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EPSON


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ニュースリリース
2010年10月27日
セイコーエプソン株式会社

電子ペーパー端末の性能を大幅に向上させる
「高精細・高速表示制御プラットフォーム」の提供を開始

~ レーザープリンター同等の高画質、高速書き換えを実現 ~

製品写真一覧

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび、レーザープリンターと同等の高画質で、高速書き換えを実現させる電子ペーパー端末向け表示制御プラットフォームを開発し、2011年4月より電子ペーパー端末メーカーに提供を開始します。この表示制御プラットフォームは、電子ペーパーディスプレイの表示駆動制御において核となるIC部品などのデバイスおよびファームウェアをシステムとして最適化したものです。

電子ペーパー端末メーカーは、本表示制御プラットフォームを採用することで、レーザープリンターと同等の高画質で、高速書き換えが可能な電子ペーパー端末を、短期間で効率的に開発することが可能になります。特に、高精細・高速表示が要求されるビジネス・教育向け製品の開発も容易になります。

エプソンは、電子ペーパーで主流となっているE Ink Holdings Inc.(元太科技工業、本社:台湾新竹市 社長:Scott Liu)と連携し、電子ペーパーディスプレイに対応した表示コントローラーICにおいて、シェアNo.1サプライヤーとして実績を積み重ねてきました。また、10年以上にわたり電子ペーパー関連の研究開発を継続しており、そこで蓄積した技術ノウハウとともに、この業界で先行する特許を数多く保有しています。

通常、高性能な電子ペーパーディスプレイを実現するためには、この表示コントローラーICに加えて、その周辺デバイスやファームウェアをシステムとして最適化することが不可欠です。しかし、現状の多くの電子ペー パー端末メーカーでは、各メーカーのデバイスを組み合わせ、その限られた範囲で最適化を図っていることが一般的でした。さらには、現在の電子ペーパーディスプレイを搭載した電子書籍端末は、160dpi程度の解像度が主流ですが、より高精細な表示、高速での書き換えのニーズが高まってきています。

こうした状況に対応するため、エプソンは高い市場シェアを占める表示コントローラーICや長年の研究開発で培った強み・ノウハウを基に、主要デバイスであるアプリケーションプロセッサー、システム用電源管理IC、ファームウェアを高度なレベルで統合し、さらにプリンター事業で培った高画質を実現する画像処理技術を組み込み、高精細電子ペーパーディスプレイ向けに最適な表示制御プラットフォームを開発しました。

本表示制御プラットフォームでは、電子ペーパーディスプレイの表示駆動制御において、従来の電子書籍端末とは異なる新しい方式を開発・採用しています。エプソンの新しい表示方式は、プリンター事業で培った高画質・高速の画像処理技術を生かしたもので、300dpi以上の高精細電子ペーパーディスプレイの高速書き換えを可能にします。

これにより、本表示制御プラットフォームと高精細電子ペーパーディスプレイを搭載した電子ペーパー端末は、複雑な表示が必要な漢字や図面、数式、滑らかな階調表現が求められるイラスト、絵、写真などが格段に見やすくなるとともに、既存の電子書籍端末よりも高速のページ送りが可能になります。また、センサーなどと組み合わせることにより、ビジネス用途で重要となる快適な手書き入力環境を実現します。このように、読みやすさ、使いやすさが格段に向上するため、膨大な量の情報処理が求められるビジネス・教育用途や、日本や中国など漢字圏での電子ペーパー端末の普及が期待されます。

エプソンは、従来の強みである電子ペーパーディスプレイ用表示コントローラーICビジネスに加え、本表示制御プラットフォームを、長期ビジョンSE15で定めた「省・小・精の技術を究め極めて、プラットフォーム化」を実現する電子デバイス事業の一つと位置付けています。今後もエプソンは電子ペーパー関連デバイスのリーディングカンパニーとして、電子ペーパー端末の性能向上と新たなビジネス用途の開発など、電子ペーパー端末の普及と市場拡大に大きく寄与してまいります。

※ 調査会社による2009年の電子書籍端末出荷実績およびエプソンの2009年の表示コントローラーICの出荷実績数量に基づき、エプソンが算出したものです。

■電子ペーパー端末向け表示制御プラットフォーム システム構成図

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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