極める!プリントテクニック講座

第11回 プリンターを使いこなす〈PX-7V編〉

プリンターの特長を把握しましょう

プロセス1 プリンターの特長を把握しましょう

プリンターの特性 プリンターの特長や進化した機能を知る

空や海の深みのある青を質感豊かに表現したい。人物の肌を美しく再現したい。
PX-7Vは、そのようなこだわりの作品づくりに適した写真愛好家のためのプリンターです。
ここでは、その特長をご紹介します。

新たにブルーインクを搭載して色再現性を高めたPX-7V

天まで見通せそうな抜けるような青空、底知れない深みを感じさせるコバルトブルーの海、透明感のあるなめらかな肌……。人肌から澄んだ青空まで、さまざまな被写体を簡単な操作で色鮮やかに表現できるよう設計されたのがエプソンのPX-7Vです。色再現領域の広さと豊かな階調表現で定評のあるプリンター、PX-G5100/G5300 の設計思想を受け継ぎつつ、画質と使い勝手のさらなる向上を目指して開発されました。

●進化したPX-7Vの高画質テクノロジーと使い勝手

PX-7V PX-G5300
インク PX-G5300 の8 色に加えブルーインクを搭載しており、マットブラックインクと交換して使用可能。各インクの容量も増加。 フォト/マットブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、オレンジの7 色にグロスプティマイザ(透明インク)を加えた8 色構成。
LCCS 色を再現する際の最適なインク配分を実現する技術。
8 色インクで1,840,000,000,000,000,000(184 京)通りもの組み合わせから、 階調性・色再現域・粒状性・光源依存性がそれぞれ最適になるように選び出し、高次元で安定した高画質を実現。
色再現性 彩度とコントラストを際立たせたポジフィルムのような風合いのポジフィルム調(高彩)モードを搭載。顔料機でありながら染料機に負けない鮮やかさを実現。 ポジフィルムのような風合いでプリントするには、Adobe® Photoshop® Elementsなどの画像編集ソフトで色調を補正する必要がある。
操作性 操作パネルを前面に搭載し、天面がフラットな新デザインを採用。プリント後に作品を天面に置いて確認することが可能。 操作パネルは本体天面に搭載されている。
有線・無線LAN 標準対応。設置場所を選ばない。 オプション対応。
スマートフォン対応 スマートフォンやタブレット端末、無線LANケータイからのワイヤレスプリントに対応。
専用アプリのEpson iPrint に対応。
Epson iPrint は非対応。
ヒント SC-PX5V IIとの違いは?

SC-PX5V IIとの違いは?

SC-PX5VIIは、3種類の濃度をもつブラックインク「Epson UltraChrome K3インク」やモノクロプリントの楽しさを体感できる「モノクロ写真モード」を搭載しており、より細かく色を追い込んでいくことができます。そのため、画像編集ソフトなどで作品を作り込みたいという人に向いています。また、落ち着いた仕上がりにしたい作品にも適しています。
PX-7Vは、プリンターの機能を使ってより簡単にきれいな作品をプリントしたいという人に向いています。またグロスオプティマイザインクにより高光沢が得られるので、つややかな写真プリントを行いたい場合にも向いています。

SC-PX5VIIについての詳細を見る

プリンターの特長を把握しましょう