世界初、大型(40インチ)フルカラー有機ELディスプレイを開発
エプソン独自のインクジェット技術応用により実現
セイコーエプソン株式会社(社長:草間三郎)は、独自のインクジェット技術を応用し、世界で初めてとなる大型(40インチ)フルカラー有機ELディスプレイの試作開発に成功致しました。
有機ELディスプレイは、自発光材料を使用し、高コントラスト、広視野角、高速応答性など視認性に優れ、薄型軽量が可能な次世代のフラットディスプレイとして注目を集めています。しかしながら、従来、大型TFT(Thin
Film Transistor)基板上への有機層の成膜が困難とされてきたため、有機ELを用いたフラットディスプレイの大型化に対する製造プロセスの技術的見通しは立っておりませんでした。
これまでエプソンは、次世代フラットパネルディスプレイとして注目されている有機ELディスプレイの開発・商品化に積極的に取り組んできましたが、今回、プリンタで培ってきた独自のインクジェット技術を応用し、大型TFT基板に対応した有機層成膜のインクジェットプロセスを開発。大型基板に有機層をインクジェット技術にて一括形成することによって、世界最大サイズ(対角40インチ)のフルカラー有機ELディスプレイのプロトタイプを開発しました。
この大型基板に対応できる有機ELディスプレイの製造プロセスを確立したことにより、有機ELディスプレイの大型化、また、大型TFT基板での多数個取りによる中小型の低コスト化への道筋をつけました。
エプソンでは、有機ELディスプレイは、その特長からモバイル環境からリビング環境までをカバーするエンターテインメント向けのディスプレイに最適のデバイスと考えており、2007年の製品化をめざして開発を進めてまいります。
以上
<40インチフルカラー有機ELディスプレイ プロトタイプの概要>
画面サイズ
対角40インチ
画素数
1280 x RGB x 768dots (W-XGA)
駆動方法
アクティブ・マトリクス
精細度
38ppi
色数
26万色
※ ppi = pixel per inch
<インクジェットプロセスのイメージ図>
プリンタで培ってきたエプソン独自のインクジェット技術を応用し、大型基板に有機層を成膜。
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