CSR・環境

トップメッセージ

トップメッセージ

お客様にとって、社会にとって、「なくてはならない会社」を目指します

碓井

エプソンは、2016年3月に、10年後のエプソンがありたい姿と向かうべき方向を示した長期ビジョン「Epson 25」を発表しました。これまで築いてきた事業基盤を生かしてさらに飛躍し、「省・小・精の価値で、人やモノと情報がつながる新しい時代を創造する」会社へと変わっていきます。

今後、私たちの社会は情報通信技術の進展により、あらゆる情報がインターネット上でつながるようになり、いわゆるサイバー空間はますます増大していきます。その結果、リアル世界にいるお客様にとっては、このサイバー空間との接点となる製品がさらに重要となります。エプソンは、このようなマクロトレンドを捉え、リアル世界で実体のある究極のものづくり企業として、コア技術で実現する独創の製品を基に、「省・小・精の価値」をご提供していきます。具体的には、お客様の無駄、手間、時間、コストを徹底的に省くこと、お客様の業務プロセスも含めて環境への負荷を劇的に低減させること、お客様の生産性、正確さ、創造性といったパフォーマンスを大幅に向上させるお手伝いなどに取り組んでまいります。

エプソンはこれまでも、製品のご提供を通じ、環境負荷の低減に貢献してきました。例えば、オフィスのプリンターをレーザーからインクジェット方式に置き換えていただくことで、消費電力を節減し、感光体などの廃棄物を削減することができます。アパレル分野では、インクジェット方式のデジタル捺染印刷機や昇華転写プリンターにより、従来の染色工程で必要としていた水使用量を大幅に削減することができました。また、2015年末に発表したオフィス製紙機「PaperLab」は、機器内保湿用のわずかな水だけで使用済みの紙をオフィス内で新しい紙に再生することができるため、従来必要だった紙再生施設への輸送に伴うCO2の発生や紙の溶解に必要な多量の水を削減できます。このようにエプソンは、従来のプロセスを変え、新たな価値を生み出していく独創の製品をこれからもお届けしてまいります。

また、エプソンは2004年に国連グローバル・コンパクトへの参加を宣言し、「人権、労働、環境、腐敗防止」に関わる10原則に沿った取り組みを行ってきています。2015年は「コーポレートガバナンス基本方針」を制定・公表し、2016年6月に監査等委員会設置会社へ移行するなど、透明かつ公正なガバナンス体制と機能の充実・強化に積極的に取り組んでいます。企業倫理の確立、コンプライアンスの徹底、人権尊重、環境問題への取り組み、社員の多様性尊重などの企業行動は、私たちが企業の社会的責任(CSR)を果たす上での基本です。エプソンは、これからも、これらの社会的課題に真摯に向き合い、あるべき姿を追求しながら、お客様や社会にとって「なくてはならない会社」を目指してまいります。今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

セイコーエプソン株式会社
代表取締役社長
碓井稔