- 光学ビューファインダーを代替、デジタルカメラの小型・薄型化を実現 -

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔)は、電子ビューファインダー向けに、0.47型でSVGA解像度(800×RGB×600)、144万画素の高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル(以下HTPS:High Temperature Poly-Silicon)を開発し、このほど量産出荷を開始いたしました。
新製品はミドル~ハイエンド向けデジタル一眼カメラの電子ビューファインダーを主なアプリケーションとして、今後カメラメーカー各社に採用を働きかけていきます。
デジタルカメラ市場は、市場の拡大とともに撮像素子の高解像度化をはじめとする技術競争や価格競争が激化しています。このような市場環境のなか、カメラメーカーはさまざまな付加価値をつけた製品の投入で市場の活性化に努めています。また、近年ではより高性能・高画質を求めるユーザーがコンパクト機から一眼機への買い替えや買い増しをするケースが増加しており、デジタル一眼カメラにはさらなる小型化・薄型化、動画撮影対応などのニーズが高まっています。
当社新製品はこうした市場のニーズに対応し、これまでにないデジタル一眼カメラの実現を可能とする製品です。
これまでは光学ビューファインダーを代替できるような精細さ、ピントが確認できるような微細さを実現できる電子ビューファインダーが存在しませんでした。このほど当社が開発したHTPS技術を使った新製品ではこれが可能であるうえ、液晶をアナログ駆動することで、豊かな階調表現や自然なボケ味も再現できます。当社新製品を搭載することにより、光学式ビューファインダーでは必要となるミラーやペンタプリズムが不要となり、カメラ本体の大幅な小型化・薄型化が可能となるほか、意図した画像がそのまま撮影できるなど多くのユーザーメリット実現に貢献します。
またカラーフィルター方式の採用により、動きの速い被写体撮影や、流し撮りの際に他方式で発生しがちなカラーブレークアップ現象を発生させません。
当社は長年高精細、高解像度が要求されるプロジェクター分野においてシェアNo.1企業としてHTPSパネルの開発を続けてきましたが、上記のようなデジタルカメラ市場ニーズに対してこれまで培ってきた技術を応用し、今回新たな製品を発表しました。
当社では今回の新製品をはじめとする、電子ビューファインダーなど1枚のディスプレイでフルカラーを表示する小型・高精細なHTPSパネルを“ULTIMICRON”シリーズと命名し、今後さらなる高解像度化、高画質化、小型化などを進めたラインナップ展開をはかり、拡大するデジタル一眼カメラの市場などへ提案していきます。
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| 名称 | L3F04S-80300 |
|---|---|
| 液晶方式 | TN型有機配向 |
| カラー表示方式 | カラーフィルター(RGBストライプ) |
| 有効画素数 | 800 x RGB x 600 (SVGA) |
| 画面サイズ(対角) | 0.47型(1.2cm) |
| 画素ピッチ | 12(4xRGB)µm x 12µm |
| 色域 | sRGBカバー率 92% |
| コントラスト | 280:1 |
| バックライト有無 | 有 |
| 表面輝度 | 460 cd/m2 |
| 表示色 | 約1,677万色 |

HTPSの特長をより理解していただくために、HTPSのホームページを公開しております。URLは http://www.epson.jp/device/htps/ です。
当新製品につきましては、11月18日(水)~11月20日(金)まで幕張メッセで開催されます国際放送機器展、InterBEE2009にてご紹介させていただく予定です。当社ブースはホール8、ブース#8205です。是非ご来場ください。 詳細は上記当社ホームページ内でご覧いただけます。
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。