
21世紀に入り、商品のデジタル化やコモディティ化がさらに進み、ビジネス環境は著しく変化しています。現在世界は未曾有の経済不況に直面しており、こうした中、エプソンはあらためて自らの存在価値を問い直しました。それは、経営理念に謳う「世界の人々に信頼され、社会とともに発展する」の実践により、自らが蓄積してきた独自技術・技能、世界的な販売・生産網を駆使し、顧客、市場、技術、社会の動きをいちはやく察知し、お客様にとってなくてはならない、価値ある商品・サービスを創造することです。そして、これを、社員全員が一丸となってやり遂げ、社会の発展に貢献していくことです。
企業は経済的存在であると同時に、共同体的存在であり、また社会的存在(企業市民/地球市民)でもあります。エプソンは、CSR(企業の社会的責任)活動のベースとして、企業行動原則をグループ社員全員に徹底するとともに、外部にも公開しています。これにより、ステークホルダーの皆様とも価値観を共有し、相互の信頼関係に基づき、持続可能な成長をはかることにより、社会的責任を果たして参ります。
エプソンは、現在の大変厳しい経営環境の下、持続可能な発展のため、2015年に向けての新しい長期ビジョン「SE15」を制定しました。創業当時からの強みである「省・小・精の技術」の本質を究め極めて、その独自技術により自らの強みを発揮でき、成長が見込める事業へ経営資源をシフトし、「強い事業の集合体」となって、世界中のあらゆるお客様に感動していただける商品・サービスを創り、作り、お届けすることを基本としています。
これを実現するため、2009年から3ヶ年の「SE15前期 中期経営計画」に基づき、事業レベルから部門、個人まで目標を連鎖させ、たゆみない意識改革・経営革新を通じて事業基盤を再構築し、次代を担う新規事業の育成に取り組んでいきます。
また、エプソンは経営理念、品質理念、環境理念をベースに企業活動を推進し、最小限の環境負荷で、お客様に喜ばれ、信頼される商品・サービスを創りつづけたいという想いを、世界中の社員一人ひとりが実践することをめざします。そして、コーポレートガバナンスの基本に立ち返り、経営の高い透明性と健全性を確保することによって信頼経営を維持・継続して参ります。
代表取締役社長![]()