エプソントヨコム株式会社(社長:宮澤 要)は、中国(無錫市)の工場である![]()
(EPSON TOYOCOM (WUXI) CO., LTD. 総経理:志野 英男)の新工場棟の地鎮祭を、9月20日午前10時(現地時間)から同社内で執り行いました。
新工場の竣工は、2008年4月を予定しております。
地鎮祭には、エプソントヨコム株式会社の代表取締役社長 宮澤 要(みやざわ かなめ)や弊社関係者、工事関係者など約40名が出席し、工事の安全と無事完成を祈願いたしました。
本工場の増設は、特に小型高性能のAT振動子/発振器(*1)の生産能力の増強を目的として、タイ工場での新工場建設と併せて、海外主要3大生産拠点の構築の一環として実施いたします。
これにより、2009年度には小型高性能AT振動子/発振器分野でのシェアを3分の1とすることを目標に、生産能力を順次増強し、弊社の得意分野である音叉型水晶振動子に並ぶ、もう1本の事業と柱としてまいります。
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(EPSON TOYOCOM (WUXI) CO., LTD.)
・董事長: 丸山 三明
・総経理: 志野 英男
・所在地: No.36 Changjiang Road Wuxi National Hi-Tech Industrial Development Zone, Jiangsu Province, China ZIP 214028
・工場建物の増設(述べ床面積=8,640m2)
※増設により述べ床面積は7,400m2から16,040m2へと増加
・人員: 約800名から約1,800名へ増員予定
・着工: 2007年10月
・竣工: 2008年4月
清水建設(中国)有限公司
約13億円(工場建物の建設)
携帯電話をはじめとした多くのデジタル携帯機器は、小型化、多機能化が進んでいます。それに伴い、通信や信号処理のなどのキー・デバイスとして小型高性能のAT振動子/発振器の需要が飛躍的に増えると予想し、エプソントヨコムはこの分野に集中して設備投資を行います。
また、弊社は、フォトリソ加工(*2)による独自の「QMEMS(*3)」テクノロジーを用いた、生産性の優れた小型高性能水晶デバイスの生産技術を有し、他社との差別化を図りながら、小型高性能のAT振動子/発振器を強化し、増産用設備を導入するためにタイと中国(無錫)の両工場に新工場をそれぞれ建設します。
さらには、セットメーカーより要求の強い災害などに対する生産リスクの分散も重視し、すでに組立てを行う「後工程」の主力工場として稼動しているマレーシア工場に続き、タイ工場と中国(無錫工場と蘇州工場)エリアを増強し、海外での主要3大生産拠点と位置づけ、水晶デバイスの安定供給体制を構築します。
人工水晶のカット角からATと呼ばれ、振動片の上面と下面が逆方向に動くように振動する水晶振動子/発振器です。主に数MHz(メガヘルツ)~数百MHZ帯域の周波数で振動し、各種電子機器に使用されるIC等のクロックや基準信号などに使用されます。
化学薬品で水晶基板や金属膜を溶かし、水晶片の形状や電極を形成する加工方法。機械での研磨加工に比べて、フォトリソ加工には以下の特徴があります。
(1) ICと同プロセスのため寸法精度が高く、小型、高精度の振動子を作ることができる。
(2) 化学的な加工により1枚の水晶ウェハより数百個の水晶片を同時加工できるため、生産効率が高く均一な品質が実現できる。
(3) 水晶片に歪(ゆがみ)が残らないため、長期にわたって安定的な周波数が得られる。
高安定・高精度などのすぐれた特性を持つ水晶素材である「QUARTZ」と、「MEMS」(微細加工技術)を組み合わせた造語です。半導体を素材としたMEMSに対して、水晶素材をベースに精密微細加工を施し、小型・高性能を提供する水晶デバイスを「QMEMS」と呼びます。

記載されている情報は発表日現在のものです。予告無しに生産、販売を終了する場合や、価格、仕様、その他の情報が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。