CSR・環境

トップメッセージ

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お客様にとって、社会にとって、「なくてはならない会社」を目指します

碓井

2017年4月、エプソンは経営理念に「なくてはならない会社でありたい」という文言を加えました。これは、独自の技術で新しいお客様価値を創出し続けて、より良い社会の実現に中心的な役割を果たしていくことの決意を示すものです。私たちの存在意義は、人々が今よりもっと豊かで幸せを感じられる社会を創り上げていくことにあります。企業として利益の確保は不可欠ですが、同時にそれは世の中の人々から信頼され、評価された結果でなければなりません。お客様から信頼を頂いた証しとして持続的に成長し、お客様や社会、パートナー、社員のためになくてはならない存在となることが私たちの目指す姿であり、経営理念の改定に込めた想いです。

私たちが常に重視していることは、お客様や社会のニーズに正面から向き合い、その期待を超えていくことです。「どんな製品であればお客様が利便性や喜びを感じるか」、さらには「より豊かで幸せな社会の実現には何が求められているか」を起点に、自らの強みに立脚し主体的に考え行動することで、エプソンの独創性は育まれます。オフィス用プリンターでは、長くレーザー方式が主流とされてきましたが、お客様は、低コストできれいに、高速に印刷でき、しかも省エネルギーであることを限りなく求められております。

この期待にお応えするには、私たちが長年コンシューマー向けに培ってきたインクジェットの技術を極めるしかないと決意し、幾多の苦難を乗り越え、ラインインクジェット方式の100枚/分の高速複合機を発売することができました。かつてはエプソンもレーザー方式での開発に注力していたのですが、お客様の求めていることに真摯に向き合った結果、強い意志を持って方向転換を決断しました。私たち自身が強みとする技術を極めることで世の中に貢献していくことが、エプソンの存在意義だと考えます。

エプソンは2004年に国連グローバル・コンパクトに参加し、「人権、労働、環境、腐敗防止」に関わる10原則にのっとった取り組みを行ってきています。法規制や企業倫理を遵守し、社会から求められる水準を超えた責任を果たしていくことはもちろん、本業である製品製造を通じた価値創造によりCSR面においてもエプソンらしい独創性を発揮してまいります。その決意のもと、2016年度に社会からのさまざまな要請に対し、より組織的に実効性をもって取り組んでいくため、専任部署である「CSR推進室」を新設しました。これは取締役直属の組織であり、経営との一体感を持ち、これまで以上に組織的な活動を推進してまいります。企業倫理の確立、コンプライアンスの徹底、人権尊重、環境問題への取り組み、多様性尊重などを配慮した企業行動は、私たちが企業活動を行う上での基本です。

私たちは今後も、志を高く持ち、より良い社会の実現に中心的な役割を果たす「なくてはならない会社」を目指し続けます。これまで以上に人々が幸せを感じる暮らしやすい社会を目指し、技術を極め、イノベーションによる新たな価値の創造に挑戦してまいります。

セイコーエプソン株式会社
代表取締役社長
碓井稔