セイコーエプソン株式会社(社長:花岡清二)は、大判インクジェットプリンタ「MAXART」シリーズの新商品として、新開発MicroPiezoTFヘッドを搭載した64インチ対応のプロフェッショナルビジネスモデル「PX-20000」をはじめとする全7機種を、エプソン販売株式会社(社長:平野精一)を通じ、10月下旬より順次発売します。
今回投入するのは、「PX-20000」のほか、高速POPプリントモード搭載のハイスピードモデル「PX-9550S」「PX-7550S」、ネットワークインターフェイス標準装備のハイクオリティモデル「PX-9500N」「PX-7500N」、新開発顔料インク搭載のRIP専用モデル「PX-9550」「PX-7550」の7機種です。
新商品「PX-20000」は、今年3月に発表した新世代高速ヘッドMicroPiezoTFヘッドを搭載した第1号機で、高画質・高生産性を両立したエプソンMAXARTシリーズのフラグシップモデルです。MicroPiezoTFヘッドは、ノズル集積度が360dpi(従来比2倍)となる高密度化ノズルを実現。従来のマイクロピエゾヘッドの特長を生かしたまま、真円に近いインクドット着弾、着弾位置の精度向上、吐出速度の向上を実現し、プリンタの高画質と高速印刷を実現しています。
さらに「PX-20000」は、新開発の「VM(ビビッドマゼンタ)インクテクノロジー」を搭載。定評の「PX-P/K3インク」の特長はそのままに、新開発の“ビビッドマゼンタ”、“ビビッドライトマゼンタ”インクにより、8色インクでの色再現性をさらに拡大します。これまで色再現が難しかった、深い海の青や彩度の高いピンクに代表される青やマゼンタの色域拡大を実現しました。また、光源環境の違いにより生じる「光源依存性」をさらに低減しました。異なった光源下でも安定した色を保ち、常に高品位な出力物を得ることができます。
「PX-20000」は、自動ノズルチェックシステム(※1)により、ドット抜けを素早く検出、自動ヘッドクリーニングとの組み合わせで常に安定した高画質プリントを実現します。印刷枚数が多い場合や長時間にわたって出力する場合でも、出力中の余計な気遣いや手間をかける心配も不要です。そのほか印刷ビジネスを支えるための特長として、ランニングコストを低減する「大容量インク」(※2)、出力時にメディア情報を記録することで、用紙の途中切替えも安心な「バーコード印刷機能」、内巻きか外巻きかを選択できる「自動巻き取りユニット」、1本でノーマル、ハイテンションの切替えができる「デュアルテンションスピンドル」も備えるなど、ユーザービリティにも配慮しています。
「PX-20000」用には、高い生産性が必要とされるサインディスプレイや出力センターなどビジネスの現場向けに定評のある、ONYX社製ソフトウェアリップを用意。「RipCenter for Epson」、「PosterShop for Epson」、および、「Rip Center」から「PosterShop」へのアップグレード版を発売します。
新商品「PX-9550S/PX-7550S」はハイスピードモデル「PX-9500S/PX-7500S」の後継機種で、それぞれB0プラス/A1プラスに対応したモデルです。従来比1.2~1.5倍(※3)となるPOPプリントモード搭載、プロフェッショナルフォトペーパー<厚手>シリーズ対応、ネットワークI/F標準装備など、機能を向上し、ポスター制作やCAD出力など、高い生産性が必要とされるビジネスや学校教育の現場での要求にお応えします。
「PX-9500N/PX-7500N」はハイクオリティモデル「PX-9500/PX-7500」の後継機種で、それぞれB0プラス/A1プラスに対応したモデルです。新たにネットワークI/Fを標準装備とし、プロフェッショナルの感性をあますことなく再現する高画質スタンダードモデルです。
「PX-9550/PX-7550」はハイクオリティモデル「PX-9500/PX-7500」の上位後継機種で、それぞれB0プラス/A1プラスに対応したRIP専用モデルです。新開発ビビッドマゼンタインクを搭載し、PX-P/K3インクよりも広い色再現領域と光源依存性のさらなる低減を実現しています。
また、今回の新商品投入と合わせて、Windowsプリンタドライバのユーザーインターフェイスを一新し、様々な 機能強化を図っています。(「PX-9550/PX-7550」除く) 大判のPOPやポスター制作時に、わずらわしい用紙サイズ定義をせずに、簡単に拡大・縮小が可能になる、「ロール紙の幅に合わせる」、「アスペクト比を固定」等の機能や、「折り返し擬似両面」、「切り取り線印刷」機能などを追加しました。出力業務に向けては、生産性と操作性を追求する「お気に入り設定」機能を強化し、"用紙種類” ”ページサイズ”についてはグループ別に選択可能になっています。さらに一般用途のプリンタドライバとしては画期的な、印刷情報設定のプリント機能を追加。写真作品向けプロフェッショナル機能として、カラープリント用にも、「カラーサークル」による色の微調整機能を追加し、実画像による印刷プレビューで、調整前後の違いを確認することができるようになりました。
エプソンは、今回の新商品全7機種の投入に加え、プリント活用の幅を広げるメディアの充実や目的に合わせた活用ソフトウェアを各種取り揃えることで、高画質を追及するフォト、ファインアート、デザイン、プルーフ等のプロフェッショナルユーザーから、高い生産性が必要とされるサインディスプレイや出力センターなどビジネスの現場まで、お客様のご要望にお応えし、大判インクジェットプリンタ市場の拡大に貢献してまいります。
| シリーズ名 | 商品名 | 仕様 | 標準価格(税別) | 発売時期 |
|---|---|---|---|---|
| MAXART K3(VM) | PX-20000 | 64インチ対応 新ヘッド、VMインク | 229万8千円 | 2007年 10月下旬 |
| PX-9550 | B0プラス対応、VMインク | 64万8千円 | ||
| PX-7550 | A1プラス対応、VMインク | 34万8千円 | ||
| MAXART K3 | PX-9500N | B0プラス対応 | 59万8千円 | |
| PX-7500N | A1プラス対応 | 29万8千円 | ||
| MAXART | PX-9550S | B0プラス対応 | 59万8千円 | |
| PX-7550S | A1プラス対応 | 29万8千円 |
MAXARTシリーズの販売台数は、新商品全体を合わせて今後1年間で3万台を予定しています。
なお、新商品「PX-20000」は9月21日から27日まで東京ビッグサイトで開催される「IGAS 2007」(※4)に出展いたします。
以上
(※1):本機能は100%ドット抜け防止を保証するものではありません。ドット抜け感知後には自動でクリーニングを実行します。
(※2):同梱インク110ml。
(※3):POPプリントモードの対応用紙は弊社商品カタログならびにエプソンホームページをご参照下さい。
(※4):開場時間 午前10時~午後5時 (最終日は午後4時まで) 会場 「東京ビックサイト」 東京都江東区有明3-21-1
*会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。
*Microsoft、Windowsは米国MicrosftCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。
*Windows®の正式名称は、Microsft Windows Operating Systemsです。
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