
E Ink専用電子ペーパーコントローラーIC『S1D13522』
セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、このたび、E Ink社製電子ペーパーディスプレイ(Vizplex™) の描写を高速化、かつ部分書き換えができる専用コントローラーICの新製品として 『S1D13522』をE Ink社(米国 ボストン マサチューセッツ州) と共同開発、2010年1月より量産開始します。本製品のサンプル価格(税別)は1,900円、月産10万個以上の生産を予定しています。
本製品は、飛躍的に市場拡大が期待される電子書籍、電子タブレットなどのアプリケーションに向けて、従来製品「S1D13521」では外付け部品として必要であったフレームバッファー(SDRAM)を内蔵し、「Waveform」(制御信号)用のシリアルフラッシュメモリーをオプション化することで周辺部品を削減し、表示システムの省スペース化を実現しました。また、電子ペーパーディスプレイ用の電源ICとのインターフェースを持ち、ディスプレイのステータス(パネルID)を自動で読み込む機能を持たせ、よりディスプレイとの親和性を向上させています。
また、従来製品と同様の当社独自開発の高性能ディスプレイエンジンを搭載し、表示機能を踏襲するとともに、画像合成機能(ピクチャーインピクチャー、透過表示機能等)を付加することで、ホストCPUに負荷をかけず、さらなる表現力の向上を可能としています。
本製品を搭載することにより、電子書籍などにおけるユーザーインターフェース(ペン入力、キーボード入力など)が飛躍的に改善されるとともに、表示システムを最適化することでE Ink社製電子ペーパー採用の幅広いアプリケーションの開発に大きく貢献します。
なお、本製品の評価キット「AM350」は、E Ink社より販売される予定です。
『S1D13522』に関するドキュメントなどの詳細情報につきましては、 http://www.epson.jp/device/semicon/product/lcd_controllers/ をご覧ください。
10月28日~30日開催の「FPD International 2009」(会場:パシフィコ横浜)、E Ink社ブースに本製品のデモ実演を行いますので、ぜひご来場ください。
※フラッシュメモリー未実装時は、ホストCPU側からWaveformデータを入力
以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。