジェット捺染印刷機「モナリザ」を共同開発し、その高精細な印刷と高い生産性は高級アパレルメーカーを中心に高い評価を得て、インクジェット捺染文化の浸透や繊維業界の振興に貢献してきました。
このたびエプソンは、国内におけるモナリザの営業・顧客サポートを一層強化するため、繊維産業が盛んな近畿・東海・北陸・中国地方へのアクセスが良好で、染色関係企業の集積地である京都に新拠点を設立します。モナリザの販売促進活動や保守点検などのアフターサービスを行う拠点であると同時に、モナリザのショールーム機能も兼ね備えています。
ショールームにはモナリザを常設展示しており、購入を検討しているお客様はデモプリントおよびサンプルの作成により、その性能を確認することが可能です。お客様が現場にモナリザをスムーズに導入・安定稼動できるよう、トレーニングサービスも提供します。さらにはデザイナー、アパレルメーカーが直接デザインを持ち込んでサンプル作成ができるサービスも提供する予定です。
京都は日本の伝統文化の中心地であり、そこに息づく伝統技術と最新の技術が融合することで新しい価値を創造してきた町です。京都リサーチパークは、地区内にある産業支援機関や研究機関と連携の下、新たな成長分野での新産業創出拠点、産学公連携拠点として発展し続けています。昨年11月には、伝統産業と先端産業を融合させ新たな「京都ブランド」の創出とイノベーションを支える人材育成を行なう、京都市産業技術研究所「知恵産業融合センター」も創設されました。エプソンは、こうした先進的な事業環境の中で、知恵産業融合センターとも連携し、伝統や歴史に培われた文化・技術を継承するとともに、インクジェット捺染の特長を生かした新たな捺染文化の発信を通じて、日本の繊維業界の興隆への貢献を目指します。
エプソンは、2015年度における会社としてのありたい姿を定めた長期ビジョン「SE15」において、商業・産業分野を、独自のインクジェット技術「マイクロピエゾテクノロジー」を核に、強みを発揮して成長が見込める重要な事業領域と位置付けています。今後もその取り組みを強化し、さまざまなお客様に感動をしていただける商品・サービスを提供してまいります。
| 名称 | エプソン 京都デジタル捺染センター |
|---|---|
| 住所 | 京都市下京区中堂寺南町134番地 京都リサーチパーク内KISTIC1F |
| 面積 | 104.72m2 |
| 活動内容 | インクジェット捺染印刷機「モナリザ」の営業および顧客サポート活動など |
| 従業員数 | 5名 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(土日祝祭日を除く) |
| お客様連絡先 | 電話:0266-62-7065(直)/Fax:0266-61-1846 (当社 長野県諏訪南事業所) E mail:MLinfo@exc.epson.co.jp |


モナリザの詳しい製品情報は、下記をご参照ください。
http://www.monnalisatdp.com
京都リサーチパーク(KRP)は1989年に全国初の民間運営による都市型インキュベーション施設として誕生しました。企業の多様なニーズにかなうオフィススペースの提供、実験研究設備の整備や、ビジネス支援、交流・コラボレーションなどさまざまな局面から企業の成長のための支援をしています。現在は250を越える企業・団体が入居し、KRP地区の魅力の源泉となっています。
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。