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2003年2月19日

エプソンサービス(株)、e-Starpackを全拠点に導入
カスタマーゼロエミッション活動を本格展開


 セイコーエプソングループのエプソンサービス株式会社(長野県松本市神林1563、代表取締役:小口健介、電話:0263-86-7660(代))は、2001年11月にエプソン商品の持ち込み修理*注1サービス拠点の一つである「エプソンサービススポット大阪日本橋」で導入した、e-Starpack(環境対応梱包箱)と配送をパックにした「環境デリバリーパック」による修理品の輸送を他のサービス拠点にも拡大し、このほど全拠点(5修理センター:札幌、日野、松本、福岡、那覇、2サービススポット:秋葉原、大阪日本橋)での本格導入を開始しました。

 お客様からエプソンサービスに届く修理品は、購入時に使われていた専用梱包箱ではなく、自己調達したダンボールと緩衝材を使って梱包されたものが圧倒的に多く、修理後にもこのダンボールと緩衝材を使用することは輸送中の安全を考慮すると非常にリスクが高いため、お客様のご了解をいただいたうえで、これらを廃棄し、e-Starpackに梱包してお届けするというものです。

 このe-Starpackは、100%古紙を圧縮して再生された素材であり、静電対策され、耐久性および耐水性に優れており、何度でも使用できるため、「通い箱」として再利用します。これまでのダンボール箱(内部緩衝材あり)と比較して、梱包資材コストは従来の約55%削減、梱包資材量は従来の1/3に削減することができます。

 さらに、e-Starpackは中に入れる製品を特殊フィルムで固定するため緩衝材不要となっており、従来の輸送箱と比べ梱包にかかる作業時間が大幅に短縮(1梱包当たり約10分→数十秒)できることも大きなメリットです。

 セイコーエプソングループでは、事業活動から出る廃棄物を減らすゼロエミッション活動に全社で取り組んでおり、エプソンサービスでも2002年12月に全拠点でのゼロエミッションレベル1を達成しています。 こうした自社での廃棄物削減に加えて、お客様が当社の商品を受取った後に出てくる廃棄物の量も減らすことができるように、商品の梱包容器や配送システムなどに配慮するカスタマーゼロエミッション活動に力を入れていこうと考えています。

 今回のエプソンサービス全拠点でのe-Starpackの導入も、このカスタマーゼロエミッション活動の一環で、従来は、修理品がお客様のもとに届いた後、お客さまには、かさばるダンボールの梱包箱と緩衝材を保管または廃棄する手間がかかっていましたが、e-Starpackでの納品の場合、お客様にお渡しするのは修理品のみで、梱包していたe-Starpackは輸送業者がその場で引き取るため、これまでの手間を省くことができるうえ、廃棄物の削減にもつながります。 ご利用いただいたお客様からは、環境に配慮し、ユーザーに負担をかけないサービスであると、大変高い評価をいただいています。

 なお、お客様が修理品をエプソンサービスへ届けるために調達した梱包箱や緩衝材は修理完了後の輸送には使用されないため廃棄物となりますが、エプソンサービスの再資源化ルートにのせて資源として再利用されます。 このうち、日野修理センターから出る廃ダンボールはセイコーエプソングループが使用するダンボールとして再生されるシステムを構築しています。

 セイコーエプソングループでは、環境に調和した商品の創出、ゼロ・エミッション活動、省エネルギー活動などの「環境総合施策」を全社的に推進しておりますが、今後は、お客様や取引先様にもご協力をいただくことによって、より一層の地球環境保全活動が推進できるよう、努力してまいります。

以上

*注1:持ち込み修理・・・故障した製品をお客様からお預かりして修理するシステム。修理受付としては、修理センターへの持ち込みまたは送付、お客様のもとへの引き取りのいずれかを選択可能。

●エプソンサービス株式会社:1996年設立。エプソンブランドのプリンタ、パソコン、コンピュータ周辺機器などの修理・サービスおよび、情報機器関連のバリューアップサービス、新規サービスの開発・販売を行なう。

●e-Starpackの特長: 100%古紙板紙Pascoと特殊フィルムの構成により環境対策とコストダウンの両立を実現した梱包箱。従来のダンボールと比較し、板紙密度1.0以上、剥離強度及び剛度が5倍。撥水性、耐水性にも優れ、約100回の使用が可能(内容物、使用方法によって異なる)。通い箱化することによって梱包材使用数量を最大1/10に削減。(梱包材購入コストも削減) 最終的に使用不可能となったe-Starpackはスターウェイ株式会社が引き取り再び同一素材へリサイクルするため環境負荷も軽減されるとともに企業内での廃棄処分及び処理費用も不要となる。

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