2011年5月17日
E Ink Holdings Inc.
セイコーエプソン株式会社

E Inkとエプソン、世界最高解像度300dpiの
電子ペーパータブレットが実現できる
「高精細電子ペーパーデバイス」を共同開発

E Ink Holdings Inc.(元太科技工業、本社:台湾新竹市 社長:Scott Liu、以下E Ink)とセイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市 社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび、電子ペーパーディスプレイおよびその表示制御プラットフォームからなる、世界最高解像度300dpiの電子ペーパータブレットが実現できる「高精細電子ペーパーデバイス」を共同開発しました。電子ペーパー端末メーカーはこのデバイスを採用することで、高精細の電子ペーパータブレットを短期間で効率的に開発することが可能になります。

電子ペーパーを搭載した電子書籍端末は、紙に印刷したようなくっきりとした表示で読みやすく、低消費電力で薄くて軽いなどの特長があることから、ユーザーより高い評価を得て、その市場は飛躍的に拡大しています。さらには近年、電子ペーパーの特長が生きる、大量の情報を正確に高速で表示することが必要な分野における利用要望も高まっています。特にビジネス・教育用途では、複雑で精細な図面、イラスト、漢字などを滑らかな階調表現で正確に表示するために、現在の160dpi程度からのさらなる高精細化、また、膨大な情報を瞬時に閲覧するために高速でのページ送りや快適な操作性が求められていました。

このような市場要望に応えるため、E Inkは世界最高解像度300dpiの高精細電子ペーパーディスプレイを、エプソンはその高速表示や快適な操作性を可能にする表示制御プラットフォームを開発し、高精細の電子ペーパータブレットが実現できる「高精細電子ペーパーデバイス」として、電子ペーパー端末メーカーに供給を開始します。このデバイスを搭載した電子ペーパータブレットは、従来の電子書籍端末と比べて、読みやすさ、使いやすさが格段に向上するため、膨大な量の情報処理が求められるビジネス・教育用途や、日本や中国など漢字圏での普及が期待されます。

E Inkとエプソンの役割および製品概要は次のとおりです。

<E Ink>

E Inkは、新たに開発した世界最高解像度300dpiの電子ペーパーディスプレイ(9.68インチ、2400×1650画素)の製造・販売・サポートを行います。紙のような表示で読みやすく低消費電力で薄くて軽いなど、電子ペーパーの特長を最大限に引き出した高精細ディスプレイです。

<エプソン>

エプソンは、E Inkの高精細電子ペーパーディスプレイの表示制御に最適な「高精細・高速表示制御プラットフォーム」の製造・販売・サポートを行います。これは表示コントローラーIC、アプリケーションプロセッサー、システム用電源管理IC、ファームウェアを高度なレベルで統合し、さらにプリンター事業で培った高画質を実現する画像処理技術を組み込んだ表示制御プラットフォームで、高精細電子ペーパー端末におけるページ送りの高速化をはじめ快適な操作性・表示制御を可能にします。

今後もE Inkとエプソンは連携して、技術開発、製品ラインアップの拡充、顧客サポートを行い、ビジネス・教育市場における電子ペーパー端末の普及を促進してまいります。

※ 2011年5月9日時点、電気泳動方式の電子ペーパーを搭載した電子書籍端末において(E Inkおよびエプソン調べ)

【試作品の出展予定】

E Inkとエプソンが共同開発した「高精細電子ペーパーデバイス」の試作品は、5月15日~20日にアメリカのロサンゼルスで開催されるディスプレイ関連の展示会「SID」のE Inkブースに出展予定です。

SID公式ホームページ http://www.sid.org/


開発支援ボード

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。